あなたの身近にみんなが「会いたくない」という人はいませんか。
みんなが口をそろえて「会いたくない」と避ける人がいれば、逆に会ってみてください。
もちろん深く関わり合う必要はありません。
挨拶程度の表面的な接し方で十分です。
友人になる必要もなく、知り合い程度で十分です。
直接話すのが嫌なら、少し離れたところから眺めるだけでもかまいません。
なぜみんなが「会いたくない」という人に会ってみる必要があるのか。
絶好の反面教師になるからです。
みんなから「会いたくない」と嫌われているからには「それなりの理由」があります。
一度会ってみると、みんなが避ける理由がわかるはずです。
「なるほど。こういうところが嫌われるのか」と、身をもって実感できるでしょう。
嫌われる人の特徴を知ることも大切な勉強です。
どんな人が嫌われるのかは、座学だけでは学べないところがあります。
実際に体験することで、あなたの中に経験として蓄積され、自分の生き方に生かせるようになります。
「こういうところが嫌われるのだね」とわかったら、自分にも同じところがないか振り返ることです。
客観的に自分を見つめてみましょう。
完全に同じところはなくても、似たようなところが見つかるかもしれません。
心当たりがあれば、今すぐ改善に取り組みましょう。
態度・言葉遣い・考え方など、自分に対して注意喚起を促すことです。
素晴らしい家庭教師はありがたい存在ですが、素晴らしい反面教師もありがたい存在です。
何度も会う必要はありませんが、一度は会ってみてください。
不快な気持ちになったとしても、それを知恵や教訓に変えることができれば、無駄にはなりません。
みんなが「会いたくない」という人には、一度会ってみる価値があるのです。