「食欲があるから食べる」
「食欲がないから食べない」
もちろんそれはそれでいいのです。
食の幸せを感じるのは、どんなときでしょうか。
まず思い浮かぶのは「おいしいものを食べている場面」ではないでしょうか。
おいしい料理、話題の人気スイーツ、高級レストランのフルコース。
忙しくて外食する時間がない人もいるでしょう。
外食をするにはまとまった時間が必要と思われます。
たしかに入店して食事を楽しみ、お会計を済ませるまでには、ある程度の時間がかかります。
世の中には「おいしく食べる順番」というものが存在します。
たとえば、お寿司の場合です。
まず脂が乗っていない淡泊な白身から食べ、それから脂が乗った赤身のものを食べるのが良いとされています。
よりおいしく食事を味わいたいなら、食べる前に「おいしそう」と思ってください。
ふざけて思うのではありません。
心から本気で思うことが大切です。
贅沢を「値段」で決めないことです。
「贅沢な食事」と聞けば、すぐ「高級料理」を思い浮かべる人がいます。
たしかに高級レストランで高級料理をいただけば、リッチな気分を味わえ、贅沢に感じるでしょう。
おいしそうな料理が出てきたとき、写真を撮る人もいるでしょう。
おいしそうな料理の写真は「絵」になります。
きれいに盛り付けされた料理は、見栄えがよくて美しいので写真に残したくなるものです。
いきなり食べ始めません。
いきなり食べ始めるのも悪くありませんが、少し落ち着きが足りません。
食事をいただくときは、まず外観を楽しみましょう。
たくさん食を楽しみたいなら、やっておきたいことがあります。
まずたくさん体を動かしましょう。
先にカロリーを消費しておくことで空腹感が増し、おなかがぺこぺこになります。
丼ものや定食ものでは「ご飯少なめ」でお願いできます。
基本的にどの飲食店でも、一言言えば快く対応してくれるはずです。
「ご飯の普通盛りはちょっと厳しいかな。食べきれないかもしれない」
小食にコンプレックスを持つ人がいます。
「私は小食だから食の楽しみが少ない」
「人付き合いに支障が出る」
歯を大切にしましょう。
食生活を豊かにするためには、最初に健康的な歯であることが大切です。
歯磨きがおろそかになっていると、虫歯や歯周病の原因になります。
甘いものに興味があるのに、ないふりをしている人がいます。
「甘いものは好きですか」と聞かれても「普通です」「ときどき食べる程度です」と答える。
正直に答えればいいところですが、人によって印象を気にすることがあるようです。
たくさん食べているのに太らない人がいます。
毎日3回の食事をがっつり食べています。
午後にはおやつも欠かさずぱくぱく食べています。
「食べても味を感じにくい」
「味の微妙な違いを区別するのが苦手」
「普通の食事では、味が物足りなく感じる」
お箸の持ち方を振り返ってみてください。
正しい持ち方ができていますか。
ときどきお箸の持ち方がおかしな人がいます。
食の楽しみ方は、組み合わせで決まります。
ライスならライス単品で食べるのもいいですが、これにほかのメニューを加えます。
組み合わせて一緒に食べると、組み合わせの数だけバリエーションが生まれ、味わいも増えます。
テレビでリポーターがコメントを述べながら食べるシーンを見かけることがあります。
視聴者に向かって言います。
「わあ、おいしそうな料理が出てきました」
ダイエットをしている人がいちばん気にすることといえば「カロリー」です。
カロリーを取り過ぎると脂肪がついて太ってしまいます。
肥満は健康の大敵であり、生活習慣病の要因になります。
「私はよく仕事でミスをする」
「1日1回は、何らかのミスをする」
「どうしてミスをしたのか自分でもわからない」
ときどき食事中にため息をついている人がいます。
「はあ~」
「ふう~」
モテるためにお店の勉強をする人がいます。
「人気者になるには、いろいろな飲食店に詳しくならなければいけない」
「デートを成功させるには、高級レストランを知っておかなければいけない」
うっかりまずいものを口にすることがあります。
まずいとわかっていればあらかじめ避けられますが、どうすることもできないこともあります。
特に初めて食べるものは、実際に食べてみないと味がわかりません。
スムーズな食を妨げる、ひそかな大敵がいます。
それは「便秘」です。
便秘と聞いて「自分のこと?」とどきっとしている人もいるのではないでしょうか。
食べないと、楽しめません。
仕事も趣味も人間関係も楽しめません。
日常全体を楽しめません。
食生活に奇跡を起こすポイントは「苦手な食べ物」にあります。
あなたの苦手な食べ物は何ですか。
独特の味や食感があって抵抗を感じる食べ物があるでしょう。
職場のデスクで食事を取ることがあるでしょう。
仕事が立て込んでいてデスクから離れられないこともあるでしょう。
わざわざ食堂に行くのがおっくうということもあるかもしれません。
素晴らしい料理を楽しんだ後は、心地よい余韻を楽しめます。
食の感動が、心の中をこだましているかのようです。
食べ終わったにもかかわらず、口の中にまだ味が残っているようです。
あなたの目の前には、どんな食べ物がありますか。
平凡な食事かもしれません。
栄養いっぱいの野菜かもしれません。
食欲は面白い。
たくさん食べておなかに詰め込むと、満腹になります。
「本当におなかいっぱいで本当にもう食べられない」という状態になります。
「食欲があるから食べる」
「食欲がないから食べない」
もちろんそれはそれでいいのです。
食欲があるときは食べたいと思います。
食欲がなければ食べたいと思いません。
別におかしなことではなく、普通のことであり当たり前のことですね。
しかし、ちょっとここで常識を疑ってみてほしい。
それは思い込みかもしれません。
食欲がないだけで食べないのはもったいないことです。
食欲がなくても食べてみてください。
たくさん食べる必要はありません。
少しでいいのです。
一口食べると、口の中においしい味が広がります。
「うまい! おいしい! 素晴らしい!」
食べることで快感と感動が得られ、すぐ幸せ気分になれるでしょう。
すると、どうでしょう。
食欲が湧いてくるのです。
さっきまでなかったはずの食欲がむくむく湧いてくるようになります。
「そんなばかな」と思うかもしれませんが、過去の自分を振り返ってみてください。
「食欲はなかったものの、一口食べると止まらなくなった」
「『もう一口だけ、もう一口だけ』が繰り返され、気づけば食べきってしまった」
そんな不思議体験を経験したことがあるはずです。
人間は不思議な生き物です。
たとえば、食欲がなくても、甘いものであれば食べられるのではないでしょうか。
一口食べた瞬間、口の中に甘みが広がります。
たった一口で幸せな気持ちになれるのですから、甘いものの力は侮れません。
「食欲はないが、甘いものなら食べられる」という、ちょっと矛盾した感覚が私たちの中にあります。
食欲が湧いたから食べるのではありません。
食べるから食欲が湧くのです。
頭を柔らかくして、新しい食パターンにチャレンジしてみてください。
食欲がないから食べないのもいいですが、そこに隠れた可能性にも気づいてください。
食欲は、食べているうちに湧いてくるものです。
「食欲がない。おなかがすいていない。よし、何か食べてみよう!」
これでいいのです。
食の幸せを感じるのは、どんなときでしょうか。
まず思い浮かぶのは「おいしいものを食べている場面」ではないでしょうか。
おいしい料理、話題の人気スイーツ、高級レストランのフルコース。
どれもおいしいと呼べる代表でしょう。
おいしいものを食べると、口の中においしい味が広がります。
心の中で音符が躍って、ハッピーな気持ちになります。
空腹感を満たせ、ハイパフォーマンスを発揮できるでしょう。
しかし、おいしいものを食べたからといって幸せになれるとは限りません。
ここが要注意ポイントです。
おいしいものを食べたとしても「ながら食い」では台無しです。
集中力が低下して、おいしい味も半減します。
「早食い」の場合もNGです。
いくらおいしいものでも、飲み込むような食べ方になるときちんと味わうことができず、せっかくの味も帳消しです。
おいしいものを食べたとしても「感謝の気持ち」がなければ、意味がありません。
食べ物に対する感謝がなければ、おいしい食べ物も無味乾燥に感じるでしょう。
私たちの多くのが落ちる落とし穴です。
では、食で幸せになるにはどうすればいいか。
おいしいものを食べることではありません。
「おいしく味わうこと」なのです。
おいしく味わうことに集中してください。
「何を食べるか」より「いかに味わうか」です。
量は少なくても、ゆっくり食べれば、味をしっかり引き出せます。
普通の食べ物でも、よく噛んで味わえば、素晴らしいおいしさを感じます。
シンプルな食べ物でも、感謝の気持ちがあれば、贅沢に感じます。
たとえ食べ慣れたものでもいいのです。
「食事ができてありがたい」「食事をつくってくれてありがとう」と感謝の気持ちがあれば、十分な満足感が得られます。
おいしく味わうことさえできれば「味の感動」が得られます。
心はハッピーになり、幸せになります。
結局のところ、何を食べてもいいのです。
おいしく味わえば味わうほどいい。
おいしく味わったほうが食の満足度が高まって、心が豊かになります。
今後食事の際は、何でもおいしく味わうことに集中してください。
「何を食べるか」より「いかに味わうか」です。
