問題発生は、現実の世界で起こります。
現実に問題があると思います。
問題を解決するために、現実を変えようとばかりします。
人間関係を変えたり、引っ越ししたり、異動したりなどです。
しかし、そもそも問題発生は「嫌だ。嫌いだ。むかつく」という心がなければ起きません。
心で思ったことが、後から現実になります。
つまり、問題発生は、現実より先に心の中で起こります。
そう思う心が先にあるから、そういう現実になります。
心の中で思ったから、現実でも問題が発生してしまいます。
心の中が静かで平和なら、問題が発生することもありません。
そもそも相手を憎む心がないから、現実においても悩んだりむかついたりすることもありません。
私たちは、まず心から改める必要があります。
あなたは、問題の解決を、まず現実に求めていないでしょうか。
誤解を恐れずに言い切ってしまえば、現実に問題があるということは、まずあなたが問題です。
あなたの心の中に、そういう問題が発生するような要素があります。
そう思う心があるから、現実にも反映されて、問題が作り出されているにすぎません。
耳に障る話ですが、事実です。
いつも喧嘩ばかりしている人は、感謝を忘れている人です。
感謝を忘れている心があるから、現実に問題が起こっただけです。
悪いのは、相手ではなく、自分です。
それに気づくことです。
まず心を正して、感謝をする習慣を身につけることのほうが大切です。
変えるべきは「現実」より「心」です。