私が会社の同僚と、一緒にお昼を食べていたときのことです。
同僚は、食べるのが早い人です。
同僚は、あっという間に全部食べ終えてしまいました。
私が食べ終わる3分の1の時間で、すべて終えてしまいました。
同僚は食べ終わると、私が食べ終わるのを待っています。
同僚は気を使ってからか「気にしないでゆっくり食べていいよ。俺、食べるの早いほうだから」と言ってくれます。
そう言われても、気にしてしまいます。
正直、私はつらかった。
相手が早く食べ終わってしまうと、自分も相手を待たせてはいけないと思い、焦りながら食べてしまうことになります。
食事を味わうどころではありません。
早食い競争になります。
私は、競争をするために、昼食を一緒に食べているわけではないのです。
同じスピードで食べてくれれば、よかったのになと思いました。
誰かと一緒に食事をするときは、食べるスピードは、相手と同じスピードで食べることが大切です。
自分のスピードに任せて食べると、相手の食事を忙しくさせてしまいます。
逆に、ゆっくり食べすぎても、相手をいらいらさせてしまいます。
相手にプレッシャーをかけてはいけません。
自分のペースで食べたければ、1人で食べればいいのです。
そうしたことがあり、今では1人で食事をするようになりました。
決して、一緒に食べるのが嫌だというわけではないのですが、少なくとも仕事の昼休みくらいは、ゆっくり休みたかったのです。
あなたは、自分任せのペースで食べていませんか。
誰かと食事をするときは、相手にプレッシャーをかけない早さで食べるのが、思いやりのある食事マナーなのです。