執筆者:水口貴博

食事の作法とマナーの30の基本

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食事中には、貧乏ゆすりは禁物。

食事中には、貧乏ゆすりは禁物。 | 食事の作法とマナーの30の基本

学生時代に、貧乏ゆすりが癖になっている人が、1人はいるものです。

私の学生時代にも、地震が起こるくらいの貧乏ゆすりをする人がいました。

授業中でしたから、余計に目立ちます。

集中ができなくて困りました。

動きも気になるし、繰り返される貧乏ゆすりの音も小さい音なのですが、周りの人は気になってしまうものです。

食事中にも同じことが言えます。

食事中に貧乏ゆすりをしてしまっては、下品に見えます。

別に罪を犯しているわけではないのですが、少なくともかっこいい食事マナーとは言えません。

私の家庭では、貧乏ゆすりをしながら食事をすると、父のげんこつが飛んできます。

「みっともない。やめなさい」と、小さいころはよく叱られたものです。

父は食事のマナーには、人一倍気を使う人です。

食事マナーを知らない恥ずかしい人間になってほしくなかったのでしょう。

小さいころから私の家は、作法にうるさい家庭でした。

私も父に似ていて、貧乏ゆすりには敏感です。

小さいころの親の影響とは、大きいものです。

親の哲学が、子どもの哲学になります。

貧乏ゆすりをしている人を見ると、その人の親も貧乏ゆすりをしてしまう人なのかと思います。

貧乏ゆすりをする親になっては、子どもにも貧乏ゆすりが移ってしまいます。

これから生まれるであろう子どものためにも、今から貧乏ゆすりをやめるように心がけましょう。

食事の作法とマナーの基本(13)
  • 食事中の貧乏ゆすりはやめる。
「おいしかった」ほど、嬉しい褒め言葉はない。

食事の作法とマナーの30の基本

  1. 「いただきます」と「ごちそうさま」が、一番大切な食事のマナー。
  2. 「いただきます」とは「命をいただきます」という意味。
  3. 作ってくださった方にも「食事をいただきます」と感謝する。
  4. 外食では、食事を楽しむだけでなく、雰囲気も楽しむことが大切。
  5. 外食では、食べるだけでなく「サービス精神」を勉強できる。
  6. 食事をするときには「くちゃくちゃ」と音を立てない。
    「もぐもぐ」にすればいい。
  7. レストランで、大声で話すお客さまは、嫌われる。
  8. 食べ放題で、下心を出し放題にしない。
  9. 食事が済んだら、しっかり椅子を戻す。
  10. 食事を楽しむのは、味だけでなく、器でも楽しむ。
  11. 食事がまずくても「まずい」とだけは言わない。
  12. 誰かと一緒に食事をするときは、自分任せのスピードで食事をしない。
  13. 食事中には、貧乏ゆすりは禁物。
  14. 「おいしかった」ほど、嬉しい褒め言葉はない。
  15. つい長居してしまう、人気のコーヒーショップによく見られる特徴とは。
  16. 「お金を払ってやる」ではなく「お金を払わせていただく」という人が、かっこいい人。
  17. オーダーするときには、メニューばかりを見ない。
    店員の顔を見て、オーダーすることが大切。
  18. オーダーの際は、友人の分までオーダーできるとかっこいい。
  19. 無理をしてまで、全部食べなくてもいい。
  20. 明るい話こそが、食事をもっとおいしくさせる。
  21. 食べ方がわからないときには「教えてください」と聞ける人が、かっこいい。
  22. 友人との食事中には、ちらちら時計を見ない。
  23. 食事中に肘をつかない。
    手首をテーブルに乗せればいい。
  24. 携帯電話の音が、食事中の雰囲気を壊してしまう。
  25. 出てきた料理は、すぐ食べ始めるのがマナー。
  26. みんなで食べると「仲間意識」が強くなる。
  27. 1人での食事は「自立心」を高める。
  28. おいしく食事を味わうには、よく噛んで食べればいい。
  29. 食事を組み合わせることで、メニューにはない食事を楽しめる。
  30. 学校の給食は、私たちの食事の原点だ。

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