執筆者:水口貴博

落ち込んでいる人を元気づける30の方法

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言葉より手書きの手紙のほうが、元気づける効果がある。

言葉より手書きの手紙のほうが、元気づける効果がある。 | 落ち込んでいる人を元気づける30の方法

元気づけるときに、言葉より手書きの手紙のほうが、効果があります。

「手書き」というところがポイントです。

「手書き」の手紙には、心があるからです。

相手の精神的豊かさが、手書きに込められています。

もちろん言葉でも、元気づけることができます。

ただ、手書きの手紙にはかないません。

字の美しさは関係ありません。

「手書き」というところに、相手は心を打たれるのです。

私は留学時代、よく母から手書きの手紙をもらいました。

母は手書きの手紙を書くプロです。

草書のような、きれいな字です。

心を込めて書いたことが、筆跡からすぐわかります。

そのうえ、内容がよい。

どこからとってきた言葉か、いい味が出ているのです。

このいい味は、本人の心から出ています。

心から出た味が、手書きに反映されます。

この手書きの手紙が、涙を誘うのです。

話し言葉には、本当に心からそう言っているのかはわかりませんが、手書きの手紙だけは本気さが伝わります。

この手書きの手紙のおかげで、私は留学生活にずいぶん助けられました。

精神的に助けられました。

自分を思ってくれる誰かがいるというのは、自分の「存在」を確かめることになります。

私がこの世に「存在」していることを誰かが喜んでくれているというのは、この上ない元気づけになるのです。

相手を元気づけるとき「能力」より「存在」に感謝することが大切です。

私も母を真似して、友人との会話には「出会えてよかったよ」と言って、相手の「存在」に感謝するようにしています。

「自分は存在する価値があるんだな」と思うことで、元気になれるのです。

落ち込んでいる人を元気づける方法(11)
  • 手書きで、手紙を書く。
特別に接しない。
普通に接することが大切。

落ち込んでいる人を元気づける30の方法

  1. 落ち込む原因は2つのみ。
    能力と存在。
  2. 大失敗は、大成功。
  3. 「存在」の欠乏から立ち直るには、時間がかかる。
  4. 人間は、何かに寄り添っていかないと、生きていけない。
  5. 人間には、理解してもらいたい欲求がある。
    話を聞いてもらえるだけで癒される。
  6. 話を聞くときには、話を折らないことが大切。
  7. 相槌を打つと、話が進んでいく。
  8. 落ち込んでいる人に対して「頑張れ」は禁句。
  9. 相手の心の中まではわからない。
    「わかる」は禁句。
  10. 一番のアドバイスは、聞かれたら聞き返すこと。
  11. 言葉より手書きの手紙のほうが、元気づける効果がある。
  12. 特別に接しない。
    普通に接することが大切。
  13. 成長するためには、落ち込むことが必要。
  14. 励ませば励ますほど落ち込む。
  15. 現実逃避が、落ち込み逃避になる。
  16. 話を聞くときには、2人きりになるのが大切。
  17. 愚痴を吐き出せば、最後は笑いで締めくくることが大切。
  18. 話を聞くときの一番のポジションは、斜め横。
  19. とにかく相手の話を否定しない。
  20. 話の最後を繰り返すと、話がどんどん前に進んでいく。
  21. 暗い表情だから暗くなる。
    明るい表情だから明るくなる。
  22. 「ありがとう」が、相手を元気づける。
  23. 落ち込んでいる人には「観る」ことが大切。
  24. 褒められることで、自信がつく。
    元気づけることとは、褒めること。
  25. 褒めるときには、外側より内側を褒めることが大切。
  26. 元気づけることとは、他人が褒めていたことを本人に伝えてあげること。
  27. 元気づけることとは、教えてもらうこと。
  28. ただ、そばにいてくれるだけでいい。
  29. 落ち込んでも、自然と立ち直る。
    そっとしてあげることも大切。
  30. 落ち込むことで強くなる。
    落ち込めることに感謝しよう。

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