幸せの基本は「広く浅く」ではなく「狭く深く」です。
私たちがうっかり手を出してしまいがちなのは「広く浅く」です。
いろいろな世界を冒険したい気持ちは理解できます。
しかし、広くすると浅くなり、内容が中途半端になります。
大勢の愛人と浮気するより、1人のパートナーを徹底的に愛したほうが幸せになれます。
ほかの異性に手を出して浮気をすると、幸せどころか不幸につながります。
勉強するときも、参考書10冊も手を出して勉強するより、教科書1冊に絞ったほうが、高得点につながります。
いろいろな参考書に手を出すと、どれも中途半端な仕上がりになるため、逆にスコアが下がってしまいます。
1冊の教科書に絞って、何度も繰り返し復習をして完璧に仕上げるほうが、時間や労力を最大限に活用でき、高得点が得られます。
友人も、浅い関係の知り合いが100人いるより、深い関係である親友1人がいるほうが、はるかに幸せです。
いくら知り合いが100人いても、あなたのことを知っている程度の浅い関係なら、深い話はできません。
しかし、たった1人でも親友がいれば、救われます。
いざというときに頼りになるのは、やはり親友です。
親友は、誰にも言えない悩みを聞いて、適切なアドバイスをくれたり、心の支えになったりするでしょう。
ガムは、噛めば噛むほど味がなくなりますが、人生は噛めば噛むほど味が出てきます。
神様は、あなたが浮気性かどうかを、厳しくチェックしています。
浮気をする人には不幸を与え、1つに絞る人に幸せを与えます。
本気で幸せになりたければ、絶対に「狭く深く」です。