あるところに、ニートがいました。
定職に就かず、部屋に閉じこもりの生活です。
適当な時間に起きて、軽く食事を済ませ、パソコンをしながらだらだら過ごし、適当な時間に寝ます。
1日の始まりがいつか、よくわからない生活でした。
すっかり運動不足で、余分な脂肪もつきました。
親との仲もうまくいっていません。
掃除もサボっているため、部屋は散らかっています。
ニートの生活が、もう何年も続いています。
すっかりやつれてしまい、元気がありません。
本人は「もう自分の人生はダメではないか」と思っていました。
将来に明るいイメージが持てず、不安な日々を送っていたのです。
ところが、ある日……。
さて、これは誰のお話でしょうか。
あなたのお話です。
あなたの今の状態を、物語にしてみました。
途中まで、わくわくしながら読んでいたことでしょう。
物語は、ここで止まっています。
「ところが、ある日……」がいいのです。
映画でよくある流れになっています。
これから何かが始まる合図です。
さあ、これから面白くなるのです。
この続きを作るのは、あなたです。
ちょうど今「ところが、ある日……」の部分に差し掛かっています。
この物語の続きを、今から作りましょう。
「ところがある日」から、生まれ変わるのです。