いきなり手紙を書くのは抵抗があります。
現代社会は、アナログからデジタルに移り変わろうとしています。
アナログの字を書く機会が減って、代わりにデジタルの字を書く機会が増えました。
「字を書くこと」より「字を打つこと」のほうが多いでしょう。
久しぶりに手書きの字を書く機会があると、妙に緊張します。
急に字を書こうとすると、1文字目が変な字になってしまうのです。
ボールペンで書いた字なら消せないため、新しい便せんでやり直すことになる。
一度は経験があるのではないでしょうか。
こんなとき、スムーズに手書きの手紙を書きやすくする方法があります。
とても簡単です。
白紙の紙に「ありがとう」という字を何回も書くだけでいいのです。
スポーツ前に行う準備運動と同じです。
スポーツ前には準備運動をするように、手書きの字を書く前も準備運動が有効です。
「ありがとう」と書いているうちに、だんだん手の筋肉がほぐれ、温まります。
やる気も高ぶり、だんだんテンションも上がってきます。
さらに感謝の気持ちも湧いてきて、心が幸せな気持ちに満ちてきます。
心と体のテンションが上がってきたところで便せんを取り出せば、スムーズに取りかかれます。
さあ、白紙の紙を取り出して、何度も「ありがとう」と書いてみてください。
「ありがとう」と書く回数に制限はありません。
「テンションが上がった」と感じるまで、何回も書くといいでしょう。
たったこれだけで、手書きの手紙を書きやすくなります。