執筆者:水口貴博

自立できる子どもに育てる30の教育法

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「自問自答」できる人が、自立する。

「自問自答」できる人が、自立する。 | 自立できる子どもに育てる30の教育法

世紀の大発明家、トーマス・エジソンは、小学校を3カ月でやめてしまいました。

にもかかわらず、エジソンは、世界の大発明家といわれるほどに、活躍してきた人物です。

エジソンが生涯に取った発明の特許は、1,000以上にも及びます。

普通は、1つ特許を取るだけでも大変なことなのに、1,000以上の特許を取得しているエジソンは、まさに天才です。

エジソンが大発明を実現できた理由は、エジソンが「自問自答」できる人間だったからです。

「できなかったのは、なぜなのか。できなければ、ほかの方法を考える」と、自分に問いを投げかけ、自分で解決します。

エジソンの素晴らしい点は、自分に対して問題を作り出してしまうところです。

彼は、学校へ行かなかったため、基礎的な勉強は、母から学ぶことになりました。

エジソンの母の育て方は、母自身がエジソンに教えるのではなく、自分で考えさせる教育だったそうです。

エジソンが、自問自答の力を身につけていった理由は「考えさせる教育」にあります。

学校の数学の問題も、問題の解き方がわからないときには、2通りの人間にわかれます。

  1. わからないからすぐ答えを見る人
  1. わかるまで一生懸命考える人

一般に受験勉強に有効なのは、わからない問題はすぐ答えを見て、解き方を覚えるほうが、受験には強いです。

受験勉強の問題には、試験範囲がありますから、問題の解き方も限りがあります。

解き方さえ覚えてしまえば、受験勉強では効率よく対処できるようになるのです。

しかし、本当に考える力をつけたいときには、一生懸命、わかるまで考えるほうがいい。

数学には公式がありますが、その公式がどうやってできたのかなんて普通は考えません。

しかし、公式の意味まで考える人が、本当の考える力をつけることができます。

自分で問題を出し、自分で考える人は、エジソンのように考えることができる人になれるのです。

自立できる子どもに育てる教育法(28)
  • 「自問自答」できるようになる。
「かわいい子には、旅をさせよ」

自立できる子どもに育てる30の教育法

  1. 子どもは、自分から自立していく。
  2. 勉強は、学校で学ぶ。
    感情は、家庭で学ぶ。
  3. 甘えさせてもいい。
    ただし、甘やかしてはならない。
  4. 「難しい」と答えると、子どもは自立できない。
    「簡単」と答えると、子どもは自立する。
  5. 子どもは、親の真似をする。
    自立した親からは、自立さえも真似をする。
  6. 「痛み」を経験することで、免疫ができる。
  7. 親が笑うと、子どもは安心する。
  8. 子どもの経験を、親が横取りをしない。
    自分のことは、自分でさせるだけでいい。
  9. 子どもに押し付ける親は、失敗する。
    子どもに任せる親が、慕われる。
  10. 「子どもを理解する親」が、愛される。
  11. 育て上手な親は、子どもと「つかず離れずの距離」を取る。
  12. 「ダメな子」と言うと、子どもがダメになる。
    「それでいいんだよ」と言うと、成長する。
  13. 親の口癖は、人生の教訓。
  14. 働く姿を見せると、子どもは自立できる。
  15. 自分の部屋を持つことで「管理能力」を養うことができる。
  16. 自立するために必要なのは、親離れより子離れ。
  17. 子どもにあえてお金を持たせることで、金銭感覚を磨かせることができる。
  18. 「叱る教育」ではなく「褒める教育」をする。
  19. 聞くは一時の恥。
    聞かぬは一生の恥。
  20. 大事な場面での沈黙が、子を育てる。
  21. 勝ち負けより、全力を出し切ったかどうかが大切。
  22. 「大丈夫」と言うだけで、子どもの可能性は広がっていく。
  23. 自分のことを教えてくれる一番の先生は、自分だ。
  24. 学生の仕事は「勉強」だ。
  25. 子どもの長所は、好きなだけやらせるときに、大きくなる。
  26. 「何になりたいか」より「何がしたいのか」。
  27. 家族旅行で、親の自立した姿を見せることができる。
  28. 「自問自答」できる人が、自立する。
  29. 「かわいい子には、旅をさせよ」
  30. 泣きたいときには、泣かせてあげよう。
    泣くことで、子どもは強くなる。

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