執筆者:水口貴博

本を読む力が強くなる30の方法

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社会的に弱い人は、お金も時間もない。そういう人のために、無料にしている。

社会的に弱い人は、お金も時間もない。そういう人のために、無料にしている。 | 本を読む力が強くなる30の方法

本は、お金を出して買ったほうが、よく身につきます。

私が、本を読み、本を書く立場の人間ですから、身をもって十分承知しています。

ここで、1つ疑問が湧きます。

なぜ「HAPPY LIFESTYLEは無料で文章を公開しているのか」という点です。

パソコンのウェブサイトのみならず、携帯サイトも無料にしています。

読者から、一切のお金は取りません。

意味がなく、そうしているわけではありません。

身銭を切るほうが読書の効果が高いことを知っていながら、あえて無料にしています。

もちろん以前に、有料化にしようかと考えたことがありました。

しかし、有料化にしない理由のほうが大きいので、やめました。

その「有料化にしない理由」についてお話しします。

まず、HAPPY LIFESTYLEは「悩み解決、幸せ生活向上サイト」です。

恵まれていない人、社会的に弱い立場の人たちを救うのが、本来の役目です。

そういう人は、お金も時間もないものです。

喧嘩、争い、悩み、人間関係のもつれなど、人生にうまくいっていない人たちです。

もし、HAPPY LIFESTYLEが有料になってしまえば、どうなるでしょうか。

お金のない人たちが見られなくなり、お金のある人だけが見ることができるという状態になりますね。

不幸な人たちはどんどん不幸になり、幸せな人はどんどん幸せになるという二極化になります。

お金のある人は、そもそも初めから人間関係や立場に恵まれている人が多いものです。

本当に助けなければいけない必要があるのは、お金も時間もなく、社会的に弱い立場の人です。

HAPPY LIFESTYLEの携帯版を作ったのも、時間もお金もない人のためです。

パソコンを立ち上げるのは、面倒で時間もかかり、場所も限られます。

携帯なら、ほとんどの人が持っていますから、いつでもどこでも見られます。

そういう人のためにHAPPY LIFESTYLEは「無料」で「いつでもどこでも」読むことができる必要があると思ったのです。

芥川龍之介あくたがわりゅうのすけの作品『クモの糸』のように、天界へ上るためのクモの糸を、一本垂らしている感じです。

幸せになるチャンスを、すべての人に完全無料で与えていると思っています。

それを生かすかどうかは、その人しだいです。

私は文章を書くときには、知っていることを本気で書くようにしています。

気持ちを込めて、熱い思いで書いています。

これを書くために、相当の時間をかけています。

たくさんの経験をして、失敗したことを生かして文章にしています。

多くの本を読み、たくさんの旅行をし、仕事、勉強、恋愛で失敗して気づいたことをもとにして書いています。

あなたが経験する前に、私が失敗をして得た知恵を無料で公開していると思っています。

そもそも私も、自分の失敗が誰かの役に立つことで、失敗が成功になるからそうしているという理由もあります。

誰しも「幸せになるぞ!」という意欲はあります。

その意欲を持って、本をたくさん読み、たくさん行動するのは、個人の問題です。

チャンスを生かすかどうかは、あなたしだいなわけです。

本は、自分のお金で買うほうが効果的であることは、私も知っています。

しかし、お金も時間もない社会的に弱い立場の人の生活が、少しでも向上するように、あえて無料化しています。

社会的に強い立場の人だけでなく、弱い立場の人にも読めるようにすることに意味があります。

意味がなく無料化しているわけではないのです。

無料にすることで、弱い人たちが救われるチャンスになるでしょう。

それが私の使命であり、天命だと思っています。

本を読む力が強くなる方法(10)
  • 弱い人たちにこそ、幸せになるチャンスを与える。
無理をして、本を最後まで読み切る必要はない。

本を読む力が強くなる30の方法

  1. 興味のある本から読まないと、眠くなる。
  2. 買ってきた日に読み始めるのが、読書のマナー。
  3. あなたが読みたい本だけ買えばいい。
  4. 気になる部分は、蛍光ペンでラインを引く。
  5. 蛍光ペンで線を引くときは、3種類の色を活用しよう。
  6. ラインが引くのが面倒なときは、ページを破って抜き出そう。
  7. 初めから読み始める必要はない。
    気になるところから読み始めていい。
  8. 初めから読まないと理解できない本は、内容も大したことがない。
  9. 自分のお金で本を買うから、自分のためになる。
  10. 社会的に弱い人は、お金も時間もない。
    そういう人のために、無料にしている。
  11. 無理をして、本を最後まで読み切る必要はない。
  12. 読書をして共感できたとき、潜在的思考が表面化する。
  13. 読書とは、言葉探しだ。
  14. 待ち時間に本を読む習慣があれば、待つことが嬉しくなる。
  15. 気に入った著者の全作品を読もう。
  16. 文字が大きな本ほど、得るものは大きい。
  17. 本を読むのは、知識を得るためではない。
    意識を変えること。
  18. 本を買って読むのは「消費」ではなく「自己投資」だ。
  19. 海外旅行ほど、待ち時間の多い旅はない。
  20. 本は、借りるより買うほうが、身につきやすい。
  21. 本で読んだことを現実で活用して、初めて「わかった」と言える。
  22. 読書は、座ってするものとは限らない。
    読書は、歩きながらできる。
  23. 古典には「普遍的内容」が含まれている。
  24. 読書はすべて、一期一会。
  25. 読書の魅力は、連鎖させていくこと。
  26. 読書の達人は、1ページ目から読まない。
    目次から読み始める。
  27. 忙しいときほど、読書をする絶好のチャンス。
  28. 気に入ったキーワード・キーフレーズが1つでもあれば、買う価値はある。
  29. 下克上を実現する一番の近道は、読書。
  30. 読書(インプット)→経験(消化)→教える(アウトプット)。

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