執筆者:水口貴博

自立できる子どもに育てる30の教育法

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「何になりたいか」より「何がしたいのか」。

「何になりたいか」より「何がしたいのか」。 | 自立できる子どもに育てる30の教育法

子どものころには、ウルトラマンになりたいとか、アンパンマンになりたいという希望があります。

私の、子どものころの夢は、アニメ『キテレツ大百科』のキテレツになることでした。

昔から機械が大好きだったこともあり、キテレツの発明に強い憧れがあったのです。

私がキテレツになりたいといっている反面、私の両親は決して「何になりたいのか」という聞き方はしませんでした。

代わりに「何がしたいのか」と、聞いてきます。

「キテレツになりたい」と答えると「キテレツになり、何がしたいのか」とさらに深く聞いてきます。

たしかにキテレツになりたいという夢だとすれば、キテレツになった時点で夢は終わりです。

夢が終わりになっては、生きがいも終わりになります。

両親は、私が幼いころから、やりたいことを一番に考えてくれている両親でした。

やりたいことをやるから、やる気が出るし、集中力もつきます。

困難にぶち当たっても、本当にやりたいことなら、根気で何とか切り抜けようとします。

両親は「何になりたいか」より「何がしたいのか」に重点を置いていたのです。

自立できる子どもに育てる教育法(26)
  • 「何がしたいのか」を、大切にする。
家族旅行で、親の自立した姿を見せることができる。

自立できる子どもに育てる30の教育法

  1. 子どもは、自分から自立していく。
  2. 勉強は、学校で学ぶ。
    感情は、家庭で学ぶ。
  3. 甘えさせてもいい。
    ただし、甘やかしてはならない。
  4. 「難しい」と答えると、子どもは自立できない。
    「簡単」と答えると、子どもは自立する。
  5. 子どもは、親の真似をする。
    自立した親からは、自立さえも真似をする。
  6. 「痛み」を経験することで、免疫ができる。
  7. 親が笑うと、子どもは安心する。
  8. 子どもの経験を、親が横取りをしない。
    自分のことは、自分でさせるだけでいい。
  9. 子どもに押し付ける親は、失敗する。
    子どもに任せる親が、慕われる。
  10. 「子どもを理解する親」が、愛される。
  11. 育て上手な親は、子どもと「つかず離れずの距離」を取る。
  12. 「ダメな子」と言うと、子どもがダメになる。
    「それでいいんだよ」と言うと、成長する。
  13. 親の口癖は、人生の教訓。
  14. 働く姿を見せると、子どもは自立できる。
  15. 自分の部屋を持つことで「管理能力」を養うことができる。
  16. 自立するために必要なのは、親離れより子離れ。
  17. 子どもにあえてお金を持たせることで、金銭感覚を磨かせることができる。
  18. 「叱る教育」ではなく「褒める教育」をする。
  19. 聞くは一時の恥。
    聞かぬは一生の恥。
  20. 大事な場面での沈黙が、子を育てる。
  21. 勝ち負けより、全力を出し切ったかどうかが大切。
  22. 「大丈夫」と言うだけで、子どもの可能性は広がっていく。
  23. 自分のことを教えてくれる一番の先生は、自分だ。
  24. 学生の仕事は「勉強」だ。
  25. 子どもの長所は、好きなだけやらせるときに、大きくなる。
  26. 「何になりたいか」より「何がしたいのか」。
  27. 家族旅行で、親の自立した姿を見せることができる。
  28. 「自問自答」できる人が、自立する。
  29. 「かわいい子には、旅をさせよ」
  30. 泣きたいときには、泣かせてあげよう。
    泣くことで、子どもは強くなる。

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