食べる対象より、おいしく味わうことに力を入れましょう。
よく噛んだり感謝の気持ちを持ったり「おいしい」と思いながら食べたりすればできます。
食べ物から味を引き出すようなイメージです。
おいしいものを食べた人が幸せになるのではありません。
おいしく味わった人が幸せになるのです。
忙しくて外食する時間がない人もいるでしょう。
外食をするにはまとまった時間が必要と思われます。
たしかに入店して食事を楽しみ、お会計を済ませるまでには、ある程度の時間がかかります。
しかし、忙しいからといって外食を諦めてはいけません。
「空いた時間に外食をしよう」と思うのが良くありません。
忙しくて外食する時間がないときは、生活の中に組み込んでしまえばいいのです。
生活の中に組み込めば生活習慣の1つになるため、無理なく外食ができるようになります。
たとえば、生活の中に外食を組み込む代表的な方法として、次の2つが有効です。
最もシンプルなのは「レストランで朝食セットをいただく」という方法です。
簡単な朝食セットでも素晴らしい外食です。
大手のチェーンレストランでは朝食セットが提供されています。
朝食セットは基本的に飲み物もセットになっていて、価格も手頃です。
料理が出てくるまでの待ち時間に、ニュースやスケジュールをチェックすれば上手に時間をつぶせます。
お箸を使う朝食であれば片手が自由に使えるため、食事中の時間を有効に使いやすくなります。
ながら食いになるため好ましいとは言いがたいですが、忙しいときは許容範囲です。
和食・洋食・カフェなど、お店の種類によってモーニングメニューもさまざま。
朝食セットも、Aセット・Bセット・Cセットなど、数種類あるのが一般的です。
気分に応じてお店やメニューを変えれば、変化をつけることができて好都合でしょう。
タマゴや納豆を使った朝食であれば、栄養面でも申し分ありません。
昼食を取る時間帯をずらす方法もおすすめです。
会社で許容されているなら、お昼12時に昼食を取るのではなく、時間を少し後ろにずらして13時や14時にします。
混み合う時間帯を避ければ、お客さんもすいているので快適に外食を楽しめるでしょう。
ランチセットも、モーニングセットと同様、基本的に飲み物もセットになっていて価格も手頃です。
もちろん忙しいからといって早食いをするのではなく、よく噛んでゆっくり食べるようにします。
昼食後の眠気が心配であれば、炭水化物を少なめにしたメニューを選びましょう。
注文の際に「ご飯少なめ」とお願いすれば普通に対応してくれるはずです。
低糖質のメニューを提供しているお店もあるので、興味のある人は一度チェックしておくといいでしょう。
忙しいからといって外食を諦めないでください。
忙しくて外食ができないなら、生活に組み込める工夫を考えましょう。
「何かいい方法はないだろうか」と頭をひねって知恵を出してください。
方法さえ見つかれば、意外と簡単に実現できてしまいます。
生活の中に組み込めば、パターンとして繰り返すだけでOKです。
生活パターンにすれば、意思の力に頼らなくても簡単に継続できます。
生活に組み込めば生活習慣になるため、無理なく簡単に続けられるのです。
世の中には「おいしく食べる順番」というものが存在します。
たとえば、お寿司の場合です。
まず脂が乗っていない淡泊な白身から食べ、それから脂が乗った赤身のものを食べるのが良いとされています。
定食の場合、お吸い物から先に口をつけるのが良いとされています。
お吸い物で口を整えた後、固形物を食べていくほうがスムーズに食事を楽しめるとされています。
しかし、こうした順番はあくまで参考や推奨であってルールではありません。
正式なマナーとして決まっているわけでもありません。
食べたいものから食べましょう。
堅苦しいルールは抜きです。
自分の食欲に正直になってください。
食べたいものを後回しにすると、ろくなことになりません。
温かいものは冷めてしまうでしょう。
冷たいものはぬるくなってしまうでしょう。
固いものが柔らかくなったり、柔らかいものが固くなったりするでしょう。
食べたいものから食べないと、途中で満腹になって食べられなくなるかもしれません。
すでに食欲が満たされていると、おいしいものをおいしく味わえなくなることがあります。
テイクアウトができるとも限りません。
時間的な要因もあります。
食事中に緊急の仕事が入って、最後に食べるつもりだった大好物が食べられなくなる可能性もあります。
あるいはゆっくり食べるつもりが急いで食べることになることもあるでしょう。
社会人として多忙な毎日を送っていると、時折そういうことがあるものです。
子どものころ、親や先生から「嫌いなものから食べなさい」と言われて育ちました。
当時の名残で、大人になっても嫌いな食べ物から食べるのが癖になっている人もいるでしょう。
それはあくまで子ども時代の話であり、大人になれば無理に従う必要はありません。
「嫌いなものから食べなさい」と言われた名残はいったん忘れましょう。
人生では、いつ不測の事態が発生するかわかりません。
後回しにして損をすることはあっても、得をすることはありません。
おいしく食べる順番は、自分の食欲に任せて食べるのがいちばんです。
食べる順番は気にしません。
食べたいものから食べていきましょう。
それが素直な食べ方であり、いちばん幸せな食べ方です。
よりおいしく食事を味わいたいなら、食べる前に「おいしそう」と思ってください。
ふざけて思うのではありません。
心から本気で思うことが大切です。
以前食べたときの印象を思い出すのも良し。
すると、本当においしく感じるでしょう。
おいしいものが、よりおいしく感じるでしょう。
魔法の力のように、より食のおいしさがアップします。
食べ慣れたものでも、普段よりおいしく感じるに違いありません。
気分の問題に思えますが、そうではありません。
なぜ「おいしそう」と思うだけで、おいしく感じやすくなるのか。
それは、唾液の分泌と関係しています。
レモンを見て「すっぱそう」と思った瞬間、口の中でじわっと唾液が分泌されます。
口の中に唾液の水たまりができるでしょう。
条件反射の作用が働くためです。
「すっぱそう」と思った瞬間、過去にレモンを食べたときの記憶が再生されます。
食べていなくても食べているような感覚になります。
条件反射の作用が働いて、唾液の分泌が促されるのです。
この条件反射の作用は、レモンに限ったことではなく、おいしいものにも同じように起こります。
食べ物を見て「おいしそう」と思った瞬間、まだ食べていなくても頭の中で味が再生されます。
条件反射の作用が働いて唾液が分泌されます。
唾液の分泌が促されることで、一口目のおいしさがアップして、食事をよりおいしく感じることができるのです。
「おいしそう」と思ってから食べてください。
あなたの口の中に、じわっと唾液が広がるでしょう。
唾液の分泌は、少ないより多いほうがいい。
唾液は、おいしさを引き出す魔法の水です。
ちょっと意識するだけで、自然と魔法の水が生み出されます。
おいしそうと思って食べると、ますますおいしく感じられます。
最高の調味料は、あなたの口の中にあるのです。
贅沢を「値段」で決めないことです。
「贅沢な食事」と聞けば、すぐ「高級料理」を思い浮かべる人がいます。
たしかに高級レストランで高級料理をいただけば、リッチな気分を味わえ、贅沢に感じるでしょう。
上品な雰囲気で高級料理を堪能できれば、最高のひとときになるはずです。
会計のとき、金額を見て驚けば「今日は贅沢をした!」と実感するでしょう。
値段が高ければ高いほど、おいしくて満足できるに違いないと考えている人もいるのではないでしょうか。
しかし、贅沢な食事とはいえ、高級なものとは限りません。
値段に惑わされないでください。
値段を基準に考えないことです。
値段はあくまで値段です。
大切なことは「いかに満足できるか」です。
贅沢は「値段」ではなく「満足感」で決まります。
食事の値段は、食材の産地や希少性、季節性、調理の手間暇といった要因で変わります。
食事の値段は、いかようにも変わると言っても過言ではありません。
贅沢は、値段でするものではなく、心でするものです。
贅沢な食事をしたいと思ったら、食べたいものを食べるのがいちばんです。
安いものでも、おいしいものはたくさんあります。
安いものでも、自分の好みに合ったものなら十分満足できます。
大好物であれば、安い牛丼が贅沢な食事ということもあります。
安い牛丼に半熟卵のトッピングが、最高の贅沢という人もいるはずです。
自分がそう思えば、それが正解です。
大切なことは、いかに満足できるかどうかです。
値段が高いからといっておいしいとは限りません。
どれだけ高級で値段が高くても、自分の好みに合っていないなら満足できません。
高価な食材の1つとしてキャビアがあります。
キャビアは「黒いダイヤ」として有名ですが、苦手という人も少なくありません。
一方、値段は安くても、自分の好みに合っているものなら贅沢な食事と感じて満足できるでしょう。
高級フレンチ料理より、半熟卵をトッピングした牛丼のほうが、満足感があって贅沢に感じる人もいるはずです。
大切なのは、心の満足です。
いかに満足できるかです。
自分にとって贅沢な食事とは何か。
正解は、あなたの心の中にあります。
贅沢とは、値段でするものではなく、心でするものです。
おいしそうな料理が出てきたとき、写真を撮る人もいるでしょう。
