公開日:2024年2月18日
執筆者:水口貴博

問題意識を持つ30の方法

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緊急の連絡は、無視しない。1分1秒でも早く確認する。

緊急の連絡は、無視しない。1分1秒でも早く確認する。 | 問題意識を持つ30の方法

日常ではあるとき、緊急の連絡を受けることがあります。

留守番電話に「お急ぎのご用件がございます」という伝言が入っています。

メールの件名に「至急」という文字が含まれています。

何があったのか詳細は不明ですが、何らか急ぎの用件があるということです。

こうした連絡を受けたとき、確認をためらう人がいます。

面倒なことがありそうで、確認に抵抗を感じるもの。

少なくとも良い知らせではなさそうです。

「うわあ、嫌な予感がするなあ。確認するのは後にしよう。気づかなかったことにしよう」と思う。

直感的に嫌な予感がするものです。

さて、ここは大切な場面です。

緊急ということは、何らかの問題が起こっていて、それを知らせる連絡である可能性が高いということ。

仕事で大きな問題が発生しているのかもしれません。

もしそうなら、きちんと確認しないと、着手が遅くなります。

問題は、刻一刻と進行します。

命に関わる内容というケースもゼロではありません。

仕事の時間外であれば、確認の義務はなく、無視や放置でも問題はないはずですが「緊急の連絡」だけは例外です。

やはり緊急の連絡は、特別重要な用件があるということ。

面倒が増えそうとはいえ、やはりこういうときは、きちんと確認しておくのがベターです。

連絡の詳細を確認して、大したことがないとわかれば、それはそれでいいのです。

「大きな問題でなくて良かった」と安心できます。

しかし、確認しなければ、いつまで経っても詳細がわかりません。

用件のことが気になって、気が休まらず、ずっと心労を抱えることになります。

緊急の連絡は、気づいた時点ですぐ確認しましょう。

留守番電話であれば、すぐ折り返しの連絡を入れます。

メールであれば、すぐ内容を確認して、きちんと返信します。

抵抗を感じても、1分1秒でも早く確認することが大切です。

結局のところ、自分のためです。

緊急の連絡は、気づいた時点ですぐ確認するのが正解です。

問題意識を持つ方法(7)
  • 緊急の連絡は、気づいた時点ですぐ確認する。
危機感を持つためには、最悪の結果をイメージする。

問題意識を持つ30の方法

  1. あらゆる問題は「時限爆弾」と言い換えられる。
  2. 違和感を見逃さないことが、トラブル防止につながる。
  3. 今すぐ解決しなくていい問題は、放置されがち。
  4. 「最初から問題を解決する気がない人」になってはいけない。
  5. 小さな問題をきちんと解決できる人は、普段の仕事もよくできる。
  6. 問題に取り組む理由は「仕事だから」で十分。
  7. 緊急の連絡は、無視しない。
    1分1秒でも早く確認する。
  8. 危機感を持つためには、最悪の結果をイメージする。
  9. 問題は、気づいたときに取りかかるのが一番良い。
  10. 問題は、文句を言えば言うほど、難しくなっていく。
  11. 小さな問題のほうが、実はリスクが高い。
  12. 考える時間に、無駄は1つもない。
  13. 問題と出会ったのもご縁と思えば、前向きに取り組める。
  14. 異常を見つけたくないからといって、健康診断を受けないのはNG。
  15. 問題に取り組むことが、セルフコントロール力を鍛える機会になっている。
  16. 「慣れたときが一番危ない」は、運転だけでなく、仕事にも言えること。
  17. 問題を指摘した人に、腹を立てない。
  18. 聞き方が強い口調だと、逆ギレをしているように聞こえる。
  19. 専門的な問題は、自分で解決するより、専門家を頼るのが良い。
  20. 解決不可能な問題であっても、解決可能な問題に転換できることがある。
  21. 問題ない日々を送っているからといって、素直に喜んでいいとも限らない。
  22. 就寝前に思い出したタスクは、紙に書き出す。
  23. 問題対応中に、別の問題を発見したらどうするか。
  24. 「ほら言ったとおりになっただろ」と言われたとき、どうするか。
  25. 中途半端な解決は、それはそれで問題。
  26. 問題かどうか自分が決めることなら、人に聞いても仕方ない。
  27. ブラックな問題は、真面目に取り組むより、逃げるのが得策。
  28. ファスナーを開けたままにしていると、窃盗被害に遭いやすくなる。
  29. あなたには、保留中の問題がある。
  30. 「今までの自分ならここで逃げていたが、今回は違う」。

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