執筆者:水口貴博

自分を高める30の方法

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社会人が1カ月に読む本は、1冊。月に2冊読むだけで「読書家」と呼ぶレベルに達する。

社会人が1カ月に読む本は、1冊。月に2冊読むだけで「読書家」と呼ぶレベルに達する。 | 自分を高める30の方法

社会人が1カ月に読む本は、何冊かご存じでしょうか。

平均すると「2~3冊」といわれています。

社会人なのでもっとたくさん本を読んでいるのかと思いきや、意外と少ないのが現実です。

社会人の多くは、学校を卒業すると本を読まなくなります。

読みたい本があっても日々の仕事に忙殺されてしまい、なかなか読む時間が取れません。

意外な事実にショックを受けるところですが、これが現実です。

さて、この話には続きがあり、本当に驚くのはこれからです。

世の中には読書の習慣がなく、まったく本を読まない人も少なくありません。

「月に0冊」という人は、全体のおよそ4割から5割を占めるといわれています。

文化庁の平成30年度「国語に関する世論調査」によると、月に1冊も読書しない人の割合は47パーセントです。

【URL】https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/kokugo_yoronchosa/pdf/r1393038_02.pdf

一方、本を愛する読書家もいて、1カ月に何十冊も読む人もいます。

こうしたことから、単純に平均で算出すると、集団の読書量が正しく反映されず、実態から少し離れてしまうところがあります。

そこで「平均」ではなく、より実態に近い「中央値」で考えるとどうなるのでしょうか。

社会人が1カ月に読む本は「1冊」となるのです。

月に2冊読むだけで「読書家」と呼ぶレベルに達する

あなたが1カ月に1冊読めば、社会人の中央値に達することになります。

月に1冊読むくらいであれば簡単に達成できるのではないでしょうか。

わざわざ難しい本を読む必要はありません。

興味のある本でいいのです。

小説でもビジネス書でも実用書でもいいのです。

2冊読んだら、たっぷり自分を褒めることができます。

「たった2冊」と思うかもしれませんが、社会人の中央値を上回っているのは事実です。

社会人の中央値の2倍を達成することになります。

たくさん本を読んでいる人の部類に入り「読書家」と呼ぶレベルに達します。

3冊読むことになれば、中央値を3倍も上回っていることになります。

大きな達成を遂げたことになり、向学心のある立派な社会人として胸を張れます。

年に36冊のペースとなり、ほかの人と大きな差がつくのは間違いありません。

月に1冊は本を読もう

今月は何冊の本を読んだでしょうか。

まだ0冊であっても大丈夫です。

まだ来月まで時間は残っているので、読書のチャンスがあります。

とりあえず月に1冊は本を読みましょう。

移動時間や休憩時間を使えば、それほど無理なく達成できるでしょう。

平日に忙しいなら、週末を使って読書をしましょう。

読書の時間は、自然できるものではなく、作るものです。

余裕があれば、月2冊にチャレンジです。

週に1冊のペースで読書をすれば、月に4冊は読むことになり、社会人として驚異的な読書量になります。

本は、知識や教養の幅を広げてくれるツールです。

たくさん活字に触れることで、あなたの世界観はどんどん広がっていくのです。

自分を高める方法(27)
  • 月に2冊は読むようにする。
100分の1の人間になる方法。

自分を高める30の方法

  1. 向上心を持つことも、向上の1つ。
  2. 相手の話を遮る人は、信頼関係を築けない。
    相手の話を最後まで聞ける人が、信頼関係を築ける。
  3. かっこつけるのはかっこ悪い。
    かっこつけないのがかっこいい。
  4. かっこいいから美学を持つのではない。
    美学を持つからかっこよくなる。
  5. 「なんだか品がある」という人は、背筋が伸びている。
  6. 抗菌グッズより免疫力を高めるほうが大事。
  7. 得意な分野がなければ、作る。
    得意分野を作るのに遅すぎることはない。
  8. 応援されないとできないことは、好きなことではない。
    才能は、応援されなくてもできるところにある。
  9. 「ありのままの私」とは「そのままの私」「何もしない私」のことではない。
  10. 決断力を鍛えたいなら、まず判断力を鍛えなければいけない。
  11. 高尚な人間を目指すより、低俗な人間を避ける。
  12. 「乱暴な言葉遣いは苦手」と言いつつ、自分の言葉遣いも乱暴になっていないか。
  13. 年齢を重ねるだけで、自然と性格が円くなるわけではない。
  14. 人の悪口を言うのはNG。
    自分の悪口を言うのもNG。
  15. 体調の良しあしと健康の良しあしは別問題。
  16. 孤独の時間は、避けるものではなく、求めるもの。
  17. 同じ靴を2日続けて履かない。
    昨日と同じ靴を履くと、昨日の倦怠感を引きずることになる。
  18. 立派に見せる人より、立派な行動する人になろう。
  19. 猫背が治らないのではない。
    治す気がないだけだ。
  20. 一切の言い訳をやめると、あなたの魅力は格段にアップする。
  21. 準備が間に合わなくても、うまくいくと信じる。
  22. 本番に弱くても「本番に強い」と思うことが大切。
  23. 「間に合うかな」と焦る時点でアウト。
  24. 小さな差を積み重ねていくことが、圧倒的な差につながる。
  25. 問題解決能力は大切。
    問題発見能力はもっと大切。
  26. 「口喧嘩」と呼ぶから印象が悪い。
    「本音のぶつけ合い」と呼べば、印象がよくなる。
  27. 社会人が1カ月に読む本は、1冊。
    月に2冊読むだけで「読書家」と呼ぶレベルに達する。
  28. 100分の1の人間になる方法。
  29. 10000分の1の人間になる方法。
  30. 1000000分の1の人間になる方法。

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