世間では「運動は美容にいい」という話をよく耳にします。
たしかに適度な運動は、美容に素晴らしい効果をもたらします。
特に女性はもともと筋肉量が少ないため、運動をして筋肉をつけることが大切です。
適度な筋肉がつくことで、発熱量が増え、消費エネルギーが増えます。
基礎代謝量が増えることで、太りにくく痩せやすくなります。
もちろん運動することでストレス発散にもなりますから、メンタルにおいても十分有益です。
ただし、あくまで「適度さ」を守った場合の話です。
「運動は美容にいい」という話をうのみにして、とにかくできるだけたくさん運動をしようとする人がいます。
ほんの数キロ程度の散歩やジョギングならいいでしょう。
適度な運動は、筋肉もつき、ストレス発散にもなります。
しかし、何十キロもの本格的なマラソンを毎日続けるのはどうでしょうか。
実は、運動をしすぎても美容によくありません。
活性酸素が多く発生しすぎてしまうからです。
活性酸素とは、細胞組織を著しく傷つける作用を持つ酸素のことです。
老化・免疫・がんを促進させてしまう、物質とされています。
過度な運動になってしまうと、それだけたくさんの活性酸素を増やすことになり、老化を促進させてしまうことになります。
まったくしないのもよくないですが、しすぎもよくありません。
あくまで運動は「適度」が重要なのです。