執筆者:水口貴博

美しく痩せられる30の食生活

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痩せれば痩せるほど、美しくなれるわけではない。

痩せれば痩せるほど、美しくなれるわけではない。 | 美しく痩せられる30の食生活

十分痩せているのに、まだ太っていると思う人がいます。

私の知り合いにもそういう人がいます。

「もっと痩せないといけない。太りすぎている!」

自分の体格や体重に不満を漏らし、よりダイエットをしなければいけないという話が続きました。

私が見るかぎり、まったく太ってはいません。

むしろ平均より痩せているように見えました。

本心から「十分痩せていると思うよ」と言っても「ダメだ。もっと痩せないといけない」と一点張りです。

その女性は「美しくなるためには痩せないといけない。限りなく痩せないといけない」と思い込んでいるようでした。

マスメディアで「痩せれば美しくなる」という広告をよく見かけます。

そういうマスコミの影響もあるのでしょう。

男性の私ですら「痩せれば美しくなる」といった広告をよく見かけますから、美を意識する女性はさらに気にしていることでしょう。

広告に踊らされているためか「痩せれば痩せるほど美しくなれる」と、宗教信仰のように信じてやまない人がいます。

たしかに太りすぎはよくありませんが、痩せすぎもよくありません。

美しさとは、健康です。

当たり前の肉付き、平均的なプロポーションを維持できていれば、十分です。

その人は「外見の美しさ」はもう十分ですから、次は「内面の美しさ」を目指すべきです。

「痩せれば痩せるほどいい」という誤解では、やみくもにダイエットに走るばかりになります。

いずれ、骨と皮だけのような体型では、美も健康も台無しになります。

いま一度、自分の体格指数(BMI)を確認しましょう。

BMIとは、体重(キログラム)を身長(メートル)の2乗で割った数値です。

BMIが「22」になるのが、体格的にも、健康的にも最も理想だとされています。

それ以上、それ以下でも、体によくない。

自分のBMIが適正範囲なら、すでに十分なプロポーションだと思っていいのです。

美しく痩せられる食生活(20)
  • 自分のBMIを確認する。
買い物は、裏側から始まる。

美しく痩せられる30の食生活

  1. 美しくなることは、まず食べることから始まる。
  2. 食べる量を減らしてカロリー制限する。
    いい物を食べて美しくなる。
  3. 美しくなるのは食事から。
  4. 「何を食べるか」より「何を食べないか」。
  5. 虹色の野菜が、あなたを虹のように美しくさせる。
  6. 甘いものを食べたくなったら、スナック菓子より果物がおすすめ。
  7. 友人と話しながら食事をすると、痩せられる。
  8. 油をたっぷり使って調理された野菜料理は、体にいいとは限らない。
  9. アルコールを飲むなら、赤ワインがおすすめ。
  10. 喉が渇いたら、ソフトドリンクよりミネラルウォーターを飲む。
  11. 野菜ジュースは、最高の美容液。
  12. 間食を食べるなら、カカオ70パーセント以上のチョコレートがおすすめ。
  13. 美容に効く食材があっても「偏り」ではなく「バランス」を心がける。
  14. 新しい食習慣は、最低1カ月は続けること。
  15. 食事中に、がぶがぶ水を飲むのはやめる。
  16. 「たった1枚だけ」と思ったポテトチップで、失敗する。
  17. おなかの調子がよければ、肌の調子もよくなる。
  18. 「おいしい」という言葉は、最高の調味料。
  19. 卵は、美と健康の強い味方になる。
  20. 痩せれば痩せるほど、美しくなれるわけではない。
  21. 買い物は、裏側から始まる。
  22. 運動をする時間がない人に必要なのは「時間」ではなく「工夫」。
  23. 油には、いい油と悪い油がある。
  24. マーガリンを食べるとは、穏やかな自殺である。
  25. アボカドは、食べる美容液。
  26. 運動はしすぎても、老化を促進させる。
  27. アイスクリームよりシャーベットがいい。
  28. 人は、睡眠中に美しくなる。
  29. カロリーを気にして、肉や魚を食べないのは本末転倒。
  30. 体にいいものは、たくさん食べても太らない。

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