執筆者:水口貴博

自立できる子どもに育てる30の教育法

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学生の仕事は「勉強」だ。

学生の仕事は「勉強」だ。 | 自立できる子どもに育てる30の教育法

私の母は「学生の仕事は勉強だ」と、昔からよく言っていました。

はがきを出すときや自分の個人情報を書くときに、よく「職業」と書かれている欄があります。

私が子どものころは、もちろん何も仕事をしていませんから、この項目はいつもなんて書けばいいのかを悩んでいました。

そこで母に「仕事の欄はどう書けばいいか」と聞くと「勉強と書きなさい」と言っていました。

学生時代の仕事は、勉強をすることです。

学生時代に、無理をして仕事をする必要はありません。

仕事は社会に出れば、朝から晩まで嫌というほどさせてくれます。

勉強は、学生時代にしかできない、学生の特権なのです。

子どもには、学生時代は好きなだけ勉強をさせてあげましょう。

学校だけの勉強に限らず、本人がやりたいと言っている習い事でもかまいません。

どんどん頭の中に知識を詰め込むことは、将来につながります。

朝から晩まで勉強することは、子ども時代にだけは許されています。

いったん社会に出れば、びっくりするくらい勉強する時間がありません。

勉強したくても、勉強する時間がもうないのです。

自立できる子どもに育てる教育法(24)
  • 子ども時代は、一生懸命に勉強をさせてあげる。
子どもの長所は、好きなだけやらせるときに、大きくなる。

自立できる子どもに育てる30の教育法

  1. 子どもは、自分から自立していく。
  2. 勉強は、学校で学ぶ。
    感情は、家庭で学ぶ。
  3. 甘えさせてもいい。
    ただし、甘やかしてはならない。
  4. 「難しい」と答えると、子どもは自立できない。
    「簡単」と答えると、子どもは自立する。
  5. 子どもは、親の真似をする。
    自立した親からは、自立さえも真似をする。
  6. 「痛み」を経験することで、免疫ができる。
  7. 親が笑うと、子どもは安心する。
  8. 子どもの経験を、親が横取りをしない。
    自分のことは、自分でさせるだけでいい。
  9. 子どもに押し付ける親は、失敗する。
    子どもに任せる親が、慕われる。
  10. 「子どもを理解する親」が、愛される。
  11. 育て上手な親は、子どもと「つかず離れずの距離」を取る。
  12. 「ダメな子」と言うと、子どもがダメになる。
    「それでいいんだよ」と言うと、成長する。
  13. 親の口癖は、人生の教訓。
  14. 働く姿を見せると、子どもは自立できる。
  15. 自分の部屋を持つことで「管理能力」を養うことができる。
  16. 自立するために必要なのは、親離れより子離れ。
  17. 子どもにあえてお金を持たせることで、金銭感覚を磨かせることができる。
  18. 「叱る教育」ではなく「褒める教育」をする。
  19. 聞くは一時の恥。
    聞かぬは一生の恥。
  20. 大事な場面での沈黙が、子を育てる。
  21. 勝ち負けより、全力を出し切ったかどうかが大切。
  22. 「大丈夫」と言うだけで、子どもの可能性は広がっていく。
  23. 自分のことを教えてくれる一番の先生は、自分だ。
  24. 学生の仕事は「勉強」だ。
  25. 子どもの長所は、好きなだけやらせるときに、大きくなる。
  26. 「何になりたいか」より「何がしたいのか」。
  27. 家族旅行で、親の自立した姿を見せることができる。
  28. 「自問自答」できる人が、自立する。
  29. 「かわいい子には、旅をさせよ」
  30. 泣きたいときには、泣かせてあげよう。
    泣くことで、子どもは強くなる。

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