あなたは見た目でマーガリンとバターを見分けることができますか。
よほど見慣れている人でないかぎり、簡単に見分けることができません。
見た目だけでなく、味までそっくりです。
見た目も味も同じように感じるマーガリンとバターですが、スリムな人はこの違いに強くこだわります。
レストランで食事をするときも「これはマーガリンを使っていますか。バターを使っていますか」と店員に聞きます。
わからなければ、その食事は選択しません。
買い物をするときにも食品の裏の栄養表示を見て、マーガリンなのかバターなのかをしっかり区別しようとします。
なぜ、マーガリンよりバターを選ぶのでしょうか。
マーガリンは太りやすいからです。
マーガリンは、トランス脂肪酸という質の悪い油を原料としているからです。
体内で分解されにくく、蓄積されやすい特徴があります。
しかも、太りやすいだけならまだしも体にもよくありません。
心臓疾患や発がんのリスクを高めたり、悪玉コレステロールや動脈硬化の原因になったりします。
そのほか、免疫力の低下・認知症・不妊・アレルギー・アトピーなど、数多くの悪影響が報告されています。
バターとマーガリンを比べたときに「マーガリンは植物性だから動物性のバターよりヘルシーだ」という人がいます。
しかし、植物性だからとはいえ、マーガリンを選ぶのは注意が必要です。
科学的にはマーガリンのほうが体に悪いことが、確実に証明されています。
欧米では「マーガリンを口にすることは穏やかな自殺」とまで言われ、食品で使う量が法律によって規制されているほどです。
口にしてからでは遅いです。
見た目では同じように見える「マーガリンとバター」ですが、実際のところは大違い。
だからこそ、スリムな人はマーガリンとバターの違いにこだわるのです。