ピエロは、派手なメイクをしています。
面白い芸をして、たくさんの人を楽しませます。
その様子がおかしいので、いろいろな人から、笑われます。
変な格好をした上に笑われるなんて、恥ずかしくて、普通はできません。
笑ってしまいますが、笑っている場合ではありません。
ピエロは変に見えますが、見習う点があります。
ピエロの見習う点は、見た目ではなく、生き方です。
楽しませることを、自分の喜びとしている生き方です。
自分は笑われますが、誰かが楽しんでもらえれば、それで良しとしています。
楽しませることを自分の喜びとすれば、恥も恥ではありません。
生きがいです。
他人も自分も幸せになる、理想的な生き方です。
笑われているピエロは、不自然な見た目にかかわらず、普通の人より何倍も大きな幸せを感じているに違いありません。
私たちが生きるときも、ピエロになるようなものです。
大切なことは、楽しませることを、自分の喜びとする生き方です。
笑われても、楽しませることができれば、良しとします。
かっこ悪くても、誰かを幸せにできれば、良しとします。
見た目で判断するのではありません。
生き方で判断します。
楽しませることを自分の喜びとすれば、恥も恥ではなくなります。
多くの人から「あなたがいてくれてよかった」と感謝されるのです。