公開日:2012年6月14日
執筆者:水口貴博

「人間関係とは何か」を考える30の言葉

  • 人間関係とは、
    幸せの青い鳥。
    本当に大切なことを、
    運んでくれる。
「人間関係とは何か」を考える30の言葉

人間関係とは、幸せの青い鳥。
本当に大切なことを、運んでくれる。

人間関係は、幸せを運ぶ青い鳥です。
幸せにつながることを、たくさん運んできてくれる存在です。
生活を、振り返ってみましょう。

人間関係とは、鏡である。
相手の表情は、自分の表情を反射している。

人間関係とは、鏡そのものです。
相手の表情は、相手の表情であると同時に、反射した自分の表情でもあります。
「元気のない顔をしているな」という人がいれば、実は自分がそういう表情をしています。

人間関係とは、自動ドアである。
近づけば、自動的にドアが開く。

自動ドアは、ドアの前に立ったり触れたりすると、自動的に開け閉めするドアのことです。
ドアノブも、ドアを開ける溝も、ありません。
人がいないときには、ドアは閉まっています。

人間関係とは、磁石。
引き寄せられたり、反発したりする。

人間関係とは、磁石です。
引き寄せられる力を感じる人もいれば、反発を感じる人もいます。
目に見えない力が働いています。

人間関係とは、スポーツ。
一緒に汗をかけばかくほど、仲良くなれる。

汗をかくのは、好きですか。
できるだけ汗を流さないように心がける人も、いるのではないでしょうか。
しかし、汗を避けていると、人間関係でつまずきます。

人間関係とは、窓と同じ。
開けるから、新鮮な光や空気が入ってくる。

部屋の窓を、閉め切ったままにしていませんか。
窓は、開けないかぎり、部屋に新鮮な光や空気が入ってきません。
締め切っている状態が長く続くにつれて、部屋の雰囲気が悪くなります。

人間関係とは、食事と同じ。
大切なのは、量より質。

食事は、おいしいもので腹を膨らませればいいわけではありません。
おいしい理由だけでは、お菓子やケーキばかりに偏ります。
カロリーを取りすぎてしまい、太ってしまいます。

人間関係とは、トランプゲーム。
たまにシャッフルするから、面白い。

トランプゲームは、始める前に、まずシャッフルします。
シャッフルすると、並び順がばらばらになります。
ゲームの区切りがついたところで、またシャッフルです。

人間関係とは、お風呂のようなもの。
ずっと浸り続けていると、のぼせてくる。

お風呂は、気持ちいいですね。
日本のお風呂は、最高です。
疲れが取れて、癒やされます。

人間関係とは、お客さんを探すタクシー。
急いでいると、手を挙げている人に気づかない。

タクシーの運転手さんは、2種類います。
お客さんをよく見つけるタクシーと、見つけにくいタクシーです。
お客さんを見つけにくいタクシーは、車のスピードが速いです。

人間関係とは、もつ鍋のようなもの。
弱火で煮込むにつれて、味がよく出る。

もつ鍋をご存じですか。
もつ鍋とは、日本の博多地方の郷土料理です。
大きな鍋の中に、牛の内臓と野菜を入れ、みそや醤油しょうゆで煮込みます。

人間関係とは、目覚まし時計。
うるさいおかげで、目覚めることができる。

あるとき、人からうるさい小言を言われることがあります。
「ああしなさい。こうしなさい。かくかくしかじか」です。
「うるさいなあ」と思い、悩むことでしょう。

人間関係とは、ロールプレーイングゲーム。
さまざまなキャラクターの協力で、大きなことを成し遂げる。

ロールプレーイングゲームは、主人公1人だけでは、目的を達成できません。
目的の達成には、仲間の協力が必要です。
しかも、主人公とは種類の違うキャラクターです。

人間関係とは、滝に打たれる修行である。
精神力を養うことができる。

人と接していると、いいことばかりではありません。
腹が立つことや気分が悪くなることもあります。
「嫌だなあ。腹が立つなあ。もう人間関係なんて嫌だ」と考えそうになります。

人間関係とは、3人でする縄跳びと同じ。
タイミングをよく見てから、入る。

縄跳びをしたことはありますか。
自分一人でする縄跳びではなく、3人でする縄跳びです。
2人が縄の両端を持って、回転させます。

人間関係とは、夜空に浮かぶ星座である。
小さな点の集まりが、大きな形をつくり出す。

夜空を見上げると、たくさんの星が輝いています。
明るく輝く星もあれば、ほのかに輝く星もあります。
星1つでは、星座をつくることはできません。

人間関係とは、鉄のフライパン。
温めるのに時間がかかるほど、冷めにくい。

料理で、鉄のフライパンを使うことがあります。
フライパンが温まる早さは、厚みによります。
分厚い鉄は、なかなか熱が伝わりにくいです。

人間関係とは、お餅のようなもの。
冷たいと固く、温めるとよく伸びる。

お餅は、冷たいままでは、石のように固いです。
無理に食べようとしても、おいしくありません。
歯が折れそうになります。

人間関係とは、雪で造った像と同じ。
ひびが入ったり壊れたりしても、元に戻すことができる。

ガラスのコップには、1つ欠点があります。
ひびが入ったり、壊れたりすると、元には戻せないことです。
無理に使い続けると、指を切って、けがの原因にもなります。

人間関係とは、サーフィンのようなもの。
波に乗れば、すいすい前に進む。

人間関係は、泳ぐものではありません。
泳ぐことでも前に進めますが、体力勝負になります。
体力がなくなると、溺れます。

人間関係とは、大きな鐘をつくようなもの。
大きなものほど、気持ちのいい余韻が、長く続く。

日本では、12月31日の夜12時ごろ、あちこちの寺で鐘が鳴り始めるイベントがあります。
除夜の鐘です。
人には、心身を迷わせる煩悩が、108、あるといわれています。

