「食べていないのに太っている」
そんなことを言う人がときどきいます。
ダイエットをしているにもかかわらず、なかなか成果が現れない人が漏らす言葉です。
中には、むしろダイエットをしているのに、逆に太ったと言う人さえいます。
明らかにそれはおかしい。
食事制限をしているにもかかわらず太るのは、もはや人間ではありません。
その人は、生活のどこかで「いつの間にか」食べています。
往々にしてそういう人は、ささいな癖があります。
実は、テレビや映画を見ているときです。
テレビや映画を見ているとき、自分は何をしているのか正直に振り返ってみましょう。
見ているときには、両手が暇になりますね。
その暇になっている手が、自然とお菓子のほうへ向いていませんか。
いつの間にかお菓子に手が向いて、自然とおせんべいやクッキーなどのようなお菓子を食べ始めてしまっています。
集中が、テレビや映画に向いているため「食べている」という実感が湧きにくい。
そのため「食べていないのになかなか痩せない」ということになります。
集中がテレビや映画に向いていると、食事の抑制が効きにくく、気づけば大量のお菓子を食べてしまっています。
これが、食べていないのに太る理由です。
実は本人が気づかないところで、しっかり食べているのです。