執筆者:水口貴博

本を読む力が強くなる30の方法

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忙しいときほど、読書をする絶好のチャンス。

忙しいときほど、読書をする絶好のチャンス。 | 本を読む力が強くなる30の方法

私がアメリカに留学していたころ、面白い光景があったのでご紹介します。

24時間のフィットネスクラブに通っていたときのことです。

仕事帰りのビジネスマンが、ウォーキングマシンでランニングをしながら読書をしている光景を目にしたことがあります。

忙しい仕事があったというのに、帰りにフィットネスへ行き、体の管理をするところまではいいのです。

さらに加えて、読書をしていたという光景に驚きました。

ウォーキングマシンに乗って読書をしている人が、意外に多くて印象的でした。

事実、アメリカのエグゼクティブほど、自分が忙しいときを利用して読書をしています。

読書をするなら、時間があるときより忙しいときのほうが効果的です。

頭の回転が速くなっているからです。

忙しい仕事をしているときは、一種の興奮状態になり、頭の回転が速く回っています。

頭の回転が速くなっている状態を利用して読書をすれば、いつもより速く読むことができ、吸収力がよくなります。

「仕事を頼むときは忙しい人に頼め」という言葉があります。

原理原則は同じです。

忙しい人ほど、リズムに乗って頭の回転が速くなっているので、仕事をお願いしたほうが短時間で処理してくれます。

暇な人は時間があっても、頭の回転が遅くなっているので、お願いしてもなかなか処理してくれません。

動き始めるまでに時間がかかる新幹線と同じです。

すでに動いている人にお願いしたほうが速い。

あなたは、読書は時間があるときにしようと思っているのではないでしょうか。

忙しくて時間がないときほど、読書のベストタイミング。

すでに頭の回転が速く回っていますから、そういうときこそ読書をする絶好のチャンスです。

本を読む力が強くなる方法(27)
  • 忙しいときほど、読書をする。
気に入ったキーワード・キーフレーズが1つでもあれば、買う価値はある。

本を読む力が強くなる30の方法

  1. 興味のある本から読まないと、眠くなる。
  2. 買ってきた日に読み始めるのが、読書のマナー。
  3. あなたが読みたい本だけ買えばいい。
  4. 気になる部分は、蛍光ペンでラインを引く。
  5. 蛍光ペンで線を引くときは、3種類の色を活用しよう。
  6. ラインが引くのが面倒なときは、ページを破って抜き出そう。
  7. 初めから読み始める必要はない。
    気になるところから読み始めていい。
  8. 初めから読まないと理解できない本は、内容も大したことがない。
  9. 自分のお金で本を買うから、自分のためになる。
  10. 社会的に弱い人は、お金も時間もない。
    そういう人のために、無料にしている。
  11. 無理をして、本を最後まで読み切る必要はない。
  12. 読書をして共感できたとき、潜在的思考が表面化する。
  13. 読書とは、言葉探しだ。
  14. 待ち時間に本を読む習慣があれば、待つことが嬉しくなる。
  15. 気に入った著者の全作品を読もう。
  16. 文字が大きな本ほど、得るものは大きい。
  17. 本を読むのは、知識を得るためではない。
    意識を変えること。
  18. 本を買って読むのは「消費」ではなく「自己投資」だ。
  19. 海外旅行ほど、待ち時間の多い旅はない。
  20. 本は、借りるより買うほうが、身につきやすい。
  21. 本で読んだことを現実で活用して、初めて「わかった」と言える。
  22. 読書は、座ってするものとは限らない。
    読書は、歩きながらできる。
  23. 古典には「普遍的内容」が含まれている。
  24. 読書はすべて、一期一会。
  25. 読書の魅力は、連鎖させていくこと。
  26. 読書の達人は、1ページ目から読まない。
    目次から読み始める。
  27. 忙しいときほど、読書をする絶好のチャンス。
  28. 気に入ったキーワード・キーフレーズが1つでもあれば、買う価値はある。
  29. 下克上を実現する一番の近道は、読書。
  30. 読書(インプット)→経験(消化)→教える(アウトプット)。

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