人間関係とは、手紙を郵便ポストに入れるようなもの。
一度発したメッセージは、取り下げられない。

郵便ポストに入れた手紙は、基本的には、取り下げられません。
郵便ポストの口に手を入れて、手紙を取り戻そうとしても、できません。
郵便局の人に、叱られます。

人間関係とは、運動会である。
競争相手がいるから、楽しくなる。

人間関係では、時として、競争相手が現れることがあります。
ライバルです。
ライバルがいると、気になってしまいます。

人間関係とは、美術鑑賞のようなもの。
芸術だと思うから、いい時間が過ごせる。

人と接していて、理解できない人間関係に、悩まされることがあります。
話、性格、相性などが合わないことです。
理解できないからと言って、拒むのではありません。

人間関係とは、高級レストランのようなもの。
マナーが悪いと、退出させられる。

高級レストランで食事をするときは、マナーが必要です。
マナーを知らないのは、まだいいです。
マナーを知らなくても、周りの人の真似をすれば、なんとかなります。

人間関係とは、水泳と同じ。
水しぶきを上げないほうが、早く進む。

オリンピックで、プロの水泳選手の泳ぎ方を見ると、アマチュアとは違う動きに気づきます。
たとえば、クロールで泳ぐときです。
後ろ足のばた足による水しぶきが、小さいのです。

人間関係とは、メールのようなもの。
まれに通信障害がある。

メールでは、まれに通信障害があります。
メールを、送ったり受け取ったりできなくなります。
設備の問題で、しばらくの間は自由にメールができません。

人間関係とは、針に糸を通すようなもの。
集中すれば、必ず通る。

自分の意見が、相手になかなか受け入れてもらえないことがあります。
自分の考えを相手に伝え、納得してもらうのは、大変です。
相手が頑固であるほど、なかなかうまくいかないでしょう。