おいしそうな料理の写真は「絵」になります。
きれいに盛り付けされた料理は、見栄えがよくて美しいので写真に残したくなるものです。
写真撮影が許可されたお店であれば自由に撮れます。
あとから見返すために、写真を撮って残したくなります。
記念に写真を撮り、個人的に楽しむこともあるでしょう。
見栄えのいい料理が出てくるたびに、写真をぱしゃぱしゃ撮るのが癖になっている人も多いはずです。
みんなに見てもらおうと、SNSに写真をアップロードする人も多いのではないでしょうか。
もちろん料理の写真を撮るのもいいですが、ここでよく忘れがちなことがあります。
「料理を食べている瞬間の写真」です。
料理の写真を撮るのもいいですが、料理を食べている自分の写真も撮りましょう。
「素晴らしい料理と、それを食べている自分」という構図です。
料理を食べている写真には「動き」があります。
ひときわ映える瞬間であり、写真に収めるならまさにこの瞬間です。
ピザを食べているなら、ピザを頬張りつつ、口からチーズが伸びている瞬間がベストショットです。
人の脳には「補完」の機能があります
写真は静止画ですが、食べている瞬間の写真を見ると前後の動きが補完され、動いているように見えます。
自然とセンスのいい写真になり、見栄えが良くなるのです。
にこにこした笑顔で食べている自分の姿を取れば、ますますいい写真になります。
幸せそうな雰囲気がいっぱいで、見る人を幸せな気持ちにさせます。
写真を見る人にも「おいしそう」「幸せそう」という印象がしっかり伝わるでしょう。
写真に「感性」が加わって、見る人の心を動かします。
一緒に食べている人がいれば撮ってもらうといいでしょう。
もちろん写真を撮るときは、周りへの配慮も大切にしましょう。
料理の写真も映えますが、料理を食べている写真はもっと映えます。
食べている瞬間こそ、最もいい写真です。
人生の幸せな瞬間です。
おいしそうに食べている様子こそ、最高の写真映えです。
いきなり食べ始めません。
いきなり食べ始めるのも悪くありませんが、少し落ち着きが足りません。
食事をいただくときは、まず外観を楽しみましょう。
食事が出てきたら、全体を見てください。
麺類なら、麺の様子を見ます。
丼物なら、どんぶりの中の様子を見ます。
汁物なら、中の具材や汁気を見ます。
魚料理なら、白身や赤身、魚の種類などを見ます。
定食メニューなら、一品ごとに外観を楽しみましょう。
料理には、ユニークな外観があるはずです。
つやや光沢、ぷるぷるした質感、華やかな彩り。
色や形、盛り付けや飾り付けがあるでしょう。
出来たてで熱々なら、きちんと湯気にも目を向けたい。
器、グラス、カトラリーにも注目しましょう。
目を凝らしつつ視野を広げてください。
外観からいろいろな印象を受けるでしょう。
食事をつくってくれた人がそばにいるなら、きちんと外観に注意を向けると喜んでもらえます。
外観に注意を向ければ「おいしそうな様子」に気づくでしょう。
「きれいな色」
「面白い形だね」
「盛り付けが美しい」
「飾り付けが凝っているね」
「出来たての湯気が立ち上がっている」
立派な器が使われているなら、きちんと器にも注意を向けましょう。
料理によっては、趣のある立派な器が使われていることがあります。
上品な質感だったり繊細なデザインが施されていたりすることが少なくありません。
「なかなか味わい深い器だね」
食事は、舌だけでなく、目でも味わいたい。
器にも目を向けると、楽しみと味わいの範囲が広がって、より豊かな気持ちになるでしょう。
食事を堪能する前に、外観を堪能しましょう。
食事をする前、ほんの少し外観を眺める時間をつくってください。
じらすような時間ですが、それがいいのです。
きちんと外観に注意を向けると、むくむく食欲が湧いてきます。
目で楽しんでいくうちに「おいしそう」という気持ちになり、どんどん食欲が湧いてくるでしょう。
食事を見ながら、どんな味なのか想像してみましょう。
おいしい味が頭に浮かぶと、さらに食欲が湧いてくるでしょう。
たっぷり食欲を刺激してから食べるほうが、食への集中力が高まって、よりおいしく味わえます。
外観を楽しむ時間があるとないとでは、同じ食事でも味わいが変わります。
食の一つひとつに注意を向けることは、一つひとつを楽しむことになります。
楽しむポイントが増えることで、食事に対する喜びや感謝も増していきます。
食の可能性を引き出され、食生活が豊かになっていくのです。
たくさん食を楽しみたいなら、やっておきたいことがあります。
まずたくさん体を動かしましょう。
先にカロリーを消費しておくことで空腹感が増し、おなかがぺこぺこになります。
きちんとおなかをすかせておけば、多めに食べても太りません。
体を動かせば動かすほどカロリーが消費され、よりたくさんの食を楽しめるようになります。
おなかがすいていると食欲も湧くので、普段より味がはっきり感じられ、よりおいしく楽しめるようになります。
よりたくさん食べられるうえ、よりおいしく楽しめるのですから、利用しない手はありません。
たくさん体を動かした分だけ、たっぷり食を楽しむチャンスが手に入ります。
「体を動かす」と聞くと「本格的な運動」を思い浮かべる人がいるかもしれません。
早朝のランニングやフィットネスクラブでの有酸素運動といったイメージをする人もいるでしょう。
もちろんきちんと運動の場を設けるのもいいですが、その限りではありません。
もっと手軽に実現できる方法があります。
普段の生活の中で運動量を増やせばいいだけです。
こうした取り組みなら普段の生活の中で自然と運動量を増やせるので、今日からでも実践できるでしょう。
無理のない範囲で取り組むほうが、ストレスも小さくなって長く続けられます。
先にカロリーを消費しておけば、普段よりたくさん食べても太りません。
食欲をモチベーションにして運動を頑張るのも悪くありません。
面倒に思える運動も「たくさん食べるため」「よりおいしく味わうため」と思えば、モチベーションに火がつくでしょう。
たくさん体を動かせば、それだけ食の可能性が大きくなり、素晴らしい食体験を享受できます。
食も運動もたくさん楽しむことは、人生の楽しみを増やすことにもつながります。
丼ものや定食ものでは「ご飯少なめ」でお願いできます。
基本的にどの飲食店でも、一言言えば快く対応してくれるはずです。
「ご飯の普通盛りはちょっと厳しいかな。食べきれないかもしれない」
普通の量とはいえ、自分にとって少し多く感じることがあるでしょう。
もともと小食の人であれば、普通盛りでも、食べきれず残してしまうことがあるはずです。
あるいは、ダイエット中で炭水化物を避けている人も多いのではないでしょうか。
ご飯は炭水化物の塊です。
お茶碗1杯分の白米の場合、炭水化物はおよそ55グラムあります。
ご飯はちょっとした量でも血糖値が急上昇して、満腹を感じやすい。
ところが世の中には、変わった考えを持つ人がいます。
ご飯少なめでお願いすることを恥ずかしがる人がいます。
「変な人だと思われないかな」
「食事を嫌がっていると思われないかな」
「失礼な注文にならないかな」
ご飯少なめでお願いすることに抵抗があり、ためらう人がいます。
これはまったくの誤解です。
ご飯少なめでお願いすることは、恥ずかしいことでも何でもありません。
もちろんマナー違反でもないので安心してください。
「自分にとって普通盛りは多すぎるので少なめでお願いします」というだけのことです。
別に食べ残すわけではありません。
むしろ食べ残さないように配慮していることがお店の人に伝わって好印象です。
「ご飯少なめ」は恥ずかしいことではありません。
恥ずかしがって、ご飯少なめをお願いできず、そのまま食べ残してしまうほうが恥ずかしいことです。
大きな視点で見れば、食品ロスを減らす取り組みの1つです。
小さな取り組みに思えますが、実はエコにつながる有意義な活動です。
ご飯少なめは、地球にも優しいのです。
食べ残してしまうくらいなら、最初から少なめで注文すればいいことです。
ご飯少なめに料金はかかりませんから気軽にお願いできます。
最初からご飯を少なめにしておけば、小食の人でも食べきれるでしょう。
正規料金を支払っているにもかかわらずご飯の量を減らすと、損をしている感覚になるかもしれません。
「お金がもったいない気がする」と思うかもしれませんが誤解です。
お金のことを気にするより、きれいに食べきることを気にしましょう。
注文してから量が少なすぎたとわかれば、噛む回数を調整すればいいことです。
普段よりよく噛んで、ゆっくり食べるようにしましょう。
咀嚼回数が多くなると満腹中枢を刺激するので、少ない量でも満足できるでしょう。
ご飯少なめでお願いするのは恥ずかしいことではないのですから、普通にお願いしましょう。
小食にコンプレックスを持つ人がいます。
「私は小食だから食の楽しみが少ない」
「人付き合いに支障が出る」
「たくさん食べたくても食べられない」
「食べる量が少ないから栄養面が心配」
「生まれつき胃が小さいのは損かもしれない」
たしかに胃の大きさは人によって違います。
生まれつき胃が小さいと、自然と小食になってしまうでしょう。
たくさん食べようにも食べられません。
少しの量ですぐ満腹を感じてしまいます。
小食ということは、食べる量も少ないということです。
食べる量が少ないと、食の楽しみも制限されるように感じるかもしれません。
