執筆者:水口貴博

小さなことにくよくよしない30の方法

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「最悪だ」と騒いでいると、本当に最悪になる。「大丈夫」と笑っていると、本当に大丈夫になる。

「最悪だ」と騒いでいると、本当に最悪になる。「大丈夫」と笑っていると、本当に大丈夫になる。 | 小さなことにくよくよしない30の方法

トラブルのとき、どんな言葉を口にするか。

ここで、人生の運命の分かれ道です。

トラブルが起こったとき「最悪」と騒ぐ人がいます。

何かトラブルが起こると、すぐ「最悪、最悪」と騒ぎ立てます。

深刻なトラブルが起こっているのかと思いきや、そうとも限りません。

小さなトラブルが起こっても「最悪」と騒ぎます。

トラブルの度合いは関係なく、口癖になっています。

別に気にする必要はないように思えますが、ただの口癖とはいえ悪影響があります。

最悪とは「最も悪い状態」を意味する言葉です。

本人は軽い気持ちで言っているかもしれませんが、安易な使い方はよくありません。

自分で発した言葉は、自分の耳で聞くことになります。

暗い声でネガティブな言葉を発すると、暗い響きと暗い言葉を聞くことになります。

「最悪」という口癖があると、マイナスの自己暗示が働き、どんどん気持ちが暗くなります。

心の闇が広がって、ネガティブ思考がエスカレートする。

「最悪」と騒いでいると、本当に最悪になってしまうのです。

冗談半分であっても、言わないほうがいいでしょう。

少なくとも、ポジティブな言葉ではありません。

騒いだところで、余計に苦しくなるだけ。

ちょっとしたことで、すぐ「最悪」と騒いでいると、小さなトラブルでも大きく感じてしまいます。

最悪と騒いでいると、どんどん体が重くなって、ため息ばかり出るようになります。

トラブルのとき、心がけたい言葉があります。

「大丈夫」という一言です。

トラブルが起こったら、にこにこしながら「大丈夫」と言いましょう。

たとえ深刻なピンチのときでも、笑顔で「大丈夫」と言っておけばいい。

大丈夫とは「問題ない」「乗り越えられる」「心配はない」という意味です。

「大丈夫」と言っていると、プラスの自己暗示が働き、本当に大丈夫であるように思えてきます。

自分に「大丈夫」と言い聞かせることで、興奮が落ち着き、冷静を取り戻せます。

心が安定して、平常心を取り戻せます。

失いかけていた余裕が戻り、心の器も大きくなります。

笑顔になっていると、心が上向いて、気持ちも明るくなってきます。

「大丈夫」と笑っていると、本当に大丈夫になるのです。

ピンチのときこそ「大丈夫」という言葉が有効です。

たとえ最悪の状況でも「大丈夫」と言うことが大切です。

あなたをピンチから救うおまじないなのです。

小さなことにくよくよしない方法(16)
  • トラブルが起こったら「大丈夫」と言いながら笑う。
知らないことは恥ずかしくない。
「知らない」と言えないこと、知ろうとしないことが恥ずかしいのだ。

小さなことにくよくよしない30の方法

  1. 過ぎ去った過去にくよくよするな。
    これからの未来にわくわくしろ。
  2. くよくよする暇があるなら、仕事をしよう。
    仕事をすることが、くよくよから抜け出す近道。
  3. 叱ってくる相手は、嫌な人に化けた神様。
  4. トラブルを乗り越えやすくなる魔法の呪文。
    「大丈夫。
    大したことない。
    いつものこと」
  5. 忙しいときの表情が、あなたの未来を決める。
  6. 成長が遅いのではない。
    着実に力を身につけているのだ。
  7. 人間関係が嫌になれば、切るのではなく、距離を置く。
  8. 悩んでいるのは、成長している証拠。
    悩まなくなったら、成長が止まっている証拠。
  9. 嬉しいこと・楽しいことだけが人生ではない。
    苦しいこと・悲しいことも人生。
  10. 足を踏まれたときの態度が大切。
  11. 昨日しなかったことを後悔するな。
    くよくよするくらいなら、今日の仕事に取り組もう。
  12. 小さなけがをしたら喜ぼう。
    大けがでなくてよかった。
  13. 明るい性格だから、明るい場所に行くのではない。
    明るい場所に行くから、明るい性格になる。
  14. 遠回りをすることになったら、こう考えよう。
    「いい運動になる」
  15. 急なトラブルが発生したら、こう考えよう。
    「神様が作ったジェットコースター」。
  16. 「最悪だ」と騒いでいると、本当に最悪になる。
    「大丈夫」と笑っていると、本当に大丈夫になる。
  17. 知らないことは恥ずかしくない。
    「知らない」と言えないこと、知ろうとしないことが恥ずかしいのだ。
  18. 失敗して中断するのではない。
    勢いに変えて継続するのだ。
  19. 嫌なことを思い出すときのお約束は、不快感を引きずらないこと。
  20. 体が傷ついたときは「痛いの痛いの、飛んで行け!」。
    心が傷ついたときも「痛いの痛いの、飛んで行け!」。
  21. 「ついてない」と言ってはいけない。
  22. アンチとは、真面目に向き合わず、とことん無視するのが一番。
  23. 話が平行線になったらどうするか。
  24. 「そんなの常識だよ」と言う人が、一番常識をわかっていない。
  25. タクシーに無視されたときは、こう考えよう。
    「乗らなくてよかった」
  26. 何度も同じことを聞かれたら「心を大きくするチャンス」と考える。
  27. チャンスに恵まれない時期は「チャンスをつかむための準備期間」と考える。
  28. 過去と未来を考えるとき、ストレスを感じる。
  29. 無駄は、20パーセントまで許容範囲。
  30. 負けても、くよくよしない。
    勝っても、偉そうにしない。

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