執筆者:水口貴博

食事の作法とマナーの30の基本

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食事中に肘をつかない。手首をテーブルに乗せればいい。

食事中に肘をつかない。手首をテーブルに乗せればいい。 | 食事の作法とマナーの30の基本

私は昔、食事中に肘をついて食べると、よく親から叱られていました。

「肘をつくのはみっともないから、やめなさい」

といった感じで、よく叱られたものです。

肘をつきながら食べていることは、自分ではなかなかわかりにくいことが多いです。

癖と同じだからです。

自分の癖は、案外、自分では気づいていないことが多いのです。

主観的なことは、なかなかわからないのです。

しかし、客観的になれば、すぐわかります。

私がほかの人と食事をしているときに、相手が肘をついて食べているのを見て、すぐわかりました。

みっともないのです。

何だか落ち着かない態度なのです。

親が私に、しつこく言い聞かせた理由も、だんだんわかってきました。

では、肘をついて食べたいときは、どうすればいいのでしょうか。

肘をテーブルの上に乗せるのをやめて、手首を乗せて食べるとかっこいいのです。

ナイフとフォークを持って、肘をついて食べるのは、見ていて大変かっこ悪いです。

しかし、ナイフとフォークを持って、手首をテーブルに乗せているのは、紳士的でかっこよく見えます。

肘をつく代わりに、手首をついて食べればいいのです。

手首をテーブルに乗せて食べる人は、かっこいい人なのです。

食事の作法とマナーの基本(23)
  • 肘をつきながら食事をするのは、やめる。
携帯電話の音が、食事中の雰囲気を壊してしまう。

食事の作法とマナーの30の基本

  1. 「いただきます」と「ごちそうさま」が、一番大切な食事のマナー。
  2. 「いただきます」とは「命をいただきます」という意味。
  3. 作ってくださった方にも「食事をいただきます」と感謝する。
  4. 外食では、食事を楽しむだけでなく、雰囲気も楽しむことが大切。
  5. 外食では、食べるだけでなく「サービス精神」を勉強できる。
  6. 食事をするときには「くちゃくちゃ」と音を立てない。
    「もぐもぐ」にすればいい。
  7. レストランで、大声で話すお客さまは、嫌われる。
  8. 食べ放題で、下心を出し放題にしない。
  9. 食事が済んだら、しっかり椅子を戻す。
  10. 食事を楽しむのは、味だけでなく、器でも楽しむ。
  11. 食事がまずくても「まずい」とだけは言わない。
  12. 誰かと一緒に食事をするときは、自分任せのスピードで食事をしない。
  13. 食事中には、貧乏ゆすりは禁物。
  14. 「おいしかった」ほど、嬉しい褒め言葉はない。
  15. つい長居してしまう、人気のコーヒーショップによく見られる特徴とは。
  16. 「お金を払ってやる」ではなく「お金を払わせていただく」という人が、かっこいい人。
  17. オーダーするときには、メニューばかりを見ない。
    店員の顔を見て、オーダーすることが大切。
  18. オーダーの際は、友人の分までオーダーできるとかっこいい。
  19. 無理をしてまで、全部食べなくてもいい。
  20. 明るい話こそが、食事をもっとおいしくさせる。
  21. 食べ方がわからないときには「教えてください」と聞ける人が、かっこいい。
  22. 友人との食事中には、ちらちら時計を見ない。
  23. 食事中に肘をつかない。
    手首をテーブルに乗せればいい。
  24. 携帯電話の音が、食事中の雰囲気を壊してしまう。
  25. 出てきた料理は、すぐ食べ始めるのがマナー。
  26. みんなで食べると「仲間意識」が強くなる。
  27. 1人での食事は「自立心」を高める。
  28. おいしく食事を味わうには、よく噛んで食べればいい。
  29. 食事を組み合わせることで、メニューにはない食事を楽しめる。
  30. 学校の給食は、私たちの食事の原点だ。

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