公開日:2024年2月18日
執筆者:水口貴博

問題意識を持つ30の方法

22

就寝前に思い出したタスクは、紙に書き出す。

就寝前に思い出したタスクは、紙に書き出す。 | 問題意識を持つ30の方法

「あっ、そうだ! あれをしなきゃいけなかったんだ!」

就寝のタイミングで、やらなければいけないタスクを思い出すことがあります。

ベッドで横になり、目をつぶり、さあこれから寝ようというときに思い出すことがあるものですね。

ひとたびタスクを思い出すと、考え事のスイッチが入ります。

「どういう手順で進めようか?」

「どれだけ時間がかかるだろうか?」

「うまくいなかったときはどうしよう……」

翌朝考えればいいことであっても、ひとたび気になり始めるとなかなか止まりません。

考え事がぐるぐる止まらなくなり、頭の中を占有します。

やらなければいけないことを思い出したら、芋づる式に別のタスクを思い出すこともあります。

脳が興奮してきて、入眠が阻害されるのです。

こうなったときの良い解決法があります。

メモ帳にタスクを書き出すのです。

これだけで不思議と寝られるようになります。

思い出したタスクが緊急性の高いことなら、すぐ飛び起きて対応すべきですが、そうでないなら、潔く翌日に回すのが得策です。

メモ帳に書き出すと、頭の中からタスクを吐き出せます。

「明日の朝、きちんと思い出せるかな」という心配はありません。

メモは確実です。

きちんと文字として残せば、消える心配はありません。

進め方・段取りといった細かいことは、翌日起きてから考えます。

メモしておけば頭を空っぽにできるので、脳の負荷が軽くなり、スムーズに入眠できるのです。

問題意識を持つ方法(22)
  • 就寝前に思い出したタスクは、紙に書き出す。
問題対応中に、別の問題を発見したらどうするか。

問題意識を持つ30の方法

  1. あらゆる問題は「時限爆弾」と言い換えられる。
  2. 違和感を見逃さないことが、トラブル防止につながる。
  3. 今すぐ解決しなくていい問題は、放置されがち。
  4. 「最初から問題を解決する気がない人」になってはいけない。
  5. 小さな問題をきちんと解決できる人は、普段の仕事もよくできる。
  6. 問題に取り組む理由は「仕事だから」で十分。
  7. 緊急の連絡は、無視しない。
    1分1秒でも早く確認する。
  8. 危機感を持つためには、最悪の結果をイメージする。
  9. 問題は、気づいたときに取りかかるのが一番良い。
  10. 問題は、文句を言えば言うほど、難しくなっていく。
  11. 小さな問題のほうが、実はリスクが高い。
  12. 考える時間に、無駄は1つもない。
  13. 問題と出会ったのもご縁と思えば、前向きに取り組める。
  14. 異常を見つけたくないからといって、健康診断を受けないのはNG。
  15. 問題に取り組むことが、セルフコントロール力を鍛える機会になっている。
  16. 「慣れたときが一番危ない」は、運転だけでなく、仕事にも言えること。
  17. 問題を指摘した人に、腹を立てない。
  18. 聞き方が強い口調だと、逆ギレをしているように聞こえる。
  19. 専門的な問題は、自分で解決するより、専門家を頼るのが良い。
  20. 解決不可能な問題であっても、解決可能な問題に転換できることがある。
  21. 問題ない日々を送っているからといって、素直に喜んでいいとも限らない。
  22. 就寝前に思い出したタスクは、紙に書き出す。
  23. 問題対応中に、別の問題を発見したらどうするか。
  24. 「ほら言ったとおりになっただろ」と言われたとき、どうするか。
  25. 中途半端な解決は、それはそれで問題。
  26. 問題かどうか自分が決めることなら、人に聞いても仕方ない。
  27. ブラックな問題は、真面目に取り組むより、逃げるのが得策。
  28. ファスナーを開けたままにしていると、窃盗被害に遭いやすくなる。
  29. あなたには、保留中の問題がある。
  30. 「今までの自分ならここで逃げていたが、今回は違う」。

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