執筆者:水口貴博

上品な人になる30の方法

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上品な人は「そろえること」を大切にしている。

上品な人は「そろえること」を大切にしている。 | 上品な人になる30の方法

上品な人になるためには「そろえること」を大切にしましょう。

何をそろえるかというと、すべてです。

手をそろえ、足をそろえ、物をそろえます。

「たかがそろえるだけ」と思うかもしれませんが、軽視できません。

そろえることを実践するだけで、自然と上品な印象が漂うようになります。

上品な人は「そろえること」を大切にしています。

玄関の靴は、きれいにそろえられています。

椅子に座っているとき、膝の上の手がきちんとそろっています。

テーブルの下の足元も、同じ方向に向けてそろっています。

本棚の本は、ジャンルや大きさごとにそろえられています。

洗濯が終わった衣類は、きちんとたたんでそろえて収納します。

きれいにそろっている状態は、見た目が美しくてエレガントです。

細かいところまでそろっていると、その人には美しい心があるとわかります。

きちんとしている印象につながり、好感が高まります。

きちんと身の回りのことをそろえることができれば、自然と上品な雰囲気が漂うようになります。

あなたはどれだけそろえることができているでしょうか。

たしかにそろえるのは、少し手間暇がかかるもの。

靴をそろえたり、本棚の本をそろえたりするのも、一手間かかります。

忙しいときには後回しにしたくなるでしょう。

しかし「そろえるなんて面倒くさい」と思っているようでは、上品な人にはなれません。

散らかっている状態は美しくない。

上品な人になりたいなら、面倒くさがらず、ぜひそろえることを実践してください。

椅子に座っているとき、膝の上の手はきれいにそろえましょう。

横に指を並べるのではなく、少し角度をつけてそろえるのがポイントです。

手を重ねるときは、左手を上にするのが基本です。

足はきちんと閉じて、つま先をそろえましょう。

足を組みたくても、ぐっと我慢です。

つま先がそろっていると上品な印象があります。

玄関で靴を脱いだら、振り返ってしゃがみ、靴をそろえましょう。

脱ぎっぱなしはよくありません。

きれいに靴がそろっていると、出かけるとき、靴をはきやすくなります。

日常のささいな瞬間ですが、品格に関わる大切な場面です。

本棚を整理整頓するときは、大きさやジャンルごとにそろえましょう。

きれいにそろっているときも、統一感が出て美しくなります。

本も取り出しやすくなって便利です。

洗濯が終わった衣類は、きちんとたたんでそろえ、収納にしまいましょう。

きれいに衣類が収納されていると、清潔感があって見た目も素晴らしい。

「面倒くさい」と思ったら正念場です。

慣れないうちは面倒に感じますが、最初だけです。

そろえることが慣れてくれば、当たり前の習慣になります。

いったん習慣になっていれば、ストレスなく自然にできるようになります。

むしろそろっていないことに気持ち悪さすら感じるようになるでしょう。

「そろえる」というのは、上品であることの証しです。

そろえることができるものは、すべてそろえるようにしたい。

神経質ではありません。

これが「上品」というものです。

人から「神経質だね」と笑われても、この習慣を貫くようにしてください。

あなたが神経質なのではなく、その人ががさつなだけです。

そろえるだけで品格が高まるのですから、これほど簡単なことはありません。

そろえることができる人は、上品な人なのです。

上品な人になる方法(21)
  • 「そろえること」を大切にする。
片手で十分より、両手で十二分。

上品な人になる30の方法

上品な人になる30の方法
  1. 品格は、生まれや育ちで決まるものではない。<br>個人の努力によって身につけるもの。
    品格は、生まれや育ちで決まるものではない。
    個人の努力によって身につけるもの。
  2. 挨拶ができない人に、上品な人はいない。
    挨拶ができない人に、上品な人はいない。
  3. 上品な人は、3つの余裕を心がけている。<br>時間の余裕、お金の余裕、心の余裕。
