つい先日、本屋で次のような会話を耳にしました。
「この本1,000円もするよ。高いな」
その人は、ちょっと文字を読むために1,000円も支払うことが、どうも気に食わないようでした。
しかし、次のように考え方を変えると、どうでしょうか。
「10,000円あげるから、1,000円ください」
すると、誰でも1,000円支払うでしょう。
出ていく金額より、入ってくる金額のほうが大きいからです。
1,000円の本を読むことで、仕事に役立ち話題が豊富になり人脈が豊かになれば、いずれ10,000円の価値を生み出します。
本を読むのは、これと同じことなのです。
すべて投資です。
初めに小さな損をして、後から大きな得を得ることができます。
興味のある本を、自分のお金で買って読むと、自己成長につながります。
自分のためになり、私生活が豊かになるばかりでなく、仕事上で役立ちます。
もちろん話題も豊富になるでしょう。
すると、初めに本代にお金を支払ったとしても、後から支払った金額以上のお金が返ってくるのです。
本を読むためには、まずお金を払うことが必要です。
お金を使えば使うほど、増えるとはこういうことです。
本を買って読むのは「消費」ではなく「自己投資」ということに気づくことです。
本代がもったいないと思うのは、誤解です。
本代を払わないほうが、もったいないのです。
本代を払って読むほうが、後から何倍にもなってキャッシュを回収できます。