人間関係とは、ジグソーパズル。
ピースをうまく組み合わせると、1枚の絵が完成する。

ばらばらの人間関係で、悩むことがあります。
「なぜこんなにまとまりがないのだろう」と思います。
そういうときに思い出したいのは、ジグソーパズルです。

人間関係とは、神様によるフラワーアレンジメント。
どの組み合わせにも、意味があり、美しさがある。

神様には、一風変わった趣味があります。
フラワーアレンジメントです。
神様は、人間が、花に見えます。

全文

プロローグ
1

人間関係とは、幸せの青い鳥。本当に大切なことを、運んでくれる。

人間関係とは、幸せの青い鳥。本当に大切なことを、運んでくれる。 | 「人間関係とは何か」を考える30の言葉

人間関係は、幸せを運ぶ青い鳥です。

幸せにつながることを、たくさん運んできてくれる存在です。

生活を、振り返ってみましょう。

私たちにとって、本当にためになるほとんどは「人」が運んでいることに、気づきます。

本当に役立つ情報は「人からの口コミ」です。

自分の悪いところを直すきっかけは「身近な人からの助言」です。

おすすめのレストランは「友人からのおすすめ」が頼りになります。

恋愛結婚のパターンで多いのが「友人からの紹介」です。

人を通して得られることは、役立ちやすいです。

人という高性能のフィルターを通しているので、内容の質が高いのです。

本や雑誌などで得られる情報より、人からの情報のほうが、役立ちます。

人間関係が大きいほど、たくさんの幸せが、自分のところに運ばれてきます。

幸せは遠くにあるのではなく、身近なところにあります。

大きな人間関係に所属している人は、幸せの青い鳥に囲まれて生きている状態です。

ただそこにいるだけで、たくさんの幸せを運んできてくれるのです。

「人間関係とは何か」を考える言葉(1)
  • 自分は今、幸せの青い鳥の背中に乗って飛んでいることに、気づく。
2

人間関係とは、鏡である。相手の表情は、自分の表情を反射している。

人間関係とは、鏡である。相手の表情は、自分の表情を反射している。 | 「人間関係とは何か」を考える30の言葉

人間関係とは、鏡そのものです。

相手の表情は、相手の表情であると同時に、反射した自分の表情でもあります。

「元気のない顔をしているな」という人がいれば、実は自分がそういう表情をしています。

自分が無愛想だから、相手も無愛想にしているだけです。

にっこりしましょう。

自分がにっこり笑うと、相手もにっこり笑います。

自分が笑うときは、相手も笑います。

さて、ここでチェックしてほしいことがあります。

身の回りにいる友人の表情を、思い浮かべてみましょう。

レストランやコンビニなどの人間関係は、対象外とします。

友人の表情を、思い浮かべましたか。

その表情は、笑顔ですか。

それとも無表情ですか。

思い浮かべたときの表情が笑顔なら、きっと自分も笑顔になっています。

その調子で、笑顔を続けましょう。

もし思い浮かべた友人の表情に笑顔がなければ、自分の笑顔が足りないせいです。

もう少し笑顔のある生活を、心がけましょう。

自分の普段の表情は、相手の表情を知ることで、確かめることができるのです。

「人間関係とは何か」を考える言葉(2)
  • 相手の表情を見て、自分の表情を確かめる。
3

人間関係とは、自動ドアである。近づけば、自動的にドアが開く。

人間関係とは、自動ドアである。近づけば、自動的にドアが開く。 | 「人間関係とは何か」を考える30の言葉

自動ドアは、ドアの前に立ったり触れたりすると、自動的に開け閉めするドアのことです。

ドアノブも、ドアを開ける溝も、ありません。

人がいないときには、ドアは閉まっています。

自動ドアを開けるには、ドアの前に立てばいいだけです。

センサーが人を感知して、機械が自動的にドアの開け閉めをします。

人間関係も、自動ドアのようなものです。

取っつきにくい人がいます。

堅苦しくて頑固そうな人です。

「どうやって接すればいいのだろう。入り込みようがない」と感じる人には、たしかに近づきにくいものです。

遠くから見ているので、そう感じるだけです。

遠くから、人を見ているだけでは、わかりません。

遠くからだからこそ、ドアが閉まっています。

まず近づいてみましょう。

閉まっていた心のドアが、自動的に開きます。

「おはようございます」「お疲れさまです」などの挨拶を含めて近づけばいいだけです。

自然に会話が始まり、人間関係が始まります。

それだけです。

「人間関係とは何か」を考える言葉(3)
  • 遠くから人を判断せず、まず近づいてみる。
4

人間関係とは、磁石。引き寄せられたり、反発したりする。

人間関係とは、磁石。引き寄せられたり、反発したりする。 | 「人間関係とは何か」を考える30の言葉

人間関係とは、磁石です。

引き寄せられる力を感じる人もいれば、反発を感じる人もいます。

目に見えない力が働いています。

「なぜ」と思っても、そういうものです。

相性のいい人がいれば、悪い人もいます。

引き寄せられるのはいいのです。

そのまま近づいて、仲良くなりましょう。

引き寄せられる力を強く感じる人ほど、きっと仲が良くなるに違いありません。

問題は、反発を感じる人です。

反発を感じる人は「相手の性格が変わればいいのに」と思いますが、実際は難しいものです。

相手を攻撃しても、仕方ありません。

磁石を思い出しましょう。

磁力を感じる磁石をいくら痛めつけても、磁力の強さは変わりません。

攻撃するのではなく、距離を置くのです。

距離を置くにつれて、反発の力も小さくなります。

ある程度の距離になれば、反発の力は、一切なくなります。

無理に相手をなんとかしようと思うのではなく、距離を置くだけでいいのです。

ストレスも、すっと消えます。

引き寄せられる人とはくっつき、反発する人とは距離を置くのです。

「人間関係とは何か」を考える言葉(4)
  • 反発を感じたとき、攻撃するのではなく、距離を置く。
5

人間関係とは、スポーツ。一緒に汗をかけばかくほど、仲良くなれる。

人間関係とは、スポーツ。一緒に汗をかけばかくほど、仲良くなれる。 | 「人間関係とは何か」を考える30の言葉

汗をかくのは、好きですか。

できるだけ汗を流さないように心がける人も、いるのではないでしょうか。

しかし、汗を避けていると、人間関係でつまずきます。

知り合うことはできても、深い仲には、なれません。

社交辞令を交わすのみです。

単なる知り合いで、終わります。

では、仲良くなるためにはどうすればいいのでしょうか。

「一緒に汗を流す経験」が必要なのです。

人間関係とは、スポーツと同じです。

一緒に汗をかくと、たくさんのことを深く共有できるようになります。

思い出、気持ち、興奮などです。

普通以上に強い結びつきができるため、お互いに忘れられなくなります。

