仕事をするとき、上司との関係は大切です。
自分に合わない人が上司になることもあります。
上司とそりが合わず、意見のすれ違いやコミュニケーション不足による単純なミスなどが、仕事に影響を及ぼすこともあります。
恥ずかしい話ですが、以前、私は上司とそりが合わず、コミュニケーションが大変不足していたときがありました。
できるだけ口をききたくないし、目も合わせたくないと思っていたくらいです。
そのためにお互いが効率よく仕事をしているつもりでも、2人がまったく同じ仕事をして重複するという失敗をしてしまいました。
別々の仕事を手分けしてすれば効率がいいことを、コミュニケーション不足が段取りの悪さを招いてしまったのです。
今思えば、情けない失敗話です。
このように上司との関係が悪くなると言うのは、回り巡って損をするのは自分だということに気づきます。
人間関係が悪くなると、何でもかんでも相手のせいにしてしまいがちです。
自分が仕事でうまくいかないのは、他人のせいだからと思ってしまいがちです。
「あの性格さえ何とかなれば、だいぶ仕事が楽になるのにな」と思っても、上司の性格が急に変わることはありません。
頑固なことも、上司の仕事のうちだからです。
頑固なことが、上司の代名詞と言ってもいいでしょう。
まずあなたの方から変わっていかないといけません。
上司を変えるより、まず自分が変わることで関係を向上させていくようにするのです。
相手が動くまで、自分はテコでも動かないというのでは、苦しむのは自分なのです。