ダイエットにはプラスに働くものの、人付き合いや栄養面に差し支えることがあります。
もちろん小食は悪いことではありませんが、本人としてはコンプレックスになっていることもあるでしょう。
小食の体質だと自分が劣っているように感じて、卑屈な気持ちになることがあるかもしれません。
しかし、小食だから豊かな食生活を送れないかというと、そうではありません。
食生活が制限されると思うのは誤解です。
もちろん小食の人でも、食を楽しむチャンスは十分あります。
小食の人は、その分だけ味わうことに集中すればいいのです。
たくさん食べればいいという考え方はやめることです。
たくさん食べることが、豊かな食生活とは限りません。
食の幸せとは「いかにたくさん食べるか」ではありません。
「いかにおいしく味わい、心を満たしていくか」です。
たくさん食べることができなくても問題ありません。
小食でちょっとしか食べられなくても、しっかり味わうことができれば、十分な満足感が得られます。
心を満たすことは可能です。
たとえば、噛む回数を増やします。
一口につき30回噛めば、食べ物の味をしっかり引き出せるでしょう。
食べる量は少なくても、しっかり味わえるうえ、おいしさを長く楽しめます。
ゆっくり食事をすることになって健康にもプラスです。
目をつぶりながら食べるのも効果的な方法です。
視覚を遮断することで、味覚が研ぎ澄まされます。
食べる量は少なくても、味が鮮明に感じられ、よりおいしく感じるでしょう。
味わい方が深まることで心を満たしていけます。
素材の質で勝負するのも1つの方法です。
牛肉でもパンでも何でも、素材の質にこだわります。
素晴らしいものは、小さくても、見た目がきれいだったり上品で濃厚な味だったりします。
できるだけ質の高いものを食べれば、食べる量は少なくても、大きな満足が得られるでしょう。
小食のため栄養面に不安があるなら、サプリメントを利用すればいいことです。
サプリメントは手軽に栄養を補える選択肢の1つです。
メインにするのはよくありませんが、あくまで栄養補助食品として利用する分には有効な手段です。
小食だから食生活が制限されると思うのは誤解です。
小食でも、豊かな食生活を送ることは十分可能です。
もちろん小食にコンプレックスを持つ必要もありません。
小食の人でも、豊かな食生活はもちろん、幸せな人生を送ることが可能です。
歯を大切にしましょう。
食生活を豊かにするためには、最初に健康的な歯であることが大切です。
歯磨きがおろそかになっていると、虫歯や歯周病の原因になります。
歯がぼろぼろでは、おいしい食事もおいしく楽しめなくなります。
食べたものをよく噛んで食事を楽しめるのは、健康な歯があってこそです。
食後にきちんと歯を磨いていますか。
「面倒くさい」
「忙しくて時間がない」
「いちいち手間暇がかかる」
おっくうな気持ちもあるかもしれませんが、やはり歯は大切です。
歯は健康の入り口です。
どんな食べ物でも、必ず口から入っていくのですから、歯を大切にしてもしすぎることはありません。
食後は、きちんと歯磨きを心がけましょう。
面倒な気持ちもありますが、最初のうちだけです。
常に携帯用の歯ブラシを持参して、食後の歯磨きを習慣付けましょう。
いったん習慣になれば、勝手に体が動き始めます。
食後に歯を磨かないと、気持ち悪く感じるようになります。
歯磨きの際に心がけたいことが5つあります。
次の5つのポイントを意識しながら、歯磨きをしていきましょう。
定期的な歯科検診も欠かせません。
歯科医院には、歯の調子が悪くなってから行くものと思っていませんか。
いいえ、それは誤解です。
歯科医院には、歯の調子が悪くなってから行くものではなく、定期的に行くものです。
歯に違和感が出てからではすでに手遅れになることがあります。
忙しいときもありますが、2カ月に1回、3カ月に1回、あるいは半年に1回のペースで受診しましょう。
歯の定期検診に併せてやっておきたいのは「歯のクリーニング」です。
歯と歯茎の間に歯垢がたまると、歯石になります。
歯石は、虫歯・口臭・歯周病の原因につながります。
特に歯周病には要注意です。
歯周病が進行すると、菌が血液から全身に巡って、命に関わることも報告されています。
いったん歯石になると、歯ブラシで除去するのは難しく、歯科衛生士による専門的なクリーニングが必要です。
「虫歯になってもいないのにお金をかけたくない」と言っている場合ではありません。
たしかに費用はかかりますが、歯の健康には変えられません。
歯は一生ものなのですから、メンテナンスが必要です。
「定期的な歯のお手入れ」と考え、定期的に行いましょう。
クリーニングの後は、歯に汚れがつきにくくなって、美しい歯を維持できます。
甘いものに興味があるのに、ないふりをしている人がいます。
「甘いものは好きですか」と聞かれても「普通です」「ときどき食べる程度です」と答える。
正直に答えればいいところですが、人によって印象を気にすることがあるようです。
「普通に見られたい願望」「食いしん坊と思われたくない心理」があるのかもしれません。
人目を意識して興味がないふりをすることもあるでしょう。
クール・硬派・大人らしさの印象を大切にすればするほど「甘いもの好き」と言いにくい心理が強くなります。
人それぞれ事情があり言い分があるでしょう。
もちろん本当に興味がないのならいいのです。
世の中には、本当に甘いものが苦手な人もいます。
生理的に甘いものを受け付けず、甘いものを食べると吐き気を催す人がいるのも事実です。
しかし、甘いものに興味があるにもかかわらず、ないふりをするのは良くありません。
自分の本音を隠しているとストレスを感じます。
興味がないふりをすればするほど、本当は興味がある証拠です。
本当は興味があるにもかかわらず、興味がないと嘘をつくのは精神的に疲れます。
自分に嘘をつくことになり、人生に対しても嘘をつくことになります。
甘いものに興味がないふりをしていると、誤解が周りに伝わってしまい、自分を誤って解釈されます。
甘いものを贈ってもらうチャンスを逃してしまうかもしれません。
甘いものが好きなら、正直に「好き」と言いましょう。
甘いものに興味があるなら、正直に「興味がある」と言いましょう。
人目も印象も気にしません。
周りからどう思われようと気にしません。
甘いものには正直になるのが正解です。
素直になれば、自然と甘いものを食べる機会に恵まれます。
甘いものを食べると、単純に幸せな気持ちになります。
クッキー、チョコレート、アイスクリーム、クレープ、ケーキ。
どれも甘くておいしい食べ物です。
栄養素はちょっと足りないかもしれませんが、心をハッピーにする力はたっぷり詰まっています。
甘いものには、人を幸せにする力があります。
甘いものを食べると甘い気持ちにさせてくれます。
食べた瞬間、あなたを魅惑の食世界に連れて行ってくれるでしょう。
甘いものは、疲れを吹き飛ばす力も強力です。
疲れているとき、甘いものを食べて癒やされた経験があるでしょう。
一時的に現実を忘れさせてくれます。
世知辛い世の中も、甘いものさえあれば乗り越えていけます。
甘いものに興味がないふりをしないでください。
甘いものが好きなら、正直に「好き」と言いましょう。
甘いものに興味があるなら、ストレートに興味を持ちましょう。
甘いものも、あなたの期待に応えてくれます。
たくさん食べているのに太らない人がいます。
毎日3回の食事をがっつり食べています。
午後にはおやつも欠かさずぱくぱく食べています。
時には1日4食や5食になることも少なくありません。
にもかかわらず、まったく太っていなくて、それどころかスリムな体型の人がいるものです。
たくさん食べても太らない人を「体質の問題」で片付けていませんか。
ここが大切なポイントです。
もちろん大食いタレントのように、特異な体質を持っている人もいるでしょう。
褐色脂肪細胞が発達した人の場合、基礎代謝量が通常より高いため、太りにくいことが判明しています。
また、胃腸の動きや構造が特異のため、結果として太らない体質に関係しているケースもあります。
もともと太りにくい体質を持つ人がいるのも事実です。
しかし、それはあくまで一部の人に限った話です。
まれなケースであり、人口割合では極めて少数です。
一部の例外を除けば、やはりたくさん食べれば、普通は太ります。
たくさん食べても太らないことを「体質の問題」という一言で片付けないことです。
それを言ったら進歩がありません。
「あの人は特別なんだ」を言ったらおしまいです。
では、なぜ特異な体質でもないのに、たくさん食べても太らないのか。
それは、見えないところで運動に励んでいるからです。
その人は、必ず見えないところで運動に励んでいます。
あなたが知らないだけです。
その人が運動しているところを見ていないだけです。
職場や学校では普通の様子に見えても、それ以外の場所では運動で汗を流しているはずです。
筋トレに励んだりランニングを頑張ったりです。
日頃から運動の習慣があれば、たくさん食べても太りません。
たくさん食べても太らないということは、それだけたくさん運動をしている可能性があります。
たくさん食べてカロリーを摂取しても、しっかり体を動かしてカロリーを消費していれば、バランスが整います。
見えないところで運動をして、カロリーを消費しているから太らないだけです。
たくさん食べても太らない相手がいると「何か特別なことをしているの?」と聞くことがあるでしょう。