本当のことを言えば、汗をかく人生のほうがいいのです。

汗を避ける人生ばかり送っていると、仲のいい友人もできません。

人間関係では、汗を流さない努力より、流す努力です。

一緒に遊びに出かけて、汗を流しましょう。

一緒にお風呂に入って、汗を流しましょう。

一緒に勉強や仕事で、汗を流しましょう。

汗をたくさん流そうとすればするほど、仲のいい友人ができます。

濃い人生を送ることができるのです。

「人間関係とは何か」を考える言葉(5)
  • 人と一緒に汗を流す経験を、増やす。
6

人間関係とは、窓と同じ。開けるから、新鮮な光や空気が入ってくる。

人間関係とは、窓と同じ。開けるから、新鮮な光や空気が入ってくる。 | 「人間関係とは何か」を考える30の言葉

部屋の窓を、閉め切ったままにしていませんか。

窓は、開けないかぎり、部屋に新鮮な光や空気が入ってきません。

締め切っている状態が長く続くにつれて、部屋の雰囲気が悪くなります。

薄暗くて、空気も悪くなります。

部屋の雰囲気が悪いと、元気も出なくなるのです。

人間関係も、窓と同じです。

心の窓を閉め切っていませんか。

心の窓を閉め切ったままでは、新鮮な流れが入らないため、元気もなくなります。

心の窓は、開けるために、存在します。

さあ、心の窓を開けましょう。

隠し事はなくし、気持ちを解き放ちます。

心の窓を開けるだけで、新鮮な流れが入ってきます。

気持ちのいい流れが、自分の中に次々と入ってくるようになります。

元気が出てくるのです。

「人間関係とは何か」を考える言葉(6)
  • 心の窓を、開ける。
7

人間関係とは、食事と同じ。大切なのは、量より質。

人間関係とは、食事と同じ。大切なのは、量より質。 | 「人間関係とは何か」を考える30の言葉

食事は、おいしいもので腹を膨らませればいいわけではありません。

おいしい理由だけでは、お菓子やケーキばかりに偏ります。

カロリーを取りすぎてしまい、太ってしまいます。

生活習慣病になりやすく、寿命が縮んでしまいます。

食事で大切なのは、量より質です。

健康を考えて、栄養バランスの整った、質の高い食事を心がけます。

質がいいほど、よく味わえます。

量は少なくてもいいのです。

よく噛んで食べれば、心も体も、十分な満腹感が得られるのです。

人間関係も、食事のようなものです。

大切なのは、量より質です。

あまりに付き合いが多すぎると、疲れます。

自分の時間が持てなくなります。

人間関係は広くなればなるほど、関係も浅くなりやすくなるため、心の通い合った人間関係が築けないのです。

人間関係は「広く浅く」ではなく「狭く深く」です。

友人の数は、少なくてもかまいません。

相性の合う友人とは、徹底的に仲良くなりましょう。

たくさんコミュニケーションを心がけるほど、理解だけでなく、友情も深まります。

友人は少なくても、たくさん接することができれば、満足感や幸せが得られるのです。

「人間関係とは何か」を考える言葉(7)
  • 人間関係は、量より質を、重視する。
8

人間関係とは、トランプゲーム。たまにシャッフルするから、面白い。

人間関係とは、トランプゲーム。たまにシャッフルするから、面白い。 | 「人間関係とは何か」を考える30の言葉

トランプゲームは、始める前に、まずシャッフルします。

シャッフルすると、並び順がばらばらになります。

ゲームの区切りがついたところで、またシャッフルです。

ゲームを楽しんではシャッフルして、またゲームを楽しんではシャッフルの繰り返しです。

シャッフルするから、トランプゲームはいつまでも新鮮であり、面白くなります。

人間関係も、トランプゲームと同じです。

人生の節目では、人間関係がシャッフルされることがあります。

人間関係のシャッフルは、避けるものではなく、心がけるものです。

シャッフルのおかげで、いろいろな人が、いろいろな人と交流できます。

自分とは縁のなかった人と、いきなり出会えます。

これが面白いのです。

自分では、なかなか自分を変えられません。

自分は、他人と接することで、変えられます。

違った色が自分に取り込まれることで、今までとは違った自分になれます。

意外な出会いによって、自分の可能性や魅力が引き出されるのです。

人間関係のシャッフルを楽しみましょう。

シャッフルするから、人間関係はいつまでも新鮮で、面白くなるのです。

「人間関係とは何か」を考える言葉(8)
  • 人間関係のシャッフルを、楽しむ。
9

人間関係とは、お風呂のようなもの。ずっと浸り続けていると、のぼせてくる。

人間関係とは、お風呂のようなもの。ずっと浸り続けていると、のぼせてくる。 | 「人間関係とは何か」を考える30の言葉

お風呂は、気持ちいいですね。

日本のお風呂は、最高です。

疲れが取れて、癒やされます。

1日の終わりにお風呂があると思うからこそ、日中に頑張れます。

ただし、いくら気持ちいいとはいえ、長湯には気をつけましょう。

お風呂にずっと浸かっていると、のぼせてきます。

頭がぼうっとして、めまいがしてくるのです。

人間関係も、お風呂と同じです。

浸っているときは、気持ちいいです。

安心感が得られ、楽しくて面白いです。

時間を忘れます。

ただし、いくら気持ちいいとはいえ、ずっと人間関係に浸っているのも良くありません。

あまり長く人間関係に浸っていると、のぼせます。

頭がぼうっとしてきて、自分が自分でないような気がしてくるのです。

ある程度、心と体が温まれば、人間関係から抜け出す時間をつくりましょう。

自分だけの時間をつくり、頭を冷やして、落ち着くのです。

落ち着くと、ふと、新たな発見ができます。

自分の過ちや行動の改善に、気づけます。

しばらくして、心と体が冷えてくれば、また人間関係に浸りましょう。

人生は、この繰り返しなのです。

「人間関係とは何か」を考える言葉(9)
  • 心と体が温まれば、人間関係から抜けて、1人になる時間をつくる。
10

人間関係とは、お客さんを探すタクシー。急いでいると、手を挙げている人に気づかない。

人間関係とは、お客さんを探すタクシー。急いでいると、手を挙げている人に気づかない。 | 「人間関係とは何か」を考える30の言葉

タクシーの運転手さんは、2種類います。

お客さんをよく見つけるタクシーと、見つけにくいタクシーです。

お客さんを見つけにくいタクシーは、車のスピードが速いです。

早くお客さんを見つけたいと思い、車を飛ばしていると、道端で手を挙げている人に気づけません。

素通りしてしまうのです。

お客さんをよく見つけるタクシーは、ゆっくり進みます。

普通より少し遅いくらいです。

ゆっくり進んでいると、手を挙げている人に気づきやすくなります。

安全に、車を道路の脇に止めて、人を乗せることができます。

