公開日:2025年12月25日
執筆者:水口貴博

自分磨きを楽しむ30の方法

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受験で勉強した人より、趣味で勉強している人のほうが詳しい。

受験で勉強した人より、趣味で勉強している人のほうが詳しい。 | 自分磨きを楽しむ30の方法

「英語は得意ですか」

「日本史はお詳しいですか」

「地理はお詳しいですか」

そんな質問をされたとき「はい、高校で習っていました」「大学受験で勉強しました」と答える人がいます。

もちろん受験で勉強したからには、知識に自信があるのでしょう。

勉強したのは紛れもない事実です。

知識を身につけ、理解を深め、試験でも高得点を取っていたはずです。

集中的に勉強した過去は誇れるものだし、必ずプラスになります。

受験に合格しているなら、知識だけでなく、学歴も手に入れているはずです。

しかし、ここで注意したいのは、それは過去の話だということです。

「高校のとき習っていた」「大学受験で勉強した」ということは「今は勉強していない」という可能性を含んでいます。

勉強していないと、忘れます。

どんな科目でも、日頃使わなければ、次第に忘れるものです。

得意科目だとしても、受験以降まったく勉強していなければ、ほとんど覚えていない可能性さえあるのです。

仮に覚えていたとしても、知識が古いままになります。

受験時代は、あくまで「当時の知識」です。

知識は、時代と共にアップデートされます。

昔は通用した知識が、今では通用しなくなっていることもあります。

かつての日本史の教科書には「鎌倉幕府の成立は1192年」と書かれていました、現在は「1185年」に修正されています。

地理も同様です。

何年もたてば、人口や生産量が変わり、ランキングも入れ替わります。

人口1位の国といえば、以前は「中国」でしたが、現在は「インド」です。

原油産出国の首位は、かつて「サウジアラビア」でしたが、現在はシェール革命により「アメリカ」となりました。

国の名前が変わった例もあります。

「グルジア」は現在「ジョージア」に改称されました。

「ザイール」は現在「コンゴ民主共和国」に改称されています。

ちなみに現在「インド」という国名を「バーラト」に変更するか議論が行われているところです。

このように知識や情報は、新しい発見や社会の変化によって刻々と変わっていくのです。

では、本当に詳しい人は誰なのか。

「趣味で勉強している人」なのです。

趣味にしている人は、好きだからこそ日頃から勉強しています。

自分から積極的に情報を取りに行っています。

暇さえあれば、関連書籍にも目を通しています。

時間やお金をかけて取り組んでいることも少なくありません。

遊び感覚で取り組んでいたとしても、大切なのは「継続」です。

日常的に触れることで復習になり、知識が強化され、更新されていきます。

趣味と聞くと、遊び半分でやっているイメージがありますが、実際は大きな武器になっています。

適当でも少しずつでも、日頃から触れていることのアドバンテージは強いのです。

高校時代や受験時代の話を持ち出すのは、もはや古い話です。

それは過去の話です。

何十年も前のことかもしれません。

大切なのは「昔はどうだったか」ではなく「今はどうか」です。

英語でも日本史でも地理でも、今どれだけ触れているかが重要です。

そういう意味で、受験で勉強した人より、趣味で勉強している人のほうが詳しいのです。

自分磨きを楽しむ方法(26)
  • 趣味で勉強している人をばかにしない。
感謝の気持ちを持つことも、大切な自分磨き。

自分磨きを楽しむ30の方法

  1. 「何のための自分磨きなのか」を明確にすることが大切。
  2. 自分磨きは、わがままになってもいい。
  3. 自分磨きは「栄養バランスの整った食事」から始まる。
  4. 目の下にくまを作って、自分磨きに取り組んでいないか。
  5. 「頑張らなければいけない自分磨き」になっていませんか。
  6. いつも口角を上げることも、自分磨きになる。
  7. 「自分磨き」という言葉に抵抗があるなら、別の言葉で表現しよう。
  8. 目標設定→実践→記録→見直し。
  9. ベストのものを買おうとするから、なかなか決断できない。
    高評価のものでOKと考えれば、すぐ決断できる。
  10. 言葉遣いを磨くことは、自分を磨くのと同じことだ。
  11. 「自分磨き=女性がするもの」というイメージにとらわれない。
  12. 気負わない、構えない、深く考えすぎない。
  13. 自己否定から入る自分磨きをしていませんか。
  14. 仕事そのものが、自分を磨くための磨き石。
  15. どれだけ成果を出しても、悪口を口にしていたら意味がない。
  16. 自分磨きをしたら、頑張った自分を褒めよう。
  17. 研究することも、立派な自分磨きだ。
  18. 初めてのことにチャレンジすることも、自分磨きだ。
  19. 自分磨きも自己投資も、他人と比べない。
  20. 習い事の時間が一瞬に感じられるとき、気づいてほしいこと。
  21. 投資している時間とお金は、2つの時間軸にかかっている。
  22. 自分磨きが、自分削りになっていないか。
  23. 自分磨きに疲れたときは、素直に休むのが一番。
  24. 身分磨きの後は、別の身分磨きを楽しむこともあっていい。
  25. 大好きな趣味こそ、自分磨きの最強ツールだ。
  26. 受験で勉強した人より、趣味で勉強している人のほうが詳しい。
  27. 感謝の気持ちを持つことも、大切な自分磨き。
  28. 自分磨きは、たまにサボったほうがうまくいく。
  29. 経験に勝るものはない。
    経験こそ、真の財産だ。
  30. 自分磨きは、人生磨きでもある。

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