何をやっても思いどおりにいかない日があります。
「思いどおりに集中できない。仕事が進まない。予定が消化できない」
自分が期待していたように物事が進まないと、いらいらしがちです。
「なぜこんなにうまくいかないのだろう。自分が悪いのだろうか」
誰かが陰で邪魔しているように感じたり、自分に罪悪感を抱いたりするかもしれません。
しかし、もがいたところで仕方ありません。
思いどおりにいかない日は、もがけばもがくほど、さらに事態は悪化するでしょう。
貴重な体力と時間を消費するだけです。
では、どうするか。
思いどおりにいかない日は、そういう日だと考えましょう。
誰も悪くありません。
たまたまそういう日なのです。
人生には、そういう日もあります。
そういう日は「今日は思いどおりにいかない日」と名付ければ、すっと気が楽になるはずです。
いっそのこと「思いどおりにいかない状況」を楽しみましょう。
「さて、次はどんな思いどおりにいかないことが起こるだろうか。楽しみだなあ」
思いどおりにいかないことを楽しもうと思えば、焦りやいら立ちが期待や喜びに変わります。
思いどおりにいかないことを期待して、思いどおりにいかないことが起これば、思いどおりなのです。