人間関係とは、お客さんを探すタクシーと同じです。

「早く友人をつくりたい。誰かいないかな」と急いでいると、かえって見つけにくくなります。

動きが速すぎて、手を挙げている人がいても、気づかずに素通りします。

人間関係は、余裕のあるペースがちょうどいいです。

じわりじわり歩いていると、手を挙げている人に気づきやすくなります。

「初めまして」から始まり、自然に会話が進むでしょう。

気づけば、仲のいい友人になっています。

出会いは、ゆっくり進むほうが増えやすいのです。

「人間関係とは何か」を考える言葉(10)
  • 人間関係は、慌てて進めるのではなく、ゆっくり進める。
11

人間関係とは、もつ鍋のようなもの。弱火で煮込むにつれて、味がよく出る。

人間関係とは、もつ鍋のようなもの。弱火で煮込むにつれて、味がよく出る。 | 「人間関係とは何か」を考える30の言葉

もつ鍋をご存じですか。

もつ鍋とは、日本の博多地方の郷土料理です。

大きな鍋の中に、牛の内臓と野菜を入れ、みそや醤油しょうゆで煮込みます。

もつ鍋の鉄則は、弱火です。

弱火で煮込むにつれて、いい味が出てきます。

みそや醤油に、肉から出るだし汁が混ざり、いい味わいになるのです。

人間関係も、もつ鍋のようなものです。

早く味を出そうと思って強火にすると、かえって味が出にくくなります。

焦っていると、落ち着きがないと思われます。

しつこい、くどい、痛々しいと思われることもあるでしょう。

人間関係は、弱火で煮込むイメージです。

時間をかけるほど、いい味が出てきます。

弱火で時間をかけるから、自分の気持ちが相手の心の奥にまで、しっかり浸透します。

しっかり浸透するから、深い気持ちを交わすことができるようになります。

人間関係のいい味わいに変わるのです。

「人間関係とは何か」を考える言葉(11)
  • 人間関係は、弱火で煮込むイメージで、進める。
12

人間関係とは、目覚まし時計。うるさいおかげで、目覚めることができる。

人間関係とは、目覚まし時計。うるさいおかげで、目覚めることができる。 | 「人間関係とは何か」を考える30の言葉

あるとき、人からうるさい小言を言われることがあります。

「ああしなさい。こうしなさい。かくかくしかじか」です。

「うるさいなあ」と思い、悩むことでしょう。

そんなときに思い出してほしいことがあります。

目覚まし時計です。

起きる時間に「ピピピ、ピピピ」という大きな音が、鳴り始めます。

「うるさいな」と思いますが、だからとはいえ、静かでは気づきません。

目覚めるためには、大きな音が必要です。

うるさい音だからこそ、目覚めることができます。

人間関係も、目覚まし時計と同じです。

うるさいからいいのです。

あなたを目覚めさせようとする声です。

「そうではないよ。こうなんだよ」というアドバイスであることに、気づくことです。

はっとします。

その瞬間、目覚めるのです。

悟りを開く感覚です。

「そうか。自分は勘違いをしていた。本当はこれが正しかったのか」と。

うるさい声だからこそ、目覚めることができます。

目覚まし時計だったのです。

自分を目覚めさせようとする声であることに、気づきましょう。

「人間関係とは何か」を考える言葉(12)
  • うるさい声とは、目覚めの声であることに、気づく。
13

人間関係とは、ロールプレーイングゲーム。さまざまなキャラクターの協力で、大きなことを成し遂げる。

人間関係とは、ロールプレーイングゲーム。さまざまなキャラクターの協力で、大きなことを成し遂げる。 | 「人間関係とは何か」を考える30の言葉

ロールプレーイングゲームは、主人公1人だけでは、目的を達成できません。

目的の達成には、仲間の協力が必要です。

しかも、主人公とは種類の違うキャラクターです。

主人公にはできないから、主人公とは違うキャラクターを仲間に入れる必要があります。

異なるキャラクターの能力を組み合わせます。

主人公1人ではできなかったことが、できるようになります。

これは、人間関係でも同じです。

同じキャラクターばかりでは、人生はスムーズに進みません。

自分一人で進める道には、限界があります。

「自分と違うからダメだ」と思うのではありません。

自分と違う人だから、いいのです。

自分と違う人には、自分にはない能力があります。

「仲間に入ってほしい。協力する意味がある」と考えます。

さまざまなキャラクターの能力を組み合わせることで、大きなことを成し遂げられます。

なぜ地球には、さまざまな人がいるのかというと、組み合わせるためです。

いろいろな人の能力を組み合わせることで、自分一人ではできないことが、実現できます。

地球に、さまざまな人がいて良かった。

多様性があるほど、大きな可能性を秘めています。

全人類が協力すれば、素晴らしい偉業を達成できるに違いありません。

その第一歩は、あなたの身の回りからです。

自分と違う人がいれば、協力しましょう。

「自分とは全然タイプが違う人だなあ。お友人になってください」です。

そのとき、自分一人ではできなかったことが、できるようになります。

新しい可能性が、開かれるのです。

「人間関係とは何か」を考える言葉(13)
  • 自分と違う人たちと、協力する。
14

人間関係とは、滝に打たれる修行である。精神力を養うことができる。

人間関係とは、滝に打たれる修行である。精神力を養うことができる。 | 「人間関係とは何か」を考える30の言葉

人と接していると、いいことばかりではありません。

腹が立つことや気分が悪くなることもあります。

「嫌だなあ。腹が立つなあ。もう人間関係なんて嫌だ」と考えそうになります。

人間関係に疲れてしまうのです。

そう思ったときに、思い出してほしいことがあります。

滝に打たれる修行僧です。

滝の水が落ちる、大きな音が聞こえます。

修行僧が、目をつぶりながら、滝に打たれています。

高いところから勢いよく流れ落ちる水が、修行僧の真上から叩きつけています。

痛い、寒い、苦しいの三拍子です。

その状況があるからこそ、気合が入ります。

苦しい状況に身を置くことで、精神力が養われるのです。

人間関係も同じです。

人と接して不愉快になるのは、滝に打たれる修行です。

苦しい、むかつく、いらいらするの三拍子です。

大変ではありますが、おかげで精神力を高めることができます。

「この人は、わざわざ自分のために、滝になってくれているのか」と思うことです。

むかつく人は、滝そのものです。

うるさい声は、滝の水しぶきの音です。

修行であるとわかれば、気合が入り、精神力が強くなります。

しばらくすれば、人間関係がシャッフルされます。

滝の流れがやんだとき、精神力が強くなっている自分に、驚くのです。

「人間関係とは何か」を考える言葉(14)
  • 嫌な人間関係は、精神力を高める修行だと考える。
