執筆者:水口貴博

本を読む力が強くなる30の方法

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本は、借りるより買うほうが、身につきやすい。

本は、借りるより買うほうが、身につきやすい。 | 本を読む力が強くなる30の方法

読書が習慣になると、最初に問題になるのが、金銭面です。

私もそういう時期を経験しました。

暇つぶしに1冊2冊くらいなら問題ないですが、習慣になり10冊20冊と増えると、金額も大きくなります。

さらに読書が大好きな人は、100冊を超えることもあるでしょう。

私は読書が大好きで、1年で本を500冊以上読んだこともあります。

さすがに何百冊も本を買おうとすると、金額もかなり高くなります。

そこでまず、図書館を利用したり、友人から本を借りたりするのが、一般的な流れです。

本を無料で読むことができ、お得をしているような感じがします。

しかし、本を借りると「きれいに扱わないといけない」という暗黙のルールがあります。

それは当然のことで、本を貸す側は、あなたが本を汚さずに読んでくれることを前提として貸してくれます。

その期待に応えなければならないし、多少なりとも、プレッシャーになります。

本を読むときに「汚さないように気をつけよう」と思うほど、汚してしまいそうになるのが人間です。

注意することにエネルギーを使い、集中力を奪い、手元が震え、余計にコーヒーをこぼしそうになります。

なにより、本に蛍光ペンで線を引いたり、気になるページを破いたりできないので、不便です。

借りて読む本は、吸収力が弱くなります。

私は、図書館や友人から本を借りて読んでいた時期もありました。

しかし、自分のお金で本を買い、読む方法に戻りました。

お金は多少かかっても、そのほうが身につきやすくて扱いやすく、精神的にも楽です。

お金はかかりますが、吸収しやすい方法で本を読んでいれば、いずれ成長して、現金を回収することができるようになります。

むしろ、払った以上にお金が戻ってくるようになります。

リターンを得る前には、リスクを伴うのが世のルールです。

ただで本を読むのは、おいしい話です。

本当は、お金を払ってリスクが伴うほうが、長期で見て、自分のためになるのです。

本を読む力が強くなる方法(20)
  • 本の効果を最大限に生かしたければ、借りるより、買う。
本で読んだことを現実で活用して、初めて「わかった」と言える。

本を読む力が強くなる30の方法

  1. 興味のある本から読まないと、眠くなる。
  2. 買ってきた日に読み始めるのが、読書のマナー。
  3. あなたが読みたい本だけ買えばいい。
  4. 気になる部分は、蛍光ペンでラインを引く。
  5. 蛍光ペンで線を引くときは、3種類の色を活用しよう。
  6. ラインが引くのが面倒なときは、ページを破って抜き出そう。
  7. 初めから読み始める必要はない。
    気になるところから読み始めていい。
  8. 初めから読まないと理解できない本は、内容も大したことがない。
  9. 自分のお金で本を買うから、自分のためになる。
  10. 社会的に弱い人は、お金も時間もない。
    そういう人のために、無料にしている。
  11. 無理をして、本を最後まで読み切る必要はない。
  12. 読書をして共感できたとき、潜在的思考が表面化する。
  13. 読書とは、言葉探しだ。
  14. 待ち時間に本を読む習慣があれば、待つことが嬉しくなる。
  15. 気に入った著者の全作品を読もう。
  16. 文字が大きな本ほど、得るものは大きい。
  17. 本を読むのは、知識を得るためではない。
    意識を変えること。
  18. 本を買って読むのは「消費」ではなく「自己投資」だ。
  19. 海外旅行ほど、待ち時間の多い旅はない。
  20. 本は、借りるより買うほうが、身につきやすい。
  21. 本で読んだことを現実で活用して、初めて「わかった」と言える。
  22. 読書は、座ってするものとは限らない。
    読書は、歩きながらできる。
  23. 古典には「普遍的内容」が含まれている。
  24. 読書はすべて、一期一会。
  25. 読書の魅力は、連鎖させていくこと。
  26. 読書の達人は、1ページ目から読まない。
    目次から読み始める。
  27. 忙しいときほど、読書をする絶好のチャンス。
  28. 気に入ったキーワード・キーフレーズが1つでもあれば、買う価値はある。
  29. 下克上を実現する一番の近道は、読書。
  30. 読書(インプット)→経験(消化)→教える(アウトプット)。

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