今は、エコの時代です。
ほとんどの企業で、再生紙を使うのがもはや一般的になっているのではないでしょうか。
再生紙とは、一度使い終わった紙から再生された紙のことです。
使い終わった紙は、再生されることを前提にしています。
紙は紙でも、再生紙の表面をよく見ると、違いが見えます。
通常の紙より、少し色が濁っていて、表面が粗い。
使用済みの紙から再生して作られているので、仕方ないことです。
しかし、お客さまに提出する場合はどうでしょうか。
紙の表面が粗かったり、紙の色が濁っていたりしていると、少し悪い印象を持たれる場合があります。
お客さまに再生紙だと気づかれると誤解される可能性もあります。
「ここまで予算削減しなければいけないほど、余裕のない会社なのか。この会社と契約するのが不安になってきたぞ」
決してそういうつもりはなくても、そう思われる可能性があるのです。
もちろん再生紙を否定しているわけではありません。
社内向けの資料なら、もちろん再生紙を使ったほうがいいでしょう。
しかし、プレゼンという勝負所では、再生紙は少しパワーが足りないのです。
配布された資料を通して、お客さまに少しでもよい印象を持ってもらうため、資料に再生紙は使わないのが鉄則です。
真っ白できれいな紙のほうが、誠実さが伝わりやすくなります。