15

人間関係とは、3人でする縄跳びと同じ。タイミングをよく見てから、入る。

人間関係とは、3人でする縄跳びと同じ。タイミングをよく見てから、入る。 | 「人間関係とは何か」を考える30の言葉

縄跳びをしたことはありますか。

自分一人でする縄跳びではなく、3人でする縄跳びです。

2人が縄の両端を持って、回転させます。

もう1人が、縄に触れないようにくぐり、跳びはねます。

タイミングがポイントです。

縄が回転する様子を見ていれば、一定間隔で回っていることがわかります。

「今だ」という瞬間に、回転する縄の中にくぐることで、うまく跳ね続けることができます。

回転する縄のタイミングに合わせられれば、いつまでも跳ね続けることができます。

人間関係も、3人でする縄跳びと同じです。

2人の会話に割り込むときは、タイミングを確認しましょう。

いきなり会話に割り込もうとすると「ずうずうしい人だ」と思われることがあります。

雰囲気が壊れたり、会話の流れが止まったりするのです。

会話のタイミングのいいところで、2人の間にうまく割り込みましょう。

タイミングさえ合えば、スムーズに入り込めます。

スムーズに入った後も、3人の呼吸を合わせましょう。

3人の呼吸が合えば、いつまでも会話を楽しみ続けることができるのです。

「人間関係とは何か」を考える言葉(15)
  • 2人の会話に割り込むときには、タイミングを確認する。
16

人間関係とは、夜空に浮かぶ星座である。小さな点の集まりが、大きな形をつくり出す。

人間関係とは、夜空に浮かぶ星座である。小さな点の集まりが、大きな形をつくり出す。 | 「人間関係とは何か」を考える30の言葉

夜空を見上げると、たくさんの星が輝いています。

明るく輝く星もあれば、ほのかに輝く星もあります。

星1つでは、星座をつくることはできません。

星座を形作るためには、数多くの星が必要です。

星の集まりが多いほど、大きな星座ができます。

星座をつくるためには、多くの星の集まりが必要です。

人間関係も、星座のようなものです。

集団とは、多くの人の集まりです。

1人だけでは、集団になりません。

小さな点の集まりが、大きな形をつくり出します。

「これだけたくさんの人がいれば、自分一人くらいいなくても、大丈夫だろう」と思います。

誤解です。

たしかに自分一人は、小さな存在かもしれません。

しかし、欠かせない存在です。

団体は、1人がいなくなると、不自然になります。

形は維持できるかもしれませんが、不完全になり、歯車が狂い始めます。

「自分は今、星座の一部になっている」という自覚が大切です。

小さいですが、欠かせない存在です。

星座は、一人ひとりの存在によって成り立ちます。

多くの人との協力によって、大きな星座が完成するのです。

「人間関係とは何か」を考える言葉(16)
  • 自分は、人間関係を構成する欠かせない一部である自覚を、持つ。
17

人間関係とは、鉄のフライパン。温めるのに時間がかかるほど、冷めにくい。

人間関係とは、鉄のフライパン。温めるのに時間がかかるほど、冷めにくい。 | 「人間関係とは何か」を考える30の言葉

料理で、鉄のフライパンを使うことがあります。

フライパンが温まる早さは、厚みによります。

分厚い鉄は、なかなか熱が伝わりにくいです。

フライパンに厚みがあるほど、温めるのに時間がかかります。

しかし、温めるのに時間がかかる反面、冷めにくくなります。

鉄の内部で、熱を保ち続けやすくなるため、なかなか冷めないのです。

人間関係も、フライパンと同じです。

「なかなか温まらないな」と思うのは、いいことです。

温めるのに時間がかかる人間関係は、友情を深める前提条件です。

時間はかかりますが、諦めずに、温め続けましょう。

じわりじわりと、温度は上がります。

温めるのに時間がかかる分、冷めにくくなります。

長い友情が続きやすくなるのです。

「人間関係とは何か」を考える言葉(17)
  • 温まりにくい人間関係は、諦めずに、温め続ける。
18

人間関係とは、お餅のようなもの。冷たいと固く、温めるとよく伸びる。

人間関係とは、お餅のようなもの。冷たいと固く、温めるとよく伸びる。 | 「人間関係とは何か」を考える30の言葉

お餅は、冷たいままでは、石のように固いです。

無理に食べようとしても、おいしくありません。

歯が折れそうになります。

お餅を食べるときは、まず火で温めます。

温めるほど柔らかくなり、ゴムのように、よく伸びるようになるのです。

人間関係も、お餅のようなものです。

冷たいときには、石のように固いです。

固いときには味気なく、面白くありません。

心が折れそうになります。

悪いのは、人ではありません。

冷たい雰囲気がいけないのです。

人間関係は、まず温めることが大切です。

温めれば柔らかくなり、よく伸びるようになります。

どれだけ温められるかは、あなたしだいです。

愛情を持って接したり、コミュニケーションを増やしたりしましょう。

温めるほど、人間関係の可能性が伸びていくのです。

「人間関係とは何か」を考える言葉(18)
  • 冷たい人間関係は、温める。
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人間関係とは、雪で造った像と同じ。ひびが入ったり壊れたりしても、元に戻すことができる。

人間関係とは、雪で造った像と同じ。ひびが入ったり壊れたりしても、元に戻すことができる。 | 「人間関係とは何か」を考える30の言葉

ガラスのコップには、1つ欠点があります。

ひびが入ったり、壊れたりすると、元には戻せないことです。

無理に使い続けると、指を切って、けがの原因にもなります。

少しでも壊れると、元に戻せないため、捨てるしかないのです。

その点、雪は違います。

雪で大きな像を造ったとします。

ひびが入っても、雪を詰めれば、元どおりです。

一部が壊れても、雪を接着剤の代わりにすれば、修理できます。

人間関係も、雪の像のようなものです。

ひびが入ったり壊れたりしたとき「もう直せない」と諦めるのは、まだ早いです。

修理できます。

しかも、完全に元どおりにできます。

「ごめんなさい」という言葉は、接着剤です。

ひびが消えてなくなり、壊れた部分も、元どおりです。

完全に元どおりになるだけではありません。

壊れる前より、いっそう強力になります。

壊れることを恐れることなく、勇気を持って人間関係に当たっていきましょう。

「人間関係とは何か」を考える言葉(19)
  • 人間関係にひびが入っても、仲直りをして、元に戻す。
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人間関係とは、サーフィンのようなもの。波に乗れば、すいすい前に進む。