「特に何もしていないよ」という返事が返ってきても、うのみにしないことです。
その人は普段から運動が習慣になっていて、特別なことだと思っていないだけです。
普段から歩くのが好きで「散歩が趣味」というケースもあるでしょう。
ひとたび習慣になれば、自然と体を動かすことになります。
激しい運動ですら、習慣になれば普通のことになります。
そのため「特に何もしていない」という返事になるのです。
たくさん食べても太らない人を見て「うらやましい」の一言で終わらせないことです。
うらやましがるだけでは進歩がありません。
相手の見えない努力を察してください。
「見えないところで運動を心がけているのだろう」とわかれば、その努力と向上心を見習うことです。
筋トレをして、筋肉をつけ、基礎代謝を上げましょう。
ウォーキングやランニングをして、有酸素運動を心がけましょう。
運動を続けるコツは「頑張ること」より「楽しむこと」です。
運動の習慣を身につければ、あなたも「たくさん食べても太らない人」になれます。
「食べても味を感じにくい」
「味の微妙な違いを区別するのが苦手」
「普通の食事では、味が物足りなく感じる」
一言で言うなら「味音痴」です。
味音痴に心当たりがある人は、あるポイントをチェックしてみてください。
「濃い味付けになっていないか」です。
調味料をどばどば振りかけるのが癖になっていないでしょうか。
タレやソースをたっぷり使うのが当たり前になっていないでしょうか。
どきっとした人は要チェックです。
調味料を加えて濃い味にするのが普通のことになっています。
無意識の習慣になっています。
「味音痴」と思ったら濃い味付けをやめてみましょう。
味音痴の原因の大半は、濃い味付けに慣れてしまっていることです。
濃い味付けに慣れてしまうと、どんどん味覚が鈍感になってしまいます。
普通の味では満足できなくなり、さらに味付けが濃くなって、ますます味覚が鈍感になっていき、悪循環を招きます。
濃い味付けを続けていれば、味音痴になるのは必然のことわりです。
「別に味音痴でもいいではないか」
そう思うかもしれませんが油断は禁物です。
濃い味付けに慣れることは好ましくありません。
無意識のうちに脂質や塩分を取りすぎてしまい、健康に良くありません。
塩は人に必要なミネラルですが、実際は少量で十分です。
最新の研究によると、人は「1日2グラムの塩」で生きていけることが確認されています。
2グラムの量は、小さじ3分の1です。
また濃い味付けでしか満足できなくなるのは、食の楽しみの制限にもつながります。
濃い味付けをやめてみましょう。
調味料の量を減らして、普通のままで食べるようにします。
調味料を加えたくても、ぐっと我慢して、そのままの味でいただくようにします。
どうしても使いたいなら、いつもの量の半分以下にしておきましょう。
普段使っているお塩も「減塩タイプ」に変えるだけでも違います。
少し価格は高めですが、健康のためにお金を出しましょう。
濃い味付けをやめる際に大切なのは「咀嚼回数を増やすこと」です。
最初のうちは味気なく感じるかもしれませんが、その分だけ噛む回数を増やしましょう。
一口につき、30回の咀嚼を目指します。
最初はなかなか難しいかもしれませんが、目標として意識してみてください。
噛めば噛むほど唾液の分泌が促され、食材の甘みやおいしさが引き出されます。
これを数週間続けてみましょう。
最初はストレスを感じていても、しばらく続けていけば平気になります。
慣れていくにつれて通常の味覚を取り戻していけるでしょう。
濃い味にしなくても、十分な満足感が得られることに気づくはずです。
普通の味で満足できるようになると、楽しめる食の範囲も広がります。
健康につながるだけでなく、楽しめる食の範囲も広がるのです。
お箸の持ち方を振り返ってみてください。
正しい持ち方ができていますか。
ときどきお箸の持ち方がおかしな人がいます。
握るような持ち方、ペンを持つような持ち方、箸先が交差する持ち方。
もちろんお箸の持ち方がおかしくても、食事をすることはできます。
箸先で食べ物をつまんで口まで運んでいければ、ひとまず食べることはできます。
どんな持ち方であろうと、使うことさえできれば大きな不便はないでしょう。
「お箸の持ち方なんて人それぞれでいい」
「お箸の持ち方は使えればそれでいい」
そうした考えを持つ人もいるかもしれません。
しかし、いくら自分では問題ないと思っていても、お箸の誤った持ち方には注意が必要です。
大きな不便はなくても、いつの間にかあなたの悪印象につながり、不利益を招くことがあるからです。
食事で不便はなくても、お箸の使い方が悪いのは良くありません。
お箸の使い方が悪いだけで、周りからは「育ちが悪い」「礼儀がなっていない」「親の顔が見てみたい」と判断されるでしょう。
「お箸の持ち方くらいで生まれや育ちを判断されてはたまらない」と思うかもしれません。
たしかにそのとおりです。
お箸の持ち方くらいで内面を判断されてはたまりません。
「きちんと私の内面を見てほしい」「もっと深く付き合ってから判断してほしい」と思うのが正直なところでしょう。
しかし、いくらあなたがそう思っても世間は違います。
世間は、お箸の持ち方で人の良しあしを判断します。
お箸の持ち方は、食事マナーにおける基本です。
食事マナーの基本すらできていないと「食事マナーがなっていない」と思われるでしょう。
「きちんとしつけのできない親だったのだね」と、悪印象が親に及ぶ可能性もあります。
場合によっては「頭が悪そう」と思われてしまうケースもゼロではありません。
いつの間にか自分のことを「頭が悪そう」「品がない」「育ちが悪い」など誤解されるのは不本意でしょう。
いくら自分が「そうではない」と主張したところで、お箸の持ち方が悪いと、悪い誤解を招く現実があります。
ルックスがよかろうと身だしなみが整っていようと、お箸の持ち方が悪いとすべて台無しです。
相手に迷惑をかけることはなくても、自分の印象が悪くなり、知らず知らずのうちに損をすることになります。
お箸は「使えればいい」と安易に考えるのではなく、正しい持ち方を心がけましょう。
お箸の正しい持ち方は次のとおりです。
お箸の持ち方は慣れが大切です。
手先が不器用で慣れないうちは苦労しますが、続けていくうちにだんだん手先が動くようになります。
お箸の持ち方を見直してみてください。
おかしな持ち方になっているなら今すぐ直しましょう。
ビジネスでもプライベートでも、人前で食事をする場面があるでしょう。
きちんとした持ち方ができるほうがあなたにとって好印象です。
大恥をかく前に直しておくのが賢明です。
食事に不便はなくても、できるだけ美しい持ち方のほうが好印象です。
食の楽しみ方は、組み合わせで決まります。
ライスならライス単品で食べるのもいいですが、これにほかのメニューを加えます。
組み合わせて一緒に食べると、組み合わせの数だけバリエーションが生まれ、味わいも増えます。
たとえば、ライスとギョーザです。
「ライスだけ」「ギョーザだけ」という単品で食べるのもいいですが、一緒に食べるのも素晴らしい。
味わいの幅が広がって、食の可能性を引き出し、もっとおいしく楽しめるでしょう。
「ご飯とお味噌汁」「パンとシチュー」「チャーハンとスープ」などは定番ですね。
そのほか「豆腐とサラダ」「お茶漬けとお漬物」「そばと刺し身」など、いろいろな組み合わせを楽しんでみるといいでしょう。
組み合わせの分だけ、食のバリエーションが増えます。
「卵かけご飯」「とんかつカレー」「サンドイッチ」のように、組み合わせたものが単品扱いになっているケースもあります。
「チョコレートと枝豆」のようにユニークな組み合わせを楽しんでみるのもいいでしょう。
「刺し身とフランスパン」という和洋折衷の組み合わせにチャレンジしてみるのもおすすめです。
新しい融合によって面白い味わいになるでしょう。
いろいろな組み合わせを楽しむことで、いろいろな味を楽しめます。
あなたの好きなだけ組み合わせることができます。
これが食の豊かさです。
組み合わせによって変な味になることもありますが、ご愛嬌です。
組み合わせることは栄養面でメリットがあります。
単品だけでは栄養が偏りますが、組み合わせた食べ方をすることで、品目数が増えることになります。
食の偏りを防ぎ、さまざまな栄養を摂取できて、栄養バランスが整います。
そのほか、消化促進や栄養吸収の面でメリットになることもあります。
たとえば、ビールと枝豆です。
枝豆には、完熟した大豆にはあまり含まれていない「メチオニン」と呼ばれるアミノ酸が含まれています。
メチオニンは、アルコールの分解を促したり肝臓にたまった脂肪を分解したりする役目を果たし、悪酔いや二日酔いを防ぐ効果が期待できます。
また枝豆には食物繊維も豊富に含まれているため、血糖値の上昇を抑える働きもあり、肥満の抑止につながります。
食べ物の組み合わせによって相乗効果が生まれ、消化促進や栄養吸収の効率を高めます。
栄養バランスだけでなく、消化や吸収にメリットがあるのなら最高です。
「よし、どんどんいろいろな組み合わせを楽しもう!」
さっそくチャレンジといきたいところですが、注意点があります。
組み合わせるなら何でも良いとは限りません。
中には食べ合わせの悪い組み合わせもあります。
これを「合食禁」といいます。
一緒に食べると消化や吸収に悪影響を及ぼすパターンがあるため注意が必要です。
