執筆者:水口貴博

本を読む力が強くなる30の方法

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本を買って読むのは「消費」ではなく「自己投資」だ。

本を買って読むのは「消費」ではなく「自己投資」だ。 | 本を読む力が強くなる30の方法

つい先日、本屋で次のような会話を耳にしました。

「この本1,000円もするよ。高いな」

その人は、ちょっと文字を読むために1,000円も支払うことが、どうも気に食わないようでした。

しかし、次のように考え方を変えると、どうでしょうか。

「10,000円あげるから、1,000円ください」

すると、誰でも1,000円支払うでしょう。

出ていく金額より、入ってくる金額のほうが大きいからです。

1,000円の本を読むことで、仕事に役立ち話題が豊富になり人脈が豊かになれば、いずれ10,000円の価値を生み出します。

本を読むのは、これと同じことなのです。

すべて投資です。

初めに小さな損をして、後から大きな得を得ることができます。

興味のある本を、自分のお金で買って読むと、自己成長につながります。

自分のためになり、私生活が豊かになるばかりでなく、仕事上で役立ちます。

もちろん話題も豊富になるでしょう。

すると、初めに本代にお金を支払ったとしても、後から支払った金額以上のお金が返ってくるのです。

本を読むためには、まずお金を払うことが必要です。

お金を使えば使うほど、増えるとはこういうことです。

本を買って読むのは「消費」ではなく「自己投資」ということに気づくことです。

本代がもったいないと思うのは、誤解です。

本代を払わないほうが、もったいないのです。

本代を払って読むほうが、後から何倍にもなってキャッシュを回収できます。

本を読む力が強くなる方法(18)
  • 先に1,000円払って、後から10,000円の利益を得る。
海外旅行ほど、待ち時間の多い旅はない。

本を読む力が強くなる30の方法

  1. 興味のある本から読まないと、眠くなる。
  2. 買ってきた日に読み始めるのが、読書のマナー。
  3. あなたが読みたい本だけ買えばいい。
  4. 気になる部分は、蛍光ペンでラインを引く。
  5. 蛍光ペンで線を引くときは、3種類の色を活用しよう。
  6. ラインが引くのが面倒なときは、ページを破って抜き出そう。
  7. 初めから読み始める必要はない。
    気になるところから読み始めていい。
  8. 初めから読まないと理解できない本は、内容も大したことがない。
  9. 自分のお金で本を買うから、自分のためになる。
  10. 社会的に弱い人は、お金も時間もない。
    そういう人のために、無料にしている。
  11. 無理をして、本を最後まで読み切る必要はない。
  12. 読書をして共感できたとき、潜在的思考が表面化する。
  13. 読書とは、言葉探しだ。
  14. 待ち時間に本を読む習慣があれば、待つことが嬉しくなる。
  15. 気に入った著者の全作品を読もう。
  16. 文字が大きな本ほど、得るものは大きい。
  17. 本を読むのは、知識を得るためではない。
    意識を変えること。
  18. 本を買って読むのは「消費」ではなく「自己投資」だ。
  19. 海外旅行ほど、待ち時間の多い旅はない。
  20. 本は、借りるより買うほうが、身につきやすい。
  21. 本で読んだことを現実で活用して、初めて「わかった」と言える。
  22. 読書は、座ってするものとは限らない。
    読書は、歩きながらできる。
  23. 古典には「普遍的内容」が含まれている。
  24. 読書はすべて、一期一会。
  25. 読書の魅力は、連鎖させていくこと。
  26. 読書の達人は、1ページ目から読まない。
    目次から読み始める。
  27. 忙しいときほど、読書をする絶好のチャンス。
  28. 気に入ったキーワード・キーフレーズが1つでもあれば、買う価値はある。
  29. 下克上を実現する一番の近道は、読書。
  30. 読書(インプット)→経験(消化)→教える(アウトプット)。

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