パワーフードは、買うものとは限りません。
自分で作るものでもあります。
「パワーフードを作ることなんてできるの?」と思いますが、もちろんできます。
しかも今あなたが住んでいる場所で作れます。
それが「家庭菜園」という方法です。
パワーフードを自分で育てて、作ってください。
もやしであれば1週間で育ちます。
かいわれ大根であれば、簡単なので失敗することはありません。
少し慣れてくれば、ラディッシュ・ミニトマト・ミニキャロットにチャレンジするのもよし。
小さな野菜であっても、きちんとした食材です。
ミント・バジル・パクチーといったハーブ系もおすすめです。
調理のちょっとしたスパイスとして役立ちます。
自分が食べる食材を自分が育てます。
庭や空き地が余っていませんか。
余ったスペースがあれば、そこを使って家庭菜園にチャレンジしてみましょう。
「どうやって作ればいいのか」と思いますが、方法はシンプルです。
必要なのは「プランター」「土」「タネ」「肥料」だけです。
基本的なところから始めれば、初期投資を抑えながら楽しめます。
プランターを買うお金すらなければ、牛乳パックやペットボトルをプランターの代わりにする方法もあるので検討してみてください。
プランターさえ準備できれば、育てられる野菜の種類が広がります。
アパート暮らしで庭がない人も多いでしょう。
庭がなければ、ベランダを使う方法もあります。
ベランダにプランターを設置すれば「ベランダ農園」のできあがりです。
庭もベランダもないという人も、諦めるのはまだ早い。
屋外がダメなら、室内があるではありませんか。
「室内菜園キット」を使えば、室内でも家庭菜園を楽しめます。
屋外に比べて育てられる野菜は限られますが、もやし・かいわれ大根・ミニトマトくらいであれば可能です。
室内の空気もきれいになるので一石二鳥です。
実が実れば食べてみてください。
100パーセント感動できます。
自分で作った手料理はとびきり感動するように、自分で育てた農作物もとびきり感動します。
手塩にかけて育ったものは、あなたの気持ちや願いがこもっています。
「自分が作った」「タネから育てた」という実感はほかに代えることができません。
特別な思いがこもっている分だけ特別おいしく感じるでしょう。
お店で売っているものよりおいしく感じるに違いありません。
おいしさだけでなく、パワーも感じられるはずです。
パワーフードは「買うもの」だけでなく「育てて作るもの」でもあります。
家庭菜園を通して「パワーフードを育てて作る」という選択肢を検討してみてください。
水と愛情を注ぎながらパワーフードを育てていきましょう。
育てるまでに手間暇はかかりますが、それがいいのです。
わが子を育てるようにかわいがってください。
「私は今、パワーフードを育てている」と思えば、日々の楽しみが増え、生活にも潤いが出てきます。
自分が作ったものは、すべてパワーフードです。
家庭菜園は、パワーフードの菜園です。