あらかじめネットで調べておくといいでしょう。
普段私たちが口にする食べ物の範囲であれば、合食禁のパターンは限られているため覚えておくといいでしょう。
合食禁の知識は健康知識として有効であるため、あらかじめ知っておいて損はありません。
合食禁にさえ注意すれば、組み合わせの数は無限大です。
テレビでリポーターがコメントを述べながら食べるシーンを見かけることがあります。
視聴者に向かって言います。
「わあ、おいしそうな料理が出てきました」
「とても色がきれいで、食欲が湧いてきますね」
「ああ、いい香りがします」
「口の中に入れた瞬間、すうっと溶けていきました」
「本当にまろやかな味ですね」
「表面はさくさくしているのに、中はしっとりしていますね」
「やみつきになりそうですね」
「これならいくらでもおかわりができますね」
テレビでは、視覚情報を伝えることはできても、味覚情報を伝えることはできません。
視聴者に味が伝わるよう、いろいろな表現を使いながら上手にコメントしていきます。
「うまい表現をするなあ」「わかりやすいコメントだなあ」と感心しますね。
ここにあなたの食の可能性を広げるポイントが隠れています。
ぜひあなたも、食のリポーターになってください。
コメントしながら食べてみるのです。
食事をいただく際、食のリポーターになったつもりで、コメントしながら食べてみましょう。
目の前にカメラがあって、全国の視聴者に説明するものと想像してみます。
リポーターになったつもりで食事の説明をしながら食べてみましょう。
コメントは「ポジティブ」が条件です。
シンプルな言葉でも、平凡な表現でもかまいません。
自分が食のリポーターになったつもりで食べてみましょう。
遊び心を大切にしながら、恥ずかしがらずにいろいろなコメントをしていきましょう。
小難しく考えず、感じたことを直感的に表現していくだけです。
「おいしそうな食事が出てきました」
「きれいな色でおいしそうですね」
「いい香りがして、食欲が湧いてきます」
「口の中が癒やされます」
「外は冷たいのに、中は温かいですね」
「口の中にまろやかな味わいが広がりました」
直接口に出してもいいですが、声に出すのが恥ずかしいなら心の中で思うだけでもOKです。
おいしくないと感じたときは、「変わった味」「面白い味」などの表現に言い換えましょう。
コメントしながら食べると、食事にしっかり意識が向きます。
注意力や観察力が高まって、五感も鋭くなり、普段の食事が豊かに感じられるでしょう。
100%効果があるので試さない手はありません。
毎日食べ慣れている食事でも、いつも以上においしく味わえるはずです。
リポーターになるのに資格はいりませんから、どんどん積極的にコメントしてください。
食の世界が広がって味わい深くなります。
食事の長所やおいしさに注意が向くので、普段以上においしく感じられるのです。
ダイエットをしている人がいちばん気にすることといえば「カロリー」です。
カロリーを取り過ぎると脂肪がついて太ってしまいます。
肥満は健康の大敵であり、生活習慣病の要因になります。
太っているだけでさまざまな病気にかかりやすくなるため、食生活では注意したいところです。
肥満にならないよう、日頃からカロリーを気にしている人も多いのではないでしょうか。
この「カロリーを気にする」という点で注意したいことがあります。
食事中のときくらい、カロリーのことは忘れてください。
もちろん食べる前ならいいのです。
スーパーやコンビニで食べ物を選ぶ際、カロリーが気になって、裏側の栄養成分表示を見ることがあるでしょう。
その食べ物のカロリーが具体的な数字でわかります。
ダイエットや健康意識の高い人であれば、裏の栄養成分表示をチェックするのが習慣になっていることでしょう。
カロリーをチェックするのは悪いことではありません。
むしろいいことです。
きちんとカロリーを意識しているからこそ、食べすぎを防いだり健康を維持できたりします。
食べる前はいいのですが、食べている最中となると話は変わります。
食事が始まったら、カロリーのことは忘れてください。
おいしく味わう妨げになるからです。
カロリーのことを考えていると、おいしく味わうことに集中できなくなります。
一口食べるごとに小さな罪悪感を覚え、テンションが下がってしまいます。
いったん食べ始めたら、カロリーのことは忘れてください。
食事中はカロリーのことを忘れて、おいしく味わうことに集中しましょう。
食の世界に没頭して、至福の時間を楽しんでください。
おしゃれな器を使っているなら、色や柄を見て楽しみましょう。
高級レストランにいるなら、雰囲気も含めて楽しみましょう。
ひたすら食を楽しむことに一点集中するのです。
食事には本番しかないのですから、貴重なものとして集中することが大切です。
試験では、本番が始まったら目の前の問題を解くことだけに集中しますが、食でも同じです。
食事を始めたら、目の前の食事を楽しむことだけに集中しましょう。
目の前の食事にフォーカスを合わせ、おいしく味わうことに集中してください。
それが食生活を豊かにすることにつながるのです。
「私はよく仕事でミスをする」
「1日1回は、何らかのミスをする」
「どうしてミスをしたのか自分でもわからない」
そんな人がいれば、振り返ってみてほしいことがあります。
きちんと食事を取っていないのではないでしょうか。
どきっとした人は要注意です。
まさしくそこに原因があります。
きちんと食事を取っていなければ、ミスが増えるのも当然です。
脳のエネルギー源はブドウ糖です。
食事を取らないでいると、脳がブドウ糖不足に陥って、ガス欠状態になります。
頭が回転せず、集中できず、ぼうっとします。
普通に考えることすら難しくなります。
感情が不安定になって、いらいらしたり落ち着かなかったりします。
本来のパフォーマンスを発揮できなくなり、つまらないミスを招いてしまうのです。
「情けない。もっとしっかりしないといけない!」
本人は自分を責めますが、問題はそこにあるのではありません。
そもそもきちんと食事を取っていないことが問題です。
食事を取らないことが、ミスを増やす原因です。
脳がガス欠状態では、普通にできることもできなくなります。
簡単にできることも難しくなります。
いかに食事を取らないことが悪影響であるかわかるでしょう。
もちろんきちんと食事を取ってもミスをすることはありますが、食事を取っていなければもっとミスが増えていたでしょう。
ミスをゼロにすることはできなくても、減らすことにつながります。
きちんと食事を取っておいたほうがいいのです。
ここで大切にしたい考え方があります。
「食事も仕事の一環」と考えてください。
食事と仕事を分けて考えるのではなく、ワンセットで考えます。
食事を取らないのは仕事をサボるのと同じです。
食事も仕事の一環と思えば、きちんと朝食を取ろうという気持ちになるはずです。
がっつり満腹まで食べる必要はなく、腹七分目・腹八分目で十分です。
きちんと食事を取るだけで、ミスが大幅に減ります。
ときどき食事中にため息をついている人がいます。
「はあ~」
「ふう~」
心当たりのある人は要注意です。
疲れて出ることもあれば、日頃の癖で出ることもあるでしょう。
食事中にため息をつかないことです。
食事中にため息をつくと味わいが半減します。
嫌な空気が生まれ、どんよりした雰囲気が広がります。
暗い気持ちになると味覚の働きが低下して、食事を味わいにくくなります。
笑顔はポジティブな調味料ですが、ため息はネガティブな調味料です。
ため息をすればするほど、まずくなる調味料を振りかけることになります。
同席者がいる場合はもっと大変です。
同席者の前でため息をつくと、相手を不快な気持ちにさせるでしょう。
ため息の音には倦怠感が伴っていて、負のオーラがあります。
どんよりした空気が相手にも伝わって、嫌な気持ちにさせてしまいます。
きっと相手はこう思うでしょう。
「食事中にため息をつくのはやめてほしい。食事がまずくなる。こちらまで気がめいってしまう」と。
食事中にため息をつくのは、食事に悪口を言っているようなものです。
言葉で悪口を言っていなくても、そうしたニュアンスを伝えていることになります。
「食事がおいしくない」と不満を漏らすことになり、食事を悲しませてしまうでしょう。
食の神様もがっかりします。
「不満そうに食事をしていますね」と思われ、運やチャンスを取り上げられてしまいます。
あらゆる食事は命からできています。
植物であれ動物であれ、その命を殺傷することで目の前の食事がつくられました。
私たちが生きているのは、代わりに命を落とした存在がいるおかげです。
命からできた食事にため息をつくのはよくないことです。
腹を満たす食事には、どんなものであろうと感謝の気持ちを持っていただくことが大切です。
食事中にため息をして、いいことは1つもありません。
食事中にため息をつく癖があるなら要改善です。
仕方ない状況もありますが、できるだけ意識して改善に取り組むこと。
食事中、疲れたり落ち込んだりしてため息をつきたくなることもありますが、ぐっとこらえることです。
ため息をつきそうなら代わりに深呼吸をしましょう。
ため息をつきたい衝動を、深呼吸の方向に向けるだけです。
深く息を吸い込めば、脳に酸素が巡って活性化されます。
意識が明瞭になって脳のパフォーマンスもアップするので、おいしく味わいやすくなります。
モテるためにお店の勉強をする人がいます。