    上品な人は、3つの余裕を心がけている。
    時間の余裕、お金の余裕、心の余裕。
  4. 上品な人には「落ち着いた動作」がある。
    上品な人には「落ち着いた動作」がある。
  5. 上品な人には「清潔感」がある。<br>清潔感を出すための、6つのポイント。
    上品な人には「清潔感」がある。
    清潔感を出すための、6つのポイント。
  6. 上品な人になるために注意したい3つのファッション。
    上品な人になるために注意したい3つのファッション。
  7. 安易な露出は、品格を落とす。
    安易な露出は、品格を落とす。
  8. アクセサリーで大切なのは「動き」ではなく「輝き」。<br>控えめな主張のほうが、長く印象に残る。
    アクセサリーで大切なのは「動き」ではなく「輝き」。
    控えめな主張のほうが、長く印象に残る。
  9. 上品な人は、常に謙虚で腰が低い。
    上品な人は、常に謙虚で腰が低い。
  10. 上品な人は、落ち着いた声で話す。
    上品な人は、落ち着いた声で話す。
  11. 上品な人は、感情のコントロールができる。<br>感情のコントロールは、最初からあるものではなく、鍛えていくもの。
    上品な人は、感情のコントロールができる。
    感情のコントロールは、最初からあるものではなく、鍛えていくもの。
  12. 上品な人は、基本的なマナーが身についている。
    上品な人は、基本的なマナーが身についている。
  13. 上品な人には「強い芯」がある。
    上品な人には「強い芯」がある。
  14. 大口を開けて「あはは」と笑うと、上品に見えない。<br>口元を手で隠して「おほほ」と笑うと、上品に見える。
    大口を開けて「あはは」と笑うと、上品に見えない。
    口元を手で隠して「おほほ」と笑うと、上品に見える。
  15. 上品な人は、感謝の習慣を大切にしている。
    上品な人は、感謝の習慣を大切にしている。
  16. 上品な人は、社会常識が身についている。
    上品な人は、社会常識が身についている。
  17. ネガティブキーワードは、品格を下げる言葉。<br>ポジティブキーワードは、品格を上げる言葉。
    ネガティブキーワードは、品格を下げる言葉。
    ポジティブキーワードは、品格を上げる言葉。
  18. 上品な人は、余計な音を立てない。
    上品な人は、余計な音を立てない。
  19. きれいな字が書けるだけで、上品な印象を与えることができる。
    きれいな字が書けるだけで、上品な印象を与えることができる。
  20. 自慢や軽蔑をする人に、上品な人はいない。
    自慢や軽蔑をする人に、上品な人はいない。
  21. 上品な人は「そろえること」を大切にしている。
    上品な人は「そろえること」を大切にしている。
  22. 片手で十分より、両手で十二分。
    片手で十分より、両手で十二分。
  23. 普段から読書をしている人は、自然と顔に表れる。
    普段から読書をしている人は、自然と顔に表れる。
  24. 上品な人は、さりげない気遣いができる。
    上品な人は、さりげない気遣いができる。
  25. 上品な人は、精神的に自立している。
    上品な人は、精神的に自立している。
  26. 品格に欠かせないのは「自立心」と「独立心」。<br>上品な人は、1人で行動することができる。
    品格に欠かせないのは「自立心」と「独立心」。
    上品な人は、1人で行動することができる。
  27. 下品な人は、激しい情熱を燃やしている。<br>上品な人は、静かな情熱を燃やしている。
    下品な人は、激しい情熱を燃やしている。
    上品な人は、静かな情熱を燃やしている。
  28. 上品な人は、いざというとき、速やかに行動できる。
    上品な人は、いざというとき、速やかに行動できる。
  29. 上品だから与えるのではない。<br>与えるから上品になっていく。
    上品だから与えるのではない。
    与えるから上品になっていく。
  30. 上品な人は、去り際が美しい。
    上品な人は、去り際が美しい。

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