人は、なぜおしゃれをしたくなるのでしょうか。
ただ寒さをしのぐためだけに服を着ているわけではありません。
「個性を強調するため」です。
まずここを押さえておきましょう。
自分の性格・個性・考え方を、外見の服装に反映させることで、個性を周りにアピールします。
クールな性格かどうかは、見ただけではなかなかわかりません。
しかし、クールなファッションをすれば、そういう外見によって「クールな人だ」という印象を与えることができます。
自分の内面を正しく知ってもらうために、それらしい外見に整えます。
あなたらしさが、相手に伝わりやすくなります。
クールな人は、クールなファッションになることで、一目で相手に個性をアピールできます。
優しい人は、優しい印象を与えるファッションをすることで、相手にも伝えやすくなります。
最初に個性を見つけ、服装によって伸ばしていきます。
そうすることで、生きるのが楽しくなります。
人間関係は円滑になります。
内面と外見をマッチさせて、人間関係の摩擦を小さくするのが、おしゃれの目的です。
自分が自分らしくなれることで、わくわくします。
恋愛をするときに服装を見ることで、ある程度相手を知る基準になります。
自分と似たような人を見つけやすくなり、恋愛のチャンスも生まれることでしょう。
あなたは、自分の何を強調させたいですか。
強さ・冷静さ・優しさ・機敏さ・ラフさ・怖さ・温かさ・清潔さ。
これらの言葉の中から、ぴんときたものを選んでください。
それはあなたが潜在的に求めている個性です。
後は、その個性を強調するための服を整えていくことです。
たとえば、クールを強調したければ、形は細身で、色は黒や紺などを中心にコーディネートすればいいでしょう。
優しい愛情あふれる女性を希望するなら、白やピンクを基調にした色の服を選べます。
荒っぽさを強調したければ、派手な形の服を着たり、派手な色を選んだりすればいいでしょう。
個性を把握することで、服の形や色を選ぶときの重要な判断基準になります。
どれが正しいファッションかはありません。
すべての人に、それぞれの答えがあります。
ファッションセンスは、ここから始まるのです。