「人気者になるには、いろいろな飲食店に詳しくならなければいけない」
「デートを成功させるには、高級レストランを知っておかなければいけない」
「できる幹事になるためには、飲食店情報に詳しくなっておかなければいけない」
たしかに飲食店や高級レストランに詳しいほうが、モテるうえでプラスに働くのは事実です。
お店に詳しいと頼りがいがあります。
「顔が広い」「知識が豊富」「臨機応変に対応できる」といた印象を与えるでしょう。
必要に応じてさっと紹介できればかっこいい。
「おいしいお店はないかな?」と聞かれたとき「こんなお店はどう?」とさっと紹介できると、スマートな印象を与えます。
たくさんのお店を知っていて、そのときの気分や雰囲気に応じたお店を選べば、人付き合いもスムーズです。
飲食店情報に詳しいことは、人間関係を円滑にする知識になり、武器となります。
いざというときに力を発揮するでしょう。
では、モテるためにはお店に詳しくなる必要があるかというと、そうではありません。
飲食店や高級レストランに詳しくないからといって、焦る必要はありません。
知っている飲食店が少なくても大丈夫です。
もちろん高級レストランに詳しくなくても問題ありません。
お店に詳しくなることは義務でもなければ強制でもありません。
知っているお店は少なくてもいいのです。
あなたの周りの人たちを見てください。
お店に詳しい人は頼りがいがあって輝いて見えるものですが、その限りではありません。
飲食店に詳しくなくても、人気者の人もいるでしょう。
高級レストランを知らなくても、スムーズにデートを進めている人もいるでしょう。
飲食店に詳しくなくても、幹事を成功させている人もいるはずです。
お店を知らないからといって恥ずかしがることはありません。
いろいろなお店を知っていることは役立つ知識であり好都合なことですが、知らなくても問題ありません。
もし知らなければ、その都度ネットで調べればいいことです。
あるいは、臨機応変に対応して、偶然の出会いを楽しめばいいことです。
「知らなければいけない」という考え方には注意してください。
マストの考え方になると、新しいお店の開拓が義務的になってしまいます。
「どんなお店だろう」という純粋な気持ちが半減して、純粋な食の世界を楽しめなくなります。
モテるためにいやいやお店を開拓するのは本末転倒です。
無理に勉強したりお店の開拓に義務を感じたりする必要はありません。
お店に詳しくなることは、あくまで結果です。
まず自分のためにお店を新規開拓していきましょう。
あくまで自分が楽しむために、いろいろなお店を楽しんでいけばいい。
お店に詳しくなるのは結果論です。
いろいろなお店を知ることになり、結果として人に紹介できたりデートや宴会の際に活用できたりします。
楽しみながらいろいろなお店を開拓していき「いつの間にか詳しくなっていた」という状態が理想です。
うっかりまずいものを口にすることがあります。
まずいとわかっていればあらかじめ避けられますが、どうすることもできないこともあります。
特に初めて食べるものは、実際に食べてみないと味がわかりません。
初めて食べたものが、思いのほかまずくて困ることがあるでしょう。
基本的な場面ですが、そのときの対処を意外ときちんと考えたことがない人も多いのではないでしょうか。
うっかりまずいものを口にしたとき、どうするか。
そのまま飲み込むべきか、無理をせず吐き出すべきか。
うっかりまずいものを食べたときの対処を整理しておきましょう。
飲み込めるなら飲み込みましょう。
まずくても、一口程度なら飲み込めることが多いでしょう。
まずい味でも飲み込んでしまえばわかりません。
水やお茶があれば、一緒に口に含むと飲み込みやすくなります。
体に悪いような気がしますが、食品として提供されているということは少なくとも害はないという証拠です。
ほかの人が問題なく食べていて、自分だけ抵抗を感じている食べ物なら飲み込んでも問題ないでしょう。
飲み込むことすらできないほど抵抗を感じるものもあるでしょう。
「辛すぎる」「甘すぎる」「苦すぎる」です。
口にした瞬間、強い不快感があって飲み込むことすらできません。
強烈な抵抗感があるなら、たとえ一口でも飲み込むのが難しいもの。
ここで大切なのは「無理は禁物」ということです。
どうしても飲み込めないときは、そのまま吐き出しましょう。
無理やり飲み込もうとすると、かえって体調を崩してしまいかねません。
食べ残すことになりますが、仕方ないことですから罪悪感は不要です。
ごみ箱やエチケット袋があるなら、そこに吐き出します。
ごみ箱もエチケット袋もないなら、お皿の上に吐き出して、隅に寄せておくようにします。
そのままでは見苦しいため、持参のティッシュで上から覆っておくといいでしょう。
スムーズな食を妨げる、ひそかな大敵がいます。
それは「便秘」です。
便秘と聞いて「自分のこと?」とどきっとしている人もいるのではないでしょうか。
悩みのタネであり、食生活に悪影響を及ぼすトラブルです。
便秘になっていると、スムーズに食を楽しめません。
目の前においしい食事があっても、便秘のことが頭にあると純粋に喜べません。
「お通じが悪いのに食べていいのかな」
「便秘を悪化させてしまいそう」
「ますますおなかがぱんぱんになってしまう」
「おいしくてもっと食べたいけど、我慢したほうがいいのかな」
便秘のことが頭にあると、食べることに不安が生じ、抵抗感を覚えます。
食べ方や味わい方にブレーキをかけてしまう。
食べる量が少なめになったり、おいしくても素直に喜べなくなったりします。
特に便秘がひどいときとなると、何を食べても罪悪感を覚えることになるでしょう。
便秘になっていると、純粋に食を楽しめなくなってしまいます。
便秘の人は改善に取りかかりましょう。
便秘改善には、次の7つのポイントが有効です。
もともと便秘体質で慢性的なケースもあるでしょうが、だからといって諦めてはいけません。
諦めると、改善できることも改善できなくなります。
安易に便秘薬を頼るのではなく、まず生活習慣から見直していきましょう。
お通じのチャンスは「朝」にあります。
朝食を取って胃に食べ物が入ると「胃結腸反射」と呼ばれる生理現象が起こり、自然に便意をもよおす仕組みがあります。
ところが朝にばたばたしていると、緊張とストレスによって胃結腸反射が抑えられ、自然な排便が起こらなくなります。
朝は、ばたばたするのではなく、余裕を持って過ごしましょう。
朝はきちんと朝食を取りつつ時間にゆとりを持つことで、自然な便意が起こり、便秘解消につながります。
きちんと便秘を改善すれば、心も体も軽くなります。
おいしいものを食べたとき、素直に「おいしい」と喜べます。
おかわりがほしいときも、さっとおかわりができます。
心おきなく食べることができ、純粋に食を楽しめるようになります。
今まで何度も挫折した人でも「今度こそ!」という前向きな気持ちを持って取り組んでください。
便秘を改善することは、食生活を改善することにつながります。
食べないと、楽しめません。
仕事も趣味も人間関係も楽しめません。
日常全体を楽しめません。
食べないと、脳が必要とするブドウ糖が不足して、ガス欠状態になります。
脳が燃料切れになってしまい、思考力が落ちて頭がぼうっとします。
食べないのは、ガソリンなしで車を動かそうとするものであり、無理があります。
肉体から魂が抜けたような感じになり、力を出したくても出ません。
やる気や元気を出したくても出ません。
「楽しい」と感じる場所は脳です。
脳の活動が低下していると、感覚や感性が鈍くなり、無気力状態になります。
空腹のままでは、精力的な活動はもちろん、普通の活動すらできなくなります。
たとえ楽しいことですら、頭がぼうっとした状態では楽しめません。
悪いことがあったわけでもないのに暗い気持ちになります。
自然とネガティブ思考になり、何もかもがうまくいかないような気がして、人生に希望が持てなくなります。
結果として、日常がどんよりして、世界が暗く感じてきます。
食べないことは、日常全体をつまらなくさせてしまう行為です。
食べないと、楽しめないのです。
楽しみたいなら、まず食べることです。
食べると脳が動き始め、頭の回転もよくなります。
やる気や元気が出始めます。
「楽しい」と感じる場所は脳ですから、脳の活動が活発になれば、感覚も鋭くなります。
内側からパワーが湧いてきて、生き生きするようになります。
結果として、日常が楽しめるようになるのです。
食事の前後とでは、周りの景色が違って見えます。
食べる前は周りがどんよりして見えますが、食べた後は周りが明るく見えるはずです。
楽しむためにも、きちんと食べましょう。
満腹である必要もなく、小腹を満たす程度で十分です。
豪華な食事である必要はなく、普通の食事でかまいません。
食べるだけでいいのです。
食べることで、楽しめるようになるのです。
食生活に奇跡を起こすポイントは「苦手な食べ物」にあります。
あなたの苦手な食べ物は何ですか。
独特の味や食感があって抵抗を感じる食べ物があるでしょう。
昔から受け付けない味で、今でも苦手意識が残っている人も多いはずです。
突然ですが、久しぶりに苦手な食べ物を食べてみてください。
もちろん普通に食べるのではありません。
苦手な食べ物を食べるとき、おいしいと思い込んで食べてみましょう。
抵抗を感じるに決まっていると思いますが、実際はわかりません。
ここで大切なのは「本気で思い込む」という点です。
