執筆者:水口貴博

美しく痩せられる30の食生活

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マーガリンを食べるとは、穏やかな自殺である。

マーガリンを食べるとは、穏やかな自殺である。 | 美しく痩せられる30の食生活

すでに紹介したとおり、マーガリンは体に悪い「トランス脂肪酸」が多く含まれています。

トランス脂肪酸は体で代謝しにくいため、体への負担が大きい。

体の中に残りやすいため、太りやすくなります。

私がアメリカに留学していたころ、スリムなアメリカ人女性から「マーガリンは食べないほうがいいよ」と言われたことがあります。

事実、欧米では「マーガリンを食べる=穏やかな自殺」とまでいわれています。

少しずつではありますが、確実に体への悪影響を与えています。

極端な言い方かもしれませんが、事実です。

突然ですが、あなたはゴキブリが好きですか。

もちろん「大嫌い」と答えることでしょう。

私も大嫌いです。

そんな私たちが大嫌いなゴキブリは、残パン・ご飯粒・野菜・人間のふけなど何でも食べます。

しかし、何でも食べるゴキブリでさえ、マーガリンには近づきません。

ゴキブリは、そもそもマーガリンを食べるものとは思っていません。

単なる「物体」としか見ていないようです。

ゴキブリですら近づきも食べもしないマーガリンを、私たちが普通に食べていますから、鳥肌が立ちませんか。

マーガリンを食べてしまうことは、どれほど体に悪いことをしているか、おわかりいただけることでしょう。

一番難しいのは、マーガリンそのものだけでなく「マーガリンが使われた食品」です。

食品の裏の栄養表示部分に「マーガリン」と書かれていないので、判断しにくい。

一見すると、当たり前のように見える食べ物が、実は多くのマーガリンが使われているということがあります。

お菓子類は、その代表です。

ポテトチップ、クッキー、ケーキ、そのほか多くの菓子類です。

味が濃くて「おいしいな」と思う食品こそ、要注意です。

うっかり、いつの間にか口にしてしまうので、特に注意が必要です。

マーガリンを口にするなら、バターに変えましょう。

バターは動物性油脂ですが、自然界に存在する油であるため、体への負担が小さい油です。

マーガリンに比べれば、はるかに健康的なのです。

美しく痩せられる食生活(24)
  • マーガリンより、バターを選ぶ。
アボカドは、食べる美容液。

美しく痩せられる30の食生活

  1. 美しくなることは、まず食べることから始まる。
  2. 食べる量を減らしてカロリー制限する。
    いい物を食べて美しくなる。
  3. 美しくなるのは食事から。
  4. 「何を食べるか」より「何を食べないか」。
  5. 虹色の野菜が、あなたを虹のように美しくさせる。
  6. 甘いものを食べたくなったら、スナック菓子より果物がおすすめ。
  7. 友人と話しながら食事をすると、痩せられる。
  8. 油をたっぷり使って調理された野菜料理は、体にいいとは限らない。
  9. アルコールを飲むなら、赤ワインがおすすめ。
  10. 喉が渇いたら、ソフトドリンクよりミネラルウォーターを飲む。
  11. 野菜ジュースは、最高の美容液。
  12. 間食を食べるなら、カカオ70パーセント以上のチョコレートがおすすめ。
  13. 美容に効く食材があっても「偏り」ではなく「バランス」を心がける。
  14. 新しい食習慣は、最低1カ月は続けること。
  15. 食事中に、がぶがぶ水を飲むのはやめる。
  16. 「たった1枚だけ」と思ったポテトチップで、失敗する。
  17. おなかの調子がよければ、肌の調子もよくなる。
  18. 「おいしい」という言葉は、最高の調味料。
  19. 卵は、美と健康の強い味方になる。
  20. 痩せれば痩せるほど、美しくなれるわけではない。
  21. 買い物は、裏側から始まる。
  22. 運動をする時間がない人に必要なのは「時間」ではなく「工夫」。
  23. 油には、いい油と悪い油がある。
  24. マーガリンを食べるとは、穏やかな自殺である。
  25. アボカドは、食べる美容液。
  26. 運動はしすぎても、老化を促進させる。
  27. アイスクリームよりシャーベットがいい。
  28. 人は、睡眠中に美しくなる。
  29. カロリーを気にして、肉や魚を食べないのは本末転倒。
  30. 体にいいものは、たくさん食べても太らない。

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