自分磨きをするときは、気負わないことです。
構えたり、深く考えすぎたりしないことが大切です。
気負ったり、構えたり、深く考えすぎたりすると、肩に余計な力が入り、動きがぎこちなくなります。
取りかかるまでの時間も長くなります。
「よっこいしょ」と重い腰を上げる感じになり、初動が遅くなるのです。
無理な力が入ると、余計な緊張を感じてしまい、スムーズに取り組めなくなります。
結果として、長く続けにくくなるのです。
構えてしまうのは、特別なことだと思っているからです。
自分磨きを、特別なことではなく、当たり前のことです。
日常生活の一部として考えましょう。
定期的に行うものであり、毎日行うことも珍しくありません。
そういう意識を持つことが大切です。
日常生活の一部になれば、いちいち力や気合は必要ありません。
就寝前の歯磨きや起床後の洗顔のように、無意識にやってしまうような感覚になります。
それをしないと気持ち悪くなるような感覚にすらなります。
自分磨きは、肩の力を抜いて、さっと取り組むのがいいのです。
「当たり前の意識」となれば、取りかかるまでの時間も短くなり、フットワークも軽くなります。
わざわざ気合を入れなくても自然と体が動き、疲れも感じにくくなります。
長く続けられ、だからこそ結果も出やすくなるのです。