執筆者:水口貴博

知的な外見を演出する30の方法

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能力の向上より、意識の向上のほうが大切。

能力の向上より、意識の向上のほうが大切。 | 知的な外見を演出する30の方法

能力は、意識があって身につきます。

技術や技能といった能力は、勉強や練習をすれば、比較的誰にでも身につけることができます。

マナーも勉強も仕事の仕方も、技能であり技術であり能力です。

やれば、誰でもできること。

しかし、実際には、できる人とできない人との差には大きな隔たりがあります。

なぜ、これほど差があいているのでしょうか。

それは、意識の差なのです。

能力を身につけられる人は、大変に意識が高い。

向上心を持ち、諦めない強さを持ち、粘り強いということです。

どうしてもこれだけは譲れないという夢を持ち、目標を持っています。

自分の人生に、心から一生懸命になっています。

資格を持っている人は、頭がよいのではなく「勉強するぞ!」という意識が高いのです。

意識が高いから、毎日早起きして、勉強を継続できます。

ようやく資格取得に至る結果に結びつくのです。

頭の善しあしではありません。

意識の高さの問題なのです。

意識の低い人は、資格取得者を「頭がいいから」「たまたま受かっただけ」という一言で片付けてしまいます。

意識が低いから、こんな程度くらいにしか感じることができません。

意識が低いと行動力が乏しくなるばかりか、不満や悪口ばかりを口にしてしまうようになります。

往々にして、人間は能力がないことそのものに焦点を合わせて考えがちです。

しかし、能力が欠如している根本的な問題は、意識の問題から来ていることに気づくことです。

東大生は頭がよいのではなく「必ず合格するぞ! 絶対に勝つぞ!」という意識が高いからです。

意識が高いから、効率のよい勉強法を編み出し、学問を継続して、競争にも負けません。

間違えても「なぜ間違えたのか」と素直に改めようとします。

底からい上がろうという根気が、人一倍強い。

できなくても、勉強量で突破します。

念願の合格を果たしているのです。

頭の善しあしの問題ではなく、意識の高低の違いなのです。

能力とは、意識が先にあって初めて身につけようとしますし、身につくことです。

能力の向上より、意識の向上のほうが、はるかに重要なのです。

この違いを、学校では教えてくれません。

私は人と相談するとき「能力の向上」より「意識の向上」に焦点を合わせて話をするようにしています。

「できません、やれません」という問題のほとんどが、低い意識が原因になっています。

その人の意識が向上すれば、自動的に解決することがほとんどです。

「できません、やれません」という理由は、意識が低いからやる気が起きず、行動できないでいるだけです。

「まあ、いいか」と、どこか心の中で妥協して、すぐ諦めています。

意識が低ければ、能力も身につけられないのです。

私のところに相談に来る人のほとんどは、能力で悩んでいます。

できない、わからないという技術、技能、能力の問題です。

あなたの問題も、もしかしたら能力の問題ではなく、意識の問題ではないでしょうか。

「意識が低いから能力が身につけられない」というパターンがほとんどです。

能力の向上より、意識の向上のほうが大切なのです。

能力を磨く前に、意識を磨いてください。

意識を磨けば、能力も自動的に磨きがかかるのです。

知的な外見を演出する方法(24)
  • 能力の向上より、意識の向上をする。
「ダメだ」と言う人は、モテない。
「いいよ」と言う人が、モテる。

知的な外見を演出する30の方法

  1. 人の印象は、見かけで決まる。
  2. 頭が悪い人ほど、頭がよさそうに見られる努力をしよう。
  3. 一番信用される服装は、スーツ姿である。
  4. デザイン重視のスーツは、遊び心が感じられる。
  5. 髪を染めていると、それだけで軽く見られる。
  6. 背筋が伸びていると、頭がよさそうに見える。
  7. 頭のいい人は、タバコを吸わない。
  8. 太っている体型は、自己管理ができていない証拠である。
  9. ひげを剃っているほうが、清潔感をアピールできる。
  10. 目を見て話すと、気持ちも伝わる。
  11. 「おはようございます」と挨拶する人は、育ちがよいと思われる。
  12. 高級ブランドは、ステータスのある人が身につけるから、かっこいい。
  13. ポジティブな先入観があれば、何をしても「すごい!」と思われる。
  14. 頭が良い人の真似をしていると、本当に頭がよくなってくる。
  15. 靴を脱いだまま、ほったらかしにしない。
  16. できなくてもすぐ諦めない。
    ほかの手段を考える。
  17. 派手と地味。
    迷ったら、地味を選ぼう。
  18. 早足で歩いていると、頭がよさそうに映る。
  19. テーブルマナーの美しさは、知的さに比例する。
  20. 得意な分野でアピールしないと、損をする。
  21. 言われる前に行動すると、賢いと思われる。
  22. メガネをかけると、知的に見える。
  23. しわのない服を着ると、心のしわまで伸びてくる。
  24. 能力の向上より、意識の向上のほうが大切。
  25. 「ダメだ」と言う人は、モテない。
    「いいよ」と言う人が、モテる。
  26. かっこいいことより、恥ずかしいことにトライしよう。
  27. 腕を組むと、頭がよさそうに見える。
  28. 紙に描いて説明すると、理解だけでなく感動も伝わる。
  29. 語尾を伸ばさないほうが、賢く映る。
  30. 頭のよさは、保有しているときではなく、発揮しているときに輝く。

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