執筆者:水口貴博

食事の作法とマナーの30の基本

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明るい話こそが、食事をもっとおいしくさせる。

明るい話こそが、食事をもっとおいしくさせる。 | 食事の作法とマナーの30の基本

おいしい食事を、よりおいしくいただくためのスパイスがあります。

「明るい話」です。

会社で上司に褒められたこと、仕事に慣れてきたこと、今度コンサートに行くような明るい話は、食事のときには喜ばれる会話です。

明るい話は難しく考える必要はありません。

前向きな話なら、何でもOKです。

「今日は、いい天気だね」という会話でも、食事をよりおいしくいただけるスパイスになるのです。

学生時代の遠足のときには、お弁当がいつもよりおいしく感じられます。

なぜ遠足で食べるお弁当は、あれほどおいしいのでしょうか。

それは、楽しいからです。

遠足のうきうき気分や、友人とみんなで楽しく食事をすることで、ただの白米のご飯でも、おいしいご飯に変わるのです。

私たちは年を取るにつれて現実的な考え方になり、食事の最中の会話も、現実的な話になってしまいがちです。

昔は食事中にウルトラマンになる話をよくしていたのに、最近はストレスの話ばかりになっていたりします。

おいしく食事をするのは、子どものほうがよほど上手です。

明るい話をしながら食べるのは、子どもたちの得意分野なのです。

大人になっても子どもたちのように、食事中は明るい話をするように心がけましょう。

明るい話をするだけで、おいしく食事をいただくことができるのです。

食事の作法とマナーの基本(20)
  • 食事中は、明るい話をする。
食べ方がわからないときには「教えてください」と聞ける人が、かっこいい。

食事の作法とマナーの30の基本

  1. 「いただきます」と「ごちそうさま」が、一番大切な食事のマナー。
  2. 「いただきます」とは「命をいただきます」という意味。
  3. 作ってくださった方にも「食事をいただきます」と感謝する。
  4. 外食では、食事を楽しむだけでなく、雰囲気も楽しむことが大切。
  5. 外食では、食べるだけでなく「サービス精神」を勉強できる。
  6. 食事をするときには「くちゃくちゃ」と音を立てない。
    「もぐもぐ」にすればいい。
  7. レストランで、大声で話すお客さまは、嫌われる。
  8. 食べ放題で、下心を出し放題にしない。
  9. 食事が済んだら、しっかり椅子を戻す。
  10. 食事を楽しむのは、味だけでなく、器でも楽しむ。
  11. 食事がまずくても「まずい」とだけは言わない。
  12. 誰かと一緒に食事をするときは、自分任せのスピードで食事をしない。
  13. 食事中には、貧乏ゆすりは禁物。
  14. 「おいしかった」ほど、嬉しい褒め言葉はない。
  15. つい長居してしまう、人気のコーヒーショップによく見られる特徴とは。
  16. 「お金を払ってやる」ではなく「お金を払わせていただく」という人が、かっこいい人。
  17. オーダーするときには、メニューばかりを見ない。
    店員の顔を見て、オーダーすることが大切。
  18. オーダーの際は、友人の分までオーダーできるとかっこいい。
  19. 無理をしてまで、全部食べなくてもいい。
  20. 明るい話こそが、食事をもっとおいしくさせる。
  21. 食べ方がわからないときには「教えてください」と聞ける人が、かっこいい。
  22. 友人との食事中には、ちらちら時計を見ない。
  23. 食事中に肘をつかない。
    手首をテーブルに乗せればいい。
  24. 携帯電話の音が、食事中の雰囲気を壊してしまう。
  25. 出てきた料理は、すぐ食べ始めるのがマナー。
  26. みんなで食べると「仲間意識」が強くなる。
  27. 1人での食事は「自立心」を高める。
  28. おいしく食事を味わうには、よく噛んで食べればいい。
  29. 食事を組み合わせることで、メニューにはない食事を楽しめる。
  30. 学校の給食は、私たちの食事の原点だ。

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