執筆者:水口貴博

パワーフードで開運する30の方法

8

「一食抜き」は、健康にも節約にもつながるペナルティー。

「一食抜き」は、健康にも節約にもつながるペナルティー。 | パワーフードで開運する30の方法

「いたずらの罰として今日の夕食は抜きです!」

昔のアニメを見ていると時折見かけるシーンです。

もちろん育ち盛りの子どもの食事を抜くのは言語道断です。

成長期の食事は大事であり、必要不可欠なもの。

昔はあったかもしれませんが、飽食と言われる現代ではほとんどないでしょう。

今の時代、子どもに食事を抜くようなしつけを行えば、虐待に当たるはずです。

「食事を抜く」というペナルティーは害しかないように思えます。

ところがこれが大人の場合となると、ちょっと事情が変わります。

大人の場合「ある選択肢」として活用できることがあります。

それは、自分で自分にペナルティーを与えたいときです。

自分にペナルティーを与えたいとき「一食抜き」という選択肢も検討してみてください。

一食抜きは豊かな食に反した行動ですが、一定の条件下では意義があります。

食べることは誰にとっても素晴らしいことです。

食べることは生きることであり、人生になくてはなりません。

だからこそ、時にペナルティーとして利用する価値があります。

空腹感というストレスを味わうことも、食の豊かさの1つ

一食抜きは、空腹に耐えるペナルティーです。

痛みは伴いませんが、空腹感というストレスがあります。

誰にとっても大切な食を一食分抜くことで、空腹感によるストレスを味わうことになります。

空腹感というストレスを味わうことも、食の豊かさの1つです。

ストレスはあるものの、比較的「優しいペナルティー」として役立つでしょう。

罰金というペナルティーには経済的ダメージがありますが、一食抜きというペナルティーであれば経済的ダメージはゼロです。

節約にもつながって「お財布に優しいペナルティー」と言えるでしょう。

一食抜きには、メリットもある

一食抜きは悪いことばかりではありません。

意外なことですが、一食抜きには有効なメリットが2つあります。

(メリット1)
臓器を休める機会になる

体の臓器は、常に入ってくる食べ物の消化に大忙しです。

一食分を抜くことで、胃腸といった臓器を休めることができます。

肝臓を休ませるために休肝日を設けることがありますが、それと同じ考え方です。

限定的な食制限は、別の見方をすれば「内臓の休憩」になります。

空腹でありながら健康にはプラスに働きます。

(メリット2)
食の価値を実感する機会になる

「食べないことはこんなに苦しいことなのか」と空腹感に苦しむことになるでしょう。

飽食の時代では、食に対する感謝を忘れがちです。

食を制限する機会を作ると、しっかり空腹を感じることになります。

食べないことで、食べることの感謝と素晴らしさを再認識する機会になります。

3つの注意ポイント

取り組む人は、次のポイントに注意してください。

(注意ポイント1)
2食連続で抜きにしない

2食連続で食事を抜くのは要注意です。

健康を害することになっては本末転倒ですから、食事を抜くなら一食までにしておきましょう。

(注意ポイント2)
一食を抜くなら、できるだけ夕食にする

一食を抜くなら、できるだけ夕食がおすすめです。

朝食や昼食を抜いてしまうと、日中の活動に身が入らず、悪影響を及ぼすことがあります。

夕食であれば、後は寝るだけですから簡単です。

空腹感がつらくて眠りにくいときは、ホットミルクやホットココアを飲めば、抵抗感が和らぎます。

睡眠時間を合わせれば、半日ほど断食することになります。

夜は空腹感でちょっと苦しいですが、朝はすっきりした目覚めを実感できるでしょう。

(注意ポイント3)
やりすぎない

やりすぎには注意してください。

あくまで「ペナルティー」としての位置づけであり、必死になったり頻繁に行ったりするものではありません。

何度も繰り返して行うと健康によくありません。

もちろん持病を抱えている人は控えてください。

事情のある人は控えるべきですが、健康な人であれば、一食抜くくらいであれば生命に直結することはないでしょう。

一食抜きは、食の啓発とは反する行いです。

基本食には素直になるべきですが、大人が意味を設けて限定的に行う分には問題ないでしょう。

一食抜きは、健康にも節約にもつながるペナルティー

何らかの過ちを犯して自分にペナルティーを科したいとき、選択肢の1つとして活用してみてください。

ペナルティーでストレスを感じつつも、食の初心を思い出すきっかけになるでしょう。

経済的ダメージがゼロでありながら、健康につながるだけでなく、食の感謝と素晴らしさを再認識する機会にもなります。

一食抜きは、健康にも節約にもつながるペナルティーです。

パワーフードで開運する方法(8)
  • 自分に罰を与えるときは「一食抜き」という選択肢も検討する。
「頑張れば食べきれそう」と思ったときが、運命の分かれ道。

パワーフードで開運する30の方法

  1. 食べたいものを食べていれば、幸運の風が吹き始める。
  2. 大好物を食べた後は、しばらく運気が高まっている。
  3. 「おいしいものを食べに行こう」と誘われたら、次はあなたが誘う番。
  4. 「食べ慣れている」と言いつつ、久しく食べていないものはないか。
  5. 悲しいかな、人には挨拶するのに、食事には挨拶をしない人が多い。
  6. 健康を考えた食事ばかりも不健康。
    たまには栄養を忘れた食事も素晴らしい。
  7. すでに心が満たされているときであっても、おいしいものを食べる意味がある。
  8. 「一食抜き」は、健康にも節約にもつながるペナルティー。
  9. 「頑張れば食べきれそう」と思ったときが、運命の分かれ道。
  10. あなたには「勝負飯」がありますか。
  11. ラッキーフードがあれば、あなたの人生はいつもラッキーで満たされる。
  12. テイクアウトのみでお店に行くこともあっていい。
  13. めでたいことがあったから、ごちそうを食べるのではない。
    ごちそうを食べるから、めでたいことが起こる。
  14. 食事をするたびに「ラッキー!」と喜ぼう。
  15. 鮮度の高いものは、すべてパワーフード。
  16. 死ぬまでに食べてみたいものを、先延ばしにしないでください。
  17. たまには豪華な料理を食べておかないと、本当に人生を楽しめない。
  18. 寂しいときや落ち込んでいるときは、おいしいものを食べよう。
  19. 食欲が少ない人より多い人のほうが、魅力的に見える。
  20. 健康運と食事マナーは連動する。
  21. 食べたくないときは、食べなくていい。
  22. 野菜や果物は生命力の塊。
    じっくり触れるだけでパワーをいただける。
  23. 家庭菜園は、パワーフードの菜園。
  24. 骨のある食べ物は、普通より多くの楽しみが詰まっている。
  25. ドライブスルーだからといって、雑な態度になってよい理由にはならない。
  26. ドライブスルーのときでも「いただきます」「ごちそうさま」はスルーしない。
  27. 食べることを生きがいにしてもいい。
  28. へんてこなスナック菓子であっても、食べてみる価値はある。
    どんな味であっても、企画が通ったのは間違いない。
  29. 旅行に行ったら、その土地のソウルフードを食べておこう。
    ソウルフードも、パワーフードの1つ。
  30. パワーフードからもらったパワーは、きちんと生かさなければならない。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION