執筆者:水口貴博

初心に返る30の方法

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暗い人は「減点法」で生きている。明るい人は「加点法」で生きている。

暗い人は「減点法」で生きている。明るい人は「加点法」で生きている。 | 初心に返る30の方法

暗い人は、減点法で生きています。

ミスをしたとき「減点1」と考えます。

できないことがあれば、心の中で「マイナス1点」とつぶやきます。

失敗をしたら、眉間にしわを寄せ「評価が下がった」と考えます。

悪いところに注目する癖があり、しかもそれを「減点」として捉えます。

減点法で生きていると、ミスや間違いを犯すたびに、減点となります。

グラフで例えると、右肩下がりになっている状態です。

悪いところばかりが目につくため、どんどん自分が下に落ちている感覚になります。

減点法で生きると、しくじるたびに「減った」「下がった」「悪化した」となり、気持ちまで沈んでいきます。

これでは暗くなるのも当然です。

自分の価値まで下がっていくような錯覚を覚え、セルフイメージまで悪くなります。

減点法で生きると、マイナス面ばかりが強調され、暗く落ち込んでしまうのです。

明るい人は「加点法」で生きている

明るい人になりたければ、加算法が大切です。

明るい人は「加点法」で生きています。

仕事でも「タスクを3つ片付けた!」と考えます。

読書のときも「30ページ読み進めた!」とにこにこします。

ランニングでも「3キロ走った!」とガッツポーズをします。

できたこと・増えたこと・進めたことに注目します。

たとえミスをしたときであっても「改善点が1つ見つかった」とプラスに受け止めます。

加算法で生きると、何かをするたびに「増えた」「進んだ」「向上した」となります。

どんどん自分が上に向かっていくイメージが生まれ、快感が得られます。

加算法で考えるとプラスを感じる機会が多くなるため、セルフイメージもよくなり、自然と明るくなるのです。

心のポイントカードを作って、ポイントを集めよう!

明るい人になりたければ「加点法」で生きるようにしてください。

加点法で生きるために、ぜひあなたに発行してほしいカードがあります。

「心のポイントカード」を作りましょう。

心のポイントカードは、あなただけの特別なポイントカードです。

完了や達成のたびに「ポイントアップ!」とガッツポーズをしてください。

心のポイントカードは、増えることはあっても減ることはありません。

誰かに盗まれたり壊されたりすることもないので安心です。

ポイントに上限もないので思いきり貯めてください。

加算法で生きて、どんどんポイントを貯めていきましょう。

心のポイントカードを作って加算法で生きていけば、必ず明るい人になります。

初心に返る方法(11)
  • 心のポイントカードを作って、加点法で生きる。
初心者は、初心を思い出させてくれる先生。

初心に返る30の方法

  1. 誰でも初心に返ることができる。
  2. 初心に返る第一歩は「気づくこと」から始まる。
  3. 初心に返るための大切な下準備は「時間」。
  4. 初期に使っていたものを取り出そう。
  5. 初心に返るためには「意識的な努力」が必要。
  6. 写真とは、記憶の引き出しを開ける鍵。
    当時の写真を振り返ると、初心に返ることができる。
  7. 卒業アルバムを眺めると、初心に返ることができる。
  8. もらった贈り物のお返しを、忘れていませんか。
  9. 切羽詰まった状況のときは、焦って行動するのではなく、まず落ち着く。
  10. ブランコは、大人が童心を思い出すための遊具。
  11. 暗い人は「減点法」で生きている。
    明るい人は「加点法」で生きている。
  12. 初心者は、初心を思い出させてくれる先生。
  13. 明るい話し方をすると、普通のネタも面白く聞こえてくる。
  14. 仕事のフォームは、知らず知らずのうちに崩れる。
  15. 稼いでいたころと比較するから、落ち込む。
    経済力ゼロのころと比較すれば、落ち込まない。
  16. 人は、生きているうちに生まれ変われる。
  17. あなたはいつの間にか、人に影響を与えている。
  18. 相手の話をたっぷり聞くことも、愛情表現の1つ。
  19. 自分の顔を3分間じっと見つめてみよう。
    いつもと違った顔に見えてくる。
  20. 軽々しく人におすすめを聞かない。
    自分で探して選ぶことも、勉強の1つ。
  21. 共感したときは、きちんと本人に共感したことを伝えよう。
  22. どれだけ都会でも、必ず自然がある。
  23. 相手が話したいテーマは、宝探しの感覚で、楽しく探す。
  24. 前から一度やってみたかったことを、これ以上先延ばしにしない。
  25. 「ありがたい」が口癖の人に、悪い人はいない。
  26. 昔住んでいたアパートを見に行くと、初心に返ることができる。
  27. 体験は、しっかり記憶に残る。
    感情が伴った体験は、もっと記憶に残る。
  28. 新しい発見は「家電製品の説明書」にある。
  29. 自分より経験が浅い人に意見を求めよう。
    経験ゼロの人に意見を求めることも悪くない。
  30. 本当にやりたいことなら「やる、やらない」の相談は必要ないはずだ。

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