「また会いましょう」
相手から、そう誘われたとき、心がけたいポイントがあります。
「快諾のセリフ」ではありません。
「快諾までの時間」です。
こちらから誘う前に相手から先に誘ってくれました。
「また会いたい」と誘ってくれたということは「また会いたい」と思ってくれている証拠です。
大変光栄なことです。
あなたも相手に「また会いたい」と考えているなら迷うことはありません。
ぜひ快諾の返事をさせていただきましょう。
快諾であれば、どんなセリフでもOKです。
「もちろんです」
「ぜひ会いましょう」
「私も同じことを考えていたところです」
にこにこしながら快諾すれば、相手も喜んでくれます。
次に会う約束もスムーズに決まり、ますます仲を深めていけるでしょう。
快諾のセリフも大切ですが、もっと大切なことがあります。
「快諾までの時間」なのです。
いかに早く返事をするかです。
よくあるのが、数秒間の沈黙です。
3秒ではいけないのです。
3秒は、考えたことになります。
3秒は一瞬ですが、あなどれません。
3秒間の沈黙の後に快諾すると、相手は「今ちょっと迷ったね」「少しためらいましたね」と思います。
せっかく快諾できても、余計な誤解を与えます。
恋人から「私のこと好き?」と聞かれたとき、3秒間の沈黙の後「好きだよ」と答えると、もやもやするのと同じです。
かえって恋人の不安を助長させてしまうでしょう。
たかが3秒、されど3秒。
4秒以上の間を開けるのは言語道断です。
4秒以上の沈黙の後に快諾すると「仕方なく快諾した」と誤解されるでしょう。
「ご都合が悪そうなので、やっぱり会うのはやめましょう」となるでしょう。
したがって、快諾の返事は早ければ早いほどいい。
3秒より2秒です。
2秒より1秒です。
理想はゼロ秒です。
相手から「また会いましょう」と誘われたときは、ゼロ秒で快諾することが大切です。