人間関係とは、サーフィンのようなもの。波に乗れば、すいすい前に進む。 | 「人間関係とは何か」を考える30の言葉

人間関係は、泳ぐものではありません。

泳ぐことでも前に進めますが、体力勝負になります。

体力がなくなると、溺れます。

人間関係は、泳ぐのではなく、乗るものです。

サーフィンのように、波に乗るイメージです。

大きな波に乗れば、泳ぐよりずっと早く前に進めます。

人間関係の中に入れば、波に乗りましょう。

人間関係には、たくさんの波があります。

「付き合い」という波であり「会話」という波です。

雰囲気に身を任せ、付き合いや会話の波に乗りましょう。

人間関係が、すいすい進みます。

乗れなくても、まだチャンスがあります。

サーフィンでは波が次々とやってくるように、人間関係でも、チャンスが次々とやってきます。

大きな波が来たときほど、チャンスです。

大きな波ほど、実は乗りやすく、バランスを保ちやすいです。

うまく波に乗り、バランスを保ちながら、進み続けましょう。

バランスを保っているかぎり、波に乗り続けることができます。

泳ぐより早く、前に進めます。

人間関係の波に乗る、プロサーファーです。

「人間関係とは何か」を考える言葉(20)
  • サーファーが波に乗るつもりで、人間関係を楽しむ。
21

人間関係とは、大きな鐘をつくようなもの。大きなものほど、気持ちのいい余韻が、長く続く。

人間関係とは、大きな鐘をつくようなもの。大きなものほど、気持ちのいい余韻が、長く続く。 | 「人間関係とは何か」を考える30の言葉

日本では、12月31日の夜12時ごろ、あちこちの寺で鐘が鳴り始めるイベントがあります。

除夜の鐘です。

人には、心身を迷わせる煩悩が、108、あるといわれています。

108の煩悩を、1年の終わりに除去するものとして、鐘を108回つくのです。

大きな鐘の音が、しばらく鳴り響きます。

心が浄化されるかのようです。

大きな鐘ほど、深い余韻のある音が、長く続きます。

鳴り響く音を聞きながら、1年を振り返り、新しい1年が良くなることを祈願するのです。

人間関係とは、大きな鐘をつくようなものです。

大きな人間関係ほど「面倒だな」と思いますが、そうではありません。

大きな人間関係ほど、味わいがあります。

所属している人間関係が大きいほど、気持ちのいい余韻が、長く続きます。

歓迎会や送別会が、にぎやかになります。

多くの人と接することができるため、たくさんの気づきや学びを得ることができます。

鐘の音のようなものです。

自分の煩悩を取り払う、おはらいです。

心身を浄化する力があります。

大きな人間関係による、気持ちのいい余韻を楽しみましょう。

これまでの過去を踏み台にして、これからの新しい未来を祈願するのです。

「人間関係とは何か」を考える言葉(21)
  • 大きな人間関係の喜びを、味わう。
22

人間関係とは、手紙を郵便ポストに入れるようなもの。一度発したメッセージは、取り下げられない。

人間関係とは、手紙を郵便ポストに入れるようなもの。一度発したメッセージは、取り下げられない。 | 「人間関係とは何か」を考える30の言葉

郵便ポストに入れた手紙は、基本的には、取り下げられません。

郵便ポストの口に手を入れて、手紙を取り戻そうとしても、できません。

郵便局の人に、叱られます。

一度、郵便ポストに手紙を入れると、相手の手元に届くしかないのです。

手紙を出すときには、内容を見直し、誤字脱字がないことをよく確かめてから、出しますね。

人間関係も、手紙を郵便ポストに入れるようなものです。

一度口にした言葉は、基本的に取り下げられません。

発言を取り消すことができるとはいえ、実際は、形式のみです。

発言した事実や記憶までは、消せません。

発言するときには、よく考えてから口にしましょう。

特に気をつけたいのは、いら立っているときです。

いらいらしたときに発言しても、後悔するだけです。

感情に任せて口にすると、言いすぎてしまうものです。

一度の感情的な一言のため、相手を深く傷つけてしまいます。

発言した後「言いすぎてしまったな」と、後悔してしまうのです。

「人間関係とは何か」を考える言葉(22)
  • いらいらしているときには、落ち着くまで待ってから、発言する。
23

人間関係とは、運動会である。競争相手がいるから、楽しくなる。

人間関係とは、運動会である。競争相手がいるから、楽しくなる。 | 「人間関係とは何か」を考える30の言葉

人間関係では、時として、競争相手が現れることがあります。

ライバルです。

ライバルがいると、気になってしまいます。

自分が勝っていれば「追い抜かれないか」と落ち着きません。

負けていれば「追い抜いてやる」と必死になります。

「ライバルさえいなければ、どれだけ楽になるだろうか」と思います。

ライバルの存在そのものが、ストレスになってしまうのです。

そういうときに、思い出してほしいことがあります。

運動会です。

運動会は、競争相手がいるから興奮します。

かけっこも綱引きも、競争相手がいるから面白いのです。

もし競争相手がいなければ、白けます。

1人でかけっこや綱引きをしても、面白くありません。

必ず勝つことがわかっているので、興奮も楽しみも半減します。

人間関係も、運動会と同じです。

競争相手がいるからこそ、やる気が出ます。

興奮したり楽しんだりできます。

勝ったり負けたりする楽しみがあります。

競争相手は、憎むのではなく、感謝するものです。

今あなたは、運動会の真っ最中です。

いいライバルが、あなたの人生や成長を、高める手助けをしています。

だからあなたの人生は、今、充実しているのです。

「人間関係とは何か」を考える言葉(23)
  • ライバルの存在に感謝する。
24

人間関係とは、美術鑑賞のようなもの。芸術だと思うから、いい時間が過ごせる。

人間関係とは、美術鑑賞のようなもの。芸術だと思うから、いい時間が過ごせる。 | 「人間関係とは何か」を考える30の言葉

人と接していて、理解できない人間関係に、悩まされることがあります。

話、性格、相性などが合わないことです。

理解できないからと言って、拒むのではありません。

そういうときに、思い出してほしいことがあります。

美術鑑賞です。

美術館に行き、絵をたくさん眺める自分を想像しましょう。

一見、理解できない絵があっても「意味があるのだろう」と思いますね。

絵であるからには、画家の何らかの意図が表現されているはずです。

「理解できないのは、きっと自分の感性が足りないせいだ」と思います。

目に力を入れて「なんとか理解しよう」と思うから、芸術を楽しめます。

たとえ理解できなくても、レベルの高い芸術に触れることで、充実した時間を過ごすことができたと思います。

美術鑑賞は面白くなり、味わいが出てくるのです。

人間関係も、美術鑑賞と同じです。

芸術を楽しむつもりで、人と接してみましょう。

「理解できないのは、きっと自分の感性が足りないせいだ」と考えてみます。

自分の主張や意見を引っ込めて、相手が表現している言葉に耳を傾けてみます。

すると、理解できない人との触れ合いが、面白くなります。

理解できないことを「なんとか理解してみよう」と思うから、人間関係を楽しめます。

理解できない相手とも、コミュニケーションが取れるようになるのです。

「人間関係とは何か」を考える言葉(24)
  • 人間関係を、美術鑑賞のつもりで、接してみる。
25

人間関係とは、高級レストランのようなもの。マナーが悪いと、退出させられる。

人間関係とは、高級レストランのようなもの。マナーが悪いと、退出させられる。 | 「人間関係とは何か」を考える30の言葉

高級レストランで食事をするときは、マナーが必要です。

マナーを知らないのは、まだいいです。

マナーを知らなくても、周りの人の真似をすれば、なんとかなります。

しかし、マナーをわざと破ろうとするとなると、話は別です。

禁煙であるにもかかわらず、わざとタバコを吸うのは、マナー違反です。

食事の味が損なわれます。

周りのお客さんにも迷惑がかかります。

