誠実とは何か。
誠実とは、言葉や行動に嘘・偽り・ごまかしがなく、真心のこもっていることをいいます。
誠実であることは簡単そうに思えますが、いつの間にか不誠実な行動をしている場合が少なくありません。
たとえば、次のような行動に心当たりはありませんか。
どれも重大な問題ではありません。
日常の小さなマナー違反。
1回や2回くらいで、不仲になったり喧嘩になったりすることはないでしょう。
たとえトラブルが起こったとしても、謝れば、すぐ解決する問題です。
悪気はなくても、時に魔が差して、責任逃れや責任転嫁をしてしまうこともあるかもしれません。
しかし、やはり誠実に欠ける言動であるのは事実。
「少しくらいいいよね」「ばれなければいいよね」という油断があると、つい不誠実な言動を行うことがあります。
不誠実な言動をするたびに、少しずつ信