人生の岐路では「人は人、自分は自分」という考え方が大切です。
友人から進路決定の話を聞いたとき、心がそわそわして、少なからず動揺することがあるでしょう。
周りが自分より順調に進んでいたり、自分よりかっこいい道に進もうとしていたりすると、影響を受けます。
大企業に就職する人、海外留学に向かう人、地元を離れて都会で一人暮らしをする人。
人の生き方は人の数だけ存在します。
夢を叶えるためにハードルの高い道を歩もうとする人もいるはずです。
すでに進むべき道がわかっていて、いち早く準備に取りかかっている人もいるかもしれません。
そんなとき「すごい」「かっこいい」と羨ましくなります。
と同時に、焦りやプレッシャーを感じることも多い。
「それに比べて自分は……」
自分と同じ立場にもかかわらず、自分より順調にいっていると、自分が見劣りします。
一歩も二歩も先に進んでいる人がいるように感じられるのです。
しかし、人の生き方を参考にすることはあっても、惑わされてはいけません。
周りを気にしていると、自分を見失います。
焦りやプレッシャーに惑わされると、純粋な気持ちが見えにくなり、正しい判断ができなくなります。
「人は人、自分は自分」です。
自分に合った道、自分の望む道を選び、突き進むことです。
華やかでなくてもいいのです。
地味で平凡な道かもしれませんが、それでもいい。
どうか自分の道を追求してください。
地味であろうと、かっこ悪い道であろうと、自分の望む道を選ぶのが正解です。
惑わされそうになったら「人は人、自分は自分だ!」と、びしっと自分に言い聞かせてください。
自分に合った道なら、それが正解です。
周りの生き方に惑わされず、自分の生き方を貫く人が幸せになれるのです。