軽い気持ちや中途半端な意識ではいけません。
心の底から本気で「これはおいしい食べ物!」と思い込んで食べてみましょう。
するとどうでしょう。
まずく感じるはずが、意外とおいしく感じるかもしれません。
本気でおいしいと思い込むと、本当においしく感じてしまうことがあります。
あり得ないことに思えますが、実際に起こりうることです。
私たちは過去の記憶の影響を受けています。
子どものころにまずい食べ物を食べてひどい目に遭うと、不快な記憶が刻み込まれます。
人は快より不快の記憶のほうが、生命に関係していると判断するためよく覚えます。
ひとたび不快な記憶ができると、ネガティブな印象にとらわれ、人生の長い間その影響を受けることがあります。
苦手な食べ物は「まずいに決まっている」という考えがあるせいで、まずく感じていることが多い。
先入観や思い込みは厄介です。
過去の記憶は、不快なものであればあるほどなかなか消せません。
年齢を重ねて大人になっても、子どものころの思い込みを引きずっていることが少なくありません。
大人になって食の好みが変わっても、昔のままの価値観で味を決めつけていることがあります。
おいしいと思い込むことで、自己暗示の力が働きます。
「おいしい、おいしい」と思い込んでいるうちに、ポジティブな感じ方が思考に刷り込まれます。
自己暗示によって過去のまずい記憶がリセットされ、苦手を克服するチャンスが生まれます。
結果として本当においしく感じてしまうことがあります。
良い意味で自分を騙してみてください。
自己暗示は使い方しだいで強力な可能性を引き出します。
本気になって「おいしい」と思って食べてみると、意外とおいしく感じるかもしれません。
過去のネガティブな記憶はリセットして、新しい価値観で食べてみましょう。
自分に催眠術をかけるつもりで徹底的に思い込むのです。
ポジティブな思い込みによって奇跡が起こる可能性は十分考えられます。
あなたの苦手な食べ物に奇跡が隠れているのです。
職場のデスクで食事を取ることがあるでしょう。
仕事が立て込んでいてデスクから離れられないこともあるでしょう。
わざわざ食堂に行くのがおっくうということもあるかもしれません。
自宅で作ったお弁当やコンビニで買ってきたサンドイッチを、デスクで食べることもあるのではないでしょうか。
もちろんデスクで食事をするのはいいのですが、ちょっとだけ華やかな雰囲気を演出する工夫があります。
「ランチョンマット」を使うことです。
ランチョンマットとは、食卓で食器をのせるために使われる、小さな敷物のことをいいます。
ランチョンマットを、ぜひ職場のデスクで使ってみてください。
もともと食器をのせるための敷物ですが、食器を使わなくても問題なく使えます。
たった1枚の布ですが、ランチの雰囲気が見違えるほどよくなります。
たとえば、自宅で作ったお弁当をデスクの上で食べるとします。
このとき、ランチョンマットを敷いて食べてみましょう。
これだけできちんとしている感じがアップして、上品な雰囲気が漂うでしょう。
ランチタイムがちょっと華やかになり、食べているときも気分が良くなるはずです。
外で買ってきた菓子パンを、デスクで食べることもあるでしょう。
菓子パンでも、ぜひランチョンマットを使ってください。
パンかすがデスクの上に散らかる心配がないので安心です。
ランチョンマットは、食事の際、デスクの上が汚れるのを防ぐ意味もあります。
1枚の小さな敷物です。
ランチョンマットには、さまざまな色やデザインがあります。
お気に入りのランチョンマットを使えば、ますますランチタイムが豊かな時間となるでしょう。
もし裁縫が得意であれば、自分でつくってみるのも悪くありません。
あくまで自分のためにつくるものですから上手下手は関係ありません。
お手製のランチョンマットであれば、愛着が湧いて、ますます気持ちがこもることでしょう。
たかがランチョンマット、されどランチョンマット。
あなたのランチタイムは、1枚のランチョンマットで素晴らしくなるのです。
素晴らしい料理を楽しんだ後は、心地よい余韻を楽しめます。
食の感動が、心の中をこだましているかのようです。
食べ終わったにもかかわらず、口の中にまだ味が残っているようです。
映画のエンドロールを見ているときのような、心地よい余韻があるでしょう。
特にレストランでフルコース料理を堪能したときは、食後の余韻も格別ですね。
残念ながら、食後の余韻は時間がたつにつれて小さくなり、最後は消えてなくなります。
できるだけ食後の余韻を長く楽しみたいですね。
ここであなたに朗報です。
食後の余韻を長持ちさせるコツがあります。
食後の余韻を長持ちさせるコツは「思い出すこと」にあります。
方法は簡単です。
食後しばらくしてから、食事の場面を思い出してください。
食後30分後や1時間後くらいがいいでしょう。
その日のうちであれば、記憶がまだ鮮明に残っているはずです。
食べたときの光景をできるだけ具体的に思い出すのがポイントです。
「味」「食感」「香り」「音」「見た目」など、思い出せるだけ思い出しましょう。
そのときの状況や雰囲気も思い出したい。
できればそのときの感動も思い出したい。
一緒に食事をした人がいれば、その人のことを思い出しましょう。
おいしいものを食べたとき、幸せ気分が広がります。
すると、どうでしょう。
思い出すと、頭の中で再生される状態になります。
ハッピーな感情がよみがえってきて、消えかけていた余韻が増幅されます。
食後の余韻が復活することで長続きするのです。
人間には「記憶想起」という能力があります。
保持した記憶を必要に応じて思い出せます。
せっかく素晴らしい能力があるのですから、ぜひ外食の際にも生かしましょう。
無意識のうちに行っている人は、今後は意図的に取り組んでみるといいでしょう。
何気なく思い出すのと意図的に思い出すのとでは違います。
食後の余韻は楽しむためにあります。
おいしいものを食べたのなら、幸せ気分を少しでも長く楽しみましょう。
あなたの目の前には、どんな食べ物がありますか。
平凡な食事かもしれません。
栄養いっぱいの野菜かもしれません。
甘くておいしいスイーツかもしれません。
小腹を満たすスナック菓子かもしれません。
普通にある食べ物に思えますが、その食べ物からの声に気づいてください。
その食べ物は、あなたにささやいています。
耳を澄まして聞いてください。
心の耳で聞くのです。
「さあ、早く食べて!」
「どうぞ私を味わってください!」
「あなたに食べてもらいたい!」
そんな声が聞こえてきませんか。
その食べ物は、食べてもらうために生まれてきました。
味を通してあなたを幸せにするために存在しています。
あなたに食べてもらうのを心待ちにしています。
食べてもらうのを待っているのですから、今度はあなたの出番です。
ぜひそれを食べましょう。
あなたがそれを食べるだけで、食べ物の期待に応えることができます。
食べるだけで食べ物から喜んでもらえます。
食べ物の力があなたの体の中に取り込まれ、生きる力が得られます。
食べるだけで、いいことをしたことになります。
食欲は面白い。
たくさん食べておなかに詰め込むと、満腹になります。
「本当におなかいっぱいで本当にもう食べられない」という状態になります。
おなかが風船のように膨らみ、明らかにぱんぱんの状態です。
女性なら妊婦と間違えられそうになるでしょう。
おなかがいっぱいでぱんぱんになると、呼吸をするのさえ大変です。
吐き気を感じることもあります。
あまりに満腹感がひどいと不快感しかありません。
それだけおなかいっぱいになれば「しばらく何も食べなくても大丈夫だね」と思います。
何も食べなくても数日くらい持つような気がします。
一生食べなくても大丈夫であるような錯覚すら覚えます。
ところがです。
ここが食欲の面白いところです。
しばらくすれば、また腹が減ります。
膨れたおなかも、時間がたつにつれてだんだん元に戻ります。
つらくて苦しかった満腹感も、半日すれば収まります。
あれほどおなかがぱんぱんだったのに、いつの間にか普通に戻っています。
そして、24時間以内には再び空腹感が復活するでしょう。
時間がたつにつれて空腹感が増していきます。
最終的にはおなかがぺこぺこになります。
「また食べたい! たくさん食べたい!」と思うようになる。
人には「基礎代謝」といって、何もしなくても生命を維持するためカロリーが消費されます。
基礎代謝量は、成人で1日1200~1500キロカロリーほどあります。
つまり何もしないでじっとしていても、1日1200~1500キロカロリーは必ず消費するということになります。
人の体は、必ずおなかがすくようにできています。
どんなにおなかがいっぱいでも、必ず空腹感がやってきます。
おなかをすかせようと頑張らなくても、しばらくすれば、自然と空腹感が復活します。
ここが食欲の面白いところです。
気づいてください。
私たちは「空腹感との出会いと別れ」を繰り返しています。
今日もあなたは、空腹感と出会うでしょう。
食事をすると、空腹感としばらく別れることになるでしょう。
平凡な日常ですが、そこにはささやかな出会いと別れが存在しています。
空腹感は目には見えず触れることもできませんが、自分の中にあるのはたしかです。
空腹感との出会いと別れを繰り返している自分に気づいてください。
あなたの中にある、生命を営むリズムです。
ほら、そろそろ空腹感と出会う時間です。