公開日:2024年2月18日
執筆者:水口貴博

問題意識を持つ30の方法

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ブラックな問題は、真面目に取り組むより、逃げるのが得策。

ブラックな問題は、真面目に取り組むより、逃げるのが得策。 | 問題意識を持つ30の方法

世の中には、逃げたほうがいい問題があります。

代表的なのは、ブラックな問題です。

法に触れる問題ということです。

「ブラック企業」という言葉があるように、残念ながら世の中には、過酷な労働条件で従業員を強いる企業があります。

長時間労働、過剰なノルマの常態化、セクハラ・パワハラの放置、法令に抵触する営業行為の強要などなど。

ブラック企業は法令順守の意識が乏しく、人を酷使することが常態化していて、ブラックな問題だらけです。

「法に触れている」「従業員を人として扱っていない」「労働環境が悪すぎる」と思ったら、さっさと逃げましょう。

そのうちに改善されるだろうと願っても、改善されることはありません。

上司や会社に改善を申し出ても、スムーズに改善されることはありません。

「何とかしてください」とお願いしても、知らん顔をされるだけです。

ブラック企業は企業文化が良くないので、改善をお願いしてもスルーされます。

それどころかますますブラックな問題がひどくなっていくばかりです。

従業員に違法を強いる企業は、そもそも逃げることが解決です。

健康被害につながることも少なくありません。

ずっとそこにとどまっていても、薄給でこき使われるだけで良いことはありません。

ブラックな問題は、真面目に立ち向かうより、逃げましょう。

逃げることが解決になります。

退職を阻止されるかもしれませんが、あれこれ言われる筋合いはありません。

労働者にはやめる権利があります。

逃げられるうちに逃げておくことです。

「自分は今、ブラックな問題を抱えているな」と思ったら、さっさ逃げましょう。

すぐ辞表を書いて、他の会社に転職です。

世の中には、働ける場所はたくさんあります。

あなたが働ける場所はそこだけでなく、ほかにもまだまだたくさんあります。

もたもたしていると、逃げるだけの気力すら失われる恐れがあるため、早めにアクションを起こしましょう。

何でも真面目に取り組めばいいというわけではありません。

逃げることが解決というケースもあるのです。

問題意識を持つ方法(27)
  • ブラックな問題は、真面目に取り組むのではなく、さっさと逃げる。
ファスナーを開けたままにしていると、窃盗被害に遭いやすくなる。

問題意識を持つ30の方法

  1. あらゆる問題は「時限爆弾」と言い換えられる。
  2. 違和感を見逃さないことが、トラブル防止につながる。
  3. 今すぐ解決しなくていい問題は、放置されがち。
  4. 「最初から問題を解決する気がない人」になってはいけない。
  5. 小さな問題をきちんと解決できる人は、普段の仕事もよくできる。
  6. 問題に取り組む理由は「仕事だから」で十分。
  7. 緊急の連絡は、無視しない。
    1分1秒でも早く確認する。
  8. 危機感を持つためには、最悪の結果をイメージする。
  9. 問題は、気づいたときに取りかかるのが一番良い。
  10. 問題は、文句を言えば言うほど、難しくなっていく。
  11. 小さな問題のほうが、実はリスクが高い。
  12. 考える時間に、無駄は1つもない。
  13. 問題と出会ったのもご縁と思えば、前向きに取り組める。
  14. 異常を見つけたくないからといって、健康診断を受けないのはNG。
  15. 問題に取り組むことが、セルフコントロール力を鍛える機会になっている。
  16. 「慣れたときが一番危ない」は、運転だけでなく、仕事にも言えること。
  17. 問題を指摘した人に、腹を立てない。
  18. 聞き方が強い口調だと、逆ギレをしているように聞こえる。
  19. 専門的な問題は、自分で解決するより、専門家を頼るのが良い。
  20. 解決不可能な問題であっても、解決可能な問題に転換できることがある。
  21. 問題ない日々を送っているからといって、素直に喜んでいいとも限らない。
  22. 就寝前に思い出したタスクは、紙に書き出す。
  23. 問題対応中に、別の問題を発見したらどうするか。
  24. 「ほら言ったとおりになっただろ」と言われたとき、どうするか。
  25. 中途半端な解決は、それはそれで問題。
  26. 問題かどうか自分が決めることなら、人に聞いても仕方ない。
  27. ブラックな問題は、真面目に取り組むより、逃げるのが得策。
  28. ファスナーを開けたままにしていると、窃盗被害に遭いやすくなる。
  29. あなたには、保留中の問題がある。
  30. 「今までの自分ならここで逃げていたが、今回は違う」。

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