執筆者:水口貴博

上品な人になる30の方法

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上品な人は、去り際が美しい。

上品な人は、去り際が美しい。 | 上品な人になる30の方法

上品な人の特徴の1つは「去り際」に現れます。

去り際は、日常の何気ない瞬間ですが、品格につながる大切なポイントです。

上品な人は「去り方が美しい」という特徴があります。

お手洗いでは、次に使う人のことを考え、洗面台の水滴を拭き取ってから離れます。

飲食店で食べ終わったら、お皿やカトラリーを並べてから退店します。

カフェでは、椅子を元に戻してから、退店します。

ホテルでは、きちんと布団をたたんでからチェックアウトをします。

友人の家に遊びに行ったとき、きちんと後片付けをしてから帰ります。

職場を離れるときは、お世話になった方々にきちんとお別れの挨拶をしてから退職します。

「後のことは知らない」

「もう終わりだからどうでもいい」

「その場から離れるのだから、ほったらかしてもかまわない」

そうした考えは、上品とは言えません。

上品を心がけるなら、去り際こそ丁寧になりましょう。

客という立場であれ、ゲストという立場であれ、美しい去り方を心がけたい。

できれば自分が来る前よりきれいな状態で去るようにしたい。

来る前よりきれいにできないなら、せめて見苦しくないようにしてから去りましょう。

きれいな去り方ができると、美しい余韻が残り、次に使う人も助かります。

去り際は、あなたの本性が映し出される瞬間

去り際が汚い人もいれば、美しい人もいます。

あなたはどちらの人間でしょうか。

「去り際は、あなたの本性が映し出される瞬間」と思ってください。

立ち去る瞬間とは、人の本当の姿が垣間見える瞬間です。

どうでもいいと思うのか、きちんとしようと思うのか、自分の良心が試される瞬間です。

意外と去り際は見られている

「去り際なんて誰も見ていない」と思うかもしれませんが、それは思い込みです。

意外と去り際は見られています。

きちんと見ている人は見ています。

目立たないように思えますが、残っている人からすると、大変目立って見えています。

美しい去り方ができると「あの人はきちんとしているね」と喜んでもらえるでしょう。

きれいな去り方ができる人からは、優しい心と感謝の気持ちが感じられ、好印象なのです。

去り際が美しい人こそ、上品な人

あなたは今、ある場所から立ち去ろうとしているかもしれません。

その瞬間が大切です。

あなたの品格が試される瞬間です。

去り際は、できるだけ美しい去り方を心がけましょう。

美しく去れる人は、心も美しい。

去り際が美しい人こそ、上品な人なのです。

上品な人になる方法(30)
  • 去り際は油断せず、美しい去り方を心がける。
まとめ

上品な人になる30の方法

上品な人になる30の方法
  1. 品格は、生まれや育ちで決まるものではない。<br>個人の努力によって身につけるもの。
    品格は、生まれや育ちで決まるものではない。
    個人の努力によって身につけるもの。
  2. 挨拶ができない人に、上品な人はいない。
    挨拶ができない人に、上品な人はいない。
  3. 上品な人は、3つの余裕を心がけている。<br>時間の余裕、お金の余裕、心の余裕。
    上品な人は、3つの余裕を心がけている。
    時間の余裕、お金の余裕、心の余裕。
  4. 上品な人には「落ち着いた動作」がある。
    上品な人には「落ち着いた動作」がある。
  5. 上品な人には「清潔感」がある。<br>清潔感を出すための、6つのポイント。
    上品な人には「清潔感」がある。
    清潔感を出すための、6つのポイント。
  6. 上品な人になるために注意したい3つのファッション。
    上品な人になるために注意したい3つのファッション。
  7. 安易な露出は、品格を落とす。
    安易な露出は、品格を落とす。
  8. アクセサリーで大切なのは「動き」ではなく「輝き」。<br>控えめな主張のほうが、長く印象に残る。
    アクセサリーで大切なのは「動き」ではなく「輝き」。
    控えめな主張のほうが、長く印象に残る。
  9. 上品な人は、常に謙虚で腰が低い。
    上品な人は、常に謙虚で腰が低い。
  10. 上品な人は、落ち着いた声で話す。
    上品な人は、落ち着いた声で話す。
  11. 上品な人は、感情のコントロールができる。<br>感情のコントロールは、最初からあるものではなく、鍛えていくもの。
    上品な人は、感情のコントロールができる。
    感情のコントロールは、最初からあるものではなく、鍛えていくもの。
  12. 上品な人は、基本的なマナーが身についている。
    上品な人は、基本的なマナーが身についている。
  13. 上品な人には「強い芯」がある。
    上品な人には「強い芯」がある。
  14. 大口を開けて「あはは」と笑うと、上品に見えない。<br>口元を手で隠して「おほほ」と笑うと、上品に見える。
    大口を開けて「あはは」と笑うと、上品に見えない。
    口元を手で隠して「おほほ」と笑うと、上品に見える。
  15. 上品な人は、感謝の習慣を大切にしている。
    上品な人は、感謝の習慣を大切にしている。
  16. 上品な人は、社会常識が身についている。
    上品な人は、社会常識が身についている。
  17. ネガティブキーワードは、品格を下げる言葉。<br>ポジティブキーワードは、品格を上げる言葉。
    ネガティブキーワードは、品格を下げる言葉。
    ポジティブキーワードは、品格を上げる言葉。
  18. 上品な人は、余計な音を立てない。
    上品な人は、余計な音を立てない。
  19. きれいな字が書けるだけで、上品な印象を与えることができる。
    きれいな字が書けるだけで、上品な印象を与えることができる。
  20. 自慢や軽蔑をする人に、上品な人はいない。
    自慢や軽蔑をする人に、上品な人はいない。
  21. 上品な人は「そろえること」を大切にしている。
    上品な人は「そろえること」を大切にしている。
  22. 片手で十分より、両手で十二分。
    片手で十分より、両手で十二分。
  23. 普段から読書をしている人は、自然と顔に表れる。
    普段から読書をしている人は、自然と顔に表れる。
  24. 上品な人は、さりげない気遣いができる。
    上品な人は、さりげない気遣いができる。
  25. 上品な人は、精神的に自立している。
    上品な人は、精神的に自立している。
  26. 品格に欠かせないのは「自立心」と「独立心」。<br>上品な人は、1人で行動することができる。
    品格に欠かせないのは「自立心」と「独立心」。
    上品な人は、1人で行動することができる。
  27. 下品な人は、激しい情熱を燃やしている。<br>上品な人は、静かな情熱を燃やしている。
    下品な人は、激しい情熱を燃やしている。
    上品な人は、静かな情熱を燃やしている。
  28. 上品な人は、いざというとき、速やかに行動できる。
    上品な人は、いざというとき、速やかに行動できる。
  29. 上品だから与えるのではない。<br>与えるから上品になっていく。
    上品だから与えるのではない。
    与えるから上品になっていく。
  30. 上品な人は、去り際が美しい。
    上品な人は、去り際が美しい。

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