今、なかなか自立できない子どもが増えています。
特にやりたい夢もなく、いつまでも親の援助に頼っている人です。
ニュースや報道番組では、自立できていない人本人が悪いかのように伝えます。
しかし、実は、悪いのは自立できていない子どもではありません。
自立できるだけの免疫力をつけさせなかった親が悪いのです。
自立できない子どもは、親が子どもを「甘やかして」育てた結果です。
子どもをいつまでも甘やかして育てていたため、子どもは世間の波に対する免疫をつけることができずに育ってしまったのです。
社会に出たときに免疫力がなくて、挫折してしまうのです。
子どもには、社会でも1人でやっていけるだけの免疫力をつけてもらう必要があります。
なのに、親が子どもを甘やかしては、いつまで経っても免疫力をつけることができないのです。
こんなとき、親は子どもをほうっておけばいいのです。
子どもは、好奇心旺盛です。
外が寒くても飛び出して遊びに行きますし、少々危ないところでも危険を気にせず飛び込んでいきます。
もちろんけがをすることもあるでしょう。
泣くこともあるでしょう。
そんなときには、子どもは親に「甘えても」いいのです。
「甘える」と「甘やかす」は、意味が全然違うのです。
子どもが親に甘えるのはいいのですが、甘やかしてはいけません。
たとえば「外に遊びに行きたい!」と言っている子どもに「危ないからやめなさい」というのは、甘やかしているだけです。
危険なことを勉強する前に、危険なことにさえ触れさせてももらえないのでは、子どもは成長できません。
危険からの「隔離状態」です。
隔離されては、免疫がつかないのです。
子どもはある程度のけがをして「痛みを知る」ことが必要なのです。
まずは子どもに経験をさせることが、子どもの成長になるのです。