マナーがあまりに悪いと、給仕から声がかかり、退出を要求されます。

人間関係も、高級レストランのようなものです。

最低限、守らなければいけないルールがあります。

マナーがわからなくても、周りの人の真似をしていれば、まだいいのです。

真似でもいいですから、マナーを守ろうとする姿があれば、許してもらえます。

しかし、わざとマナーを破ろうとすると、ルール違反です。

節度を失うのは、不和のもとです。

相手の都合を考えなくなると「一緒にいたくない」と思い、人間関係から仲間外れにされます。

「申し訳ないのですが、もうついていけません」です。

最低限守るべきマナーは、どんなに親しくなっても、必要なのです。

「人間関係とは何か」を考える言葉(25)
  • 人間関係では、マナーを大切にする。
26

人間関係とは、水泳と同じ。水しぶきを上げないほうが、早く進む。

人間関係とは、水泳と同じ。水しぶきを上げないほうが、早く進む。 | 「人間関係とは何か」を考える30の言葉

オリンピックで、プロの水泳選手の泳ぎ方を見ると、アマチュアとは違う動きに気づきます。

たとえば、クロールで泳ぐときです。

後ろ足のばた足による水しぶきが、小さいのです。

あまり白い泡が立ちません。

つまりそれだけ、水の中で無駄な動きがない証拠です。

効率の良い動きができているため、早く前に進むことができるのです。

人間関係も、水泳と同じです。

騒いだりにぎやかだったりして、仲良くなるのもいいでしょう。

ただし、明るい時間を過ごせる反面、勢い任せのため、内容の浅い会話になりがちです。

体力を使っていても、コミュニケーションに深みが出ません。

浅い関係で終わりやすいのです。

水泳と同じように、本当はあまり水しぶきを上げないほうが、早く進みます。

焦りや勢いで、人間関係を進めるのではありません。

落ち着いて冷静に進めるほうが、早く前に進みます。

きちんとした、深いコミュニケーションができるからです。

落ち着いているため、うっかりした発言もありません。

冷静になるため、お互いの発言が、きちんと頭に入ります。

深く話を聞き、考え、返事ができます。

無駄のないコミュニケーションができるのです。

「人間関係とは何か」を考える言葉(26)
  • 水しぶきの小さい人間関係を、心がける。
27

人間関係とは、メールのようなもの。まれに通信障害がある。

人間関係とは、メールのようなもの。まれに通信障害がある。 | 「人間関係とは何か」を考える30の言葉

メールでは、まれに通信障害があります。

メールを、送ったり受け取ったりできなくなります。

設備の問題で、しばらくの間は自由にメールができません。

常に設備は正常に稼働しているべきですが、世の中に完璧はありませんから、何らかの想定外はあるものです。

こういうときは、待つしかありません。

通信障害のほとんどは、しばらくすれば、治ります。

人間関係も、メールのようなものです。

メールや電話は、常に相手と連絡が取れる道具ですが、常に返事があるとは限りません。

まれに通信障害があります。

「メールを出したのに、返事が返ってこないな」

「今日はうまく相手とコミュニケーションが取れないな」

そう思う日があります。

体調不良かもしれませんし、忙しい時期かもしれません。

そういうときには、いらいらしても仕方ありません。

「何か返事ができない事情があるのだろう」と察するのも、人間関係のマナーの1つです。

かっかせずに、しばらく待ちましょう。

しばらくすれば、またいつものように、連絡がスムーズに取り合えるようになります。

「人間関係とは何か」を考える言葉(27)
  • スムーズに連絡が取れなくても、かっかせずに、待つ。
28

人間関係とは、針に糸を通すようなもの。集中すれば、必ず通る。

人間関係とは、針に糸を通すようなもの。集中すれば、必ず通る。 | 「人間関係とは何か」を考える30の言葉

自分の意見が、相手になかなか受け入れてもらえないことがあります。

自分の考えを相手に伝え、納得してもらうのは、大変です。

相手が頑固であるほど、なかなかうまくいかないでしょう。

そういうときに思い出したいのは、針と糸です。

針の穴に糸を通すときには、集中しなければなりません。

小さな穴に、細い糸を通すのは、集中力が必要です。

指先に神経を集中するから、小さな穴に、糸が通ります。

人間関係は、針に糸を通すようなものです。

自分の意見が相手に通らなくても、諦めません。

意見が通らないのは、集中が足りないせいです。

心を込めたり、言葉を選んだりして、集中してみましょう。

1つのことに意識を向けるとき、壁は破れます。

時間はかかるかもしれませんが、集中すれば、きっと相手の納得が得られるのです。

「人間関係とは何か」を考える言葉(28)
  • 意見を通すときは、集中する。
29

人間関係とは、ジグソーパズル。ピースをうまく組み合わせると、1枚の絵が完成する。

人間関係とは、ジグソーパズル。ピースをうまく組み合わせると、1枚の絵が完成する。 | 「人間関係とは何か」を考える30の言葉

ばらばらの人間関係で、悩むことがあります。

「なぜこんなにまとまりがないのだろう」と思います。

そういうときに思い出したいのは、ジグソーパズルです。

ジグソーパズルのピースを、よく見てみましょう。

出っ張っているところと、へこんでいるところがあります。

ピースに描かれている絵を見ていると、ピース同士をうまく組み合わせることができます。

人間関係も、ジグソーパズルです。

人には、長所もあれば、短所もあります。

得意なこともあれば、不得意なこともあります。

できることもあれば、できないこともあります。

そうした部分は、うまく組み合わせればいいのです。

人間関係の違いは、お互いの足りないところを補い合うためにあります。

できないことは、できる人にお願いしてみましょう。

できる人は、できない人を助けましょう。

ばらばらの人同士が、うまく組み合っていきます。

この組み合わせが、面白いのです。

ジグソーパズルさながらです。

組み合わせていくと、最後に1枚の絵が完成します。

この世で最も美しい絵なのです。

「人間関係とは何か」を考える言葉(29)
  • できないことは、できる人にお願いする。
  • できる人は、できない人を助ける。
エピローグ
30

人間関係とは、神様によるフラワーアレンジメント。どの組み合わせにも、意味があり、美しさがある。

人間関係とは、神様によるフラワーアレンジメント。どの組み合わせにも、意味があり、美しさがある。 | 「人間関係とは何か」を考える30の言葉

神様には、一風変わった趣味があります。

フラワーアレンジメントです。

神様は、人間が、花に見えます。

人間一人ひとりは、花です。

「たくさんの花が集まって、美しいな」と、天からほほ笑んでいます。

今の人間関係は、神様によるフラワーアレンジメントです。

神様が「よし。今回は、こんな組み合わせにしてみよう。ああ、きれいだ」と、ほほ笑んでいます。

同じ人が集まることもあるでしょう。

ばらばらの人が集まることもあるでしょう。

男性ばかりが集まることもあれば、女性ばかりが集まることもあります。

もちろん異性との出会いもあります。

一人ひとりは花ですから、どの組み合わせでも、美しさがあります。

どの組み合わせにも、意味があります。

人間関係に、悪はなく、すべてが善です。

人生が進むと、人間関係は変わります。

またもや、神様によるフラワーアレンジメントです。

「次はこんな組み合わせはどうだろうか。ああ、きれいだ」と、ほほ笑みます。

神様による仕事ですから、どの組み合わせも正解です。

何か意味があります。

その意味を探しながら、人間関係に接してみましょう。

意味を発見しようとするとき、神様があなたに舞い降りるのです。

「人間関係とは何か」を考える言葉(30)
  • 人間関係は、神様によるフラワーアレンジメントのつもりで、接していく。

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