本は、人間の知性を深めてくれる素晴らしい道具です。
本を読むことで今まで知らなかったことを知ることができるようになり、気づかなかったことに気づけるようになります。
本そのものが、生まれ変わるためには必須です。
成長する人は必ずと言っていいほど、本を読んでいる人です。
読んでいないふりをしていても、どこかで読んでいます。
これほど知性を深めてくれる道具はないのですから、同じジャンルだけ読んでいるのはもったいない。
たまには違ったジャンルの本を読んでみることで、違った視点から物事を考えることができるようになります。
今まで人間関係についての本しか読まなかった人が、心理学の本を読めば「人間関係+心理学」という強力な組み合わせができます。
人間関係の知識に心理学の知識が加われば、さらに深く人間関係についての勉強をすることができるようになります。
そうすることで人間関係だけの本を読む以上に、深い知識を得て、今までより大きな理解を得ることができるようになります。
余裕があれば、歴史もおすすめです。
歴史というジャンルの本を読むようになれば「人間関係+心理学+歴史」という組み合わせができます。
人間関係と心理学についての知識があれば「なぜ歴史では、戦争を繰り返すのか」という疑問にも、答えが見えてきます。
これが「視野が広くなる」ということです。
たくさんのことを広く浅く勉強しても、浅いのでは役立たないと言う人がいますが、とんでもない誤解です。
実際には、広く浅く読んでいると、結果として広く深くなります。
たとえ浅くても、たくさんの知識が頭に入ると、それぞれの知識同士が結びつき、見えなかった答えも見えてきます。
1つのジャンルしか知らない人は、深い知識はありますが、固定された考え方に縛られるため狭い考えしかできなくなります。
本に限っては「広く浅く」読むと、結果として「広く深く」となるのです。