執筆者:水口貴博

本を読む力が強くなる30の方法

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読書は、座ってするものとは限らない。読書は、歩きながらできる。

読書は、座ってするものとは限らない。読書は、歩きながらできる。 | 本を読む力が強くなる30の方法

読書をするのは「目」だけとは限りません。

「耳」でも、読書ができます。

これを知っている、あるいはすでにしている人は、読書の方法に工夫を凝らしています。

読書が大好きな人は、ある日「耳で読書ができないか」と考えるようになります。

私がアメリカに留学していたころ「オーディオブック」と言われる、本を音声化したテープが多数販売されていました。

ロングセラーやベストセラーになっている本は、たいてい、本を音声化したオーディオブックがあります。

日本では、まだ一般的ではないようですが、これは画期的な方法です。

「耳は、目より疲れにくい」という特徴があります。

「目が疲れた」とは普段からよく言いますが「耳が疲れた」とはなかなか聞きません。

それほど、耳は疲れにくいということです。

文章を読むときには目で追って読んでいく作業が必要ですが、耳で聞く場合は、声を聞くだけですからストレスが小さくて済みます。

耳を使って読書をすれば、効率よく本を読めます。

私は、もちろん目で読書をしますが、実は耳でも、よく読書をします。

特に古典なら、豊富にオーディオブックが用意されています。

芥川龍之介あくたがわりゅうのすけ、夏目漱石そうせき、小林多喜二を始め、有名な作家。

また海外の人物でいえば、シェークスピア、ドストエフスキー、カフカなどです。

こうした古い作品でありながら、時代を超えて語り継がれている作品は、オーディオブックが豊富に用意されています。

ぜひ活用しましょう。

耳で聞くことができる読書法なら、難しい内容や数百ページにも及ぶ作品でも、楽に理解していけます。

ちなみに私は、会社まで散歩をして出社していますが、その間にオーディオブックを聞きながら読書しています。

運動になり、かつ、勉強にもなるという一石二鳥です。

読書は椅子に座ってするものという、固定観念をなくしましょう。

実は、読書は、歩きながらできるのです。

この方法を使えば、あなたの読書数は、飛躍的に伸びていきます。

本を読む力が強くなる方法(22)
  • 耳を使って、読書する。
古典には「普遍的内容」が含まれている。

本を読む力が強くなる30の方法

  1. 興味のある本から読まないと、眠くなる。
  2. 買ってきた日に読み始めるのが、読書のマナー。
  3. あなたが読みたい本だけ買えばいい。
  4. 気になる部分は、蛍光ペンでラインを引く。
  5. 蛍光ペンで線を引くときは、3種類の色を活用しよう。
  6. ラインが引くのが面倒なときは、ページを破って抜き出そう。
  7. 初めから読み始める必要はない。
    気になるところから読み始めていい。
  8. 初めから読まないと理解できない本は、内容も大したことがない。
  9. 自分のお金で本を買うから、自分のためになる。
  10. 社会的に弱い人は、お金も時間もない。
    そういう人のために、無料にしている。
  11. 無理をして、本を最後まで読み切る必要はない。
  12. 読書をして共感できたとき、潜在的思考が表面化する。
  13. 読書とは、言葉探しだ。
  14. 待ち時間に本を読む習慣があれば、待つことが嬉しくなる。
  15. 気に入った著者の全作品を読もう。
  16. 文字が大きな本ほど、得るものは大きい。
  17. 本を読むのは、知識を得るためではない。
    意識を変えること。
  18. 本を買って読むのは「消費」ではなく「自己投資」だ。
  19. 海外旅行ほど、待ち時間の多い旅はない。
  20. 本は、借りるより買うほうが、身につきやすい。
  21. 本で読んだことを現実で活用して、初めて「わかった」と言える。
  22. 読書は、座ってするものとは限らない。
    読書は、歩きながらできる。
  23. 古典には「普遍的内容」が含まれている。
  24. 読書はすべて、一期一会。
  25. 読書の魅力は、連鎖させていくこと。
  26. 読書の達人は、1ページ目から読まない。
    目次から読み始める。
  27. 忙しいときほど、読書をする絶好のチャンス。
  28. 気に入ったキーワード・キーフレーズが1つでもあれば、買う価値はある。
  29. 下克上を実現する一番の近道は、読書。
  30. 読書(インプット)→経験(消化)→教える(アウトプット)。

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