いい出会いをしたいなら「忙しい」は禁句です。
せっかくいい人と出会えても、忙しいという言葉が登場すると、出会いの好印象を妨げるからです。
あなたが次のセリフを言われたとき、どう感じるでしょうか。
「仕事に追われていて忙しい」
「毎日忙しくて、ほとんど休日がない」
「忙しくて死にそうです。過労死をしても不思議ではありません」
仕事のできる人であり、多くの人から必要とされ、社会の役に立っているのでしょう。
仕事で忙しいのは大いに結構ですが、それを露骨にアピールするのはよくありません。
「私には余裕がありません」と言っているようなもの。
「忙しい」という言葉は、ネガティブキーワードです。
忙しい人と一緒にいると、なぜだか元気を奪われていきます。
忙しい話は、聞いているだけで焦る気持ちが伝わってきて落ち着かなくなります。
「忙しい」を連発する様子は「余計な仕事を増やさないでほしい」「私を誘わないでほしい」というニュアンスにも聞こえます。
「また会いたい」と思っても、相手が「忙しい、忙しい」と言っていると誘いにくくなります。
余計なプレッシャーを与えることになる。
「お忙しそうですね」で、そのままご縁が終わりになってしまうのです。
あなたの日常会話には、どのくらい「忙しい」が登場していますか。
いい出会いをしたいなら「忙しい」は禁句です。
周りから引っ張りだこで自分は人気者だというアピールで「忙しい」と言っているなら、逆効果なので今すぐやめることです。
自分では普通に話しているつもりでも「忙しい、忙しい」と言っていると、相手は驚いて引いてしまいます。
「忙しい」と言いそうになったら、別の言葉で言い換えましょう。
「充実している」です。
たとえば「毎日忙しいです」なら「毎日充実しています」と言い換えます。
「仕事が忙しい」なら「仕事が充実している」と言い換えればいい。
「充実」という言葉は、ポジティブキーワードです。
「充実している」という言い方なら、相手に威圧感を与えることはありません。
むしろきらきらしている様子が相手に伝わるでしょう。
充実した日々を送っている人には、輝きがあります。
充実している人は、その後の成長が気になることもあって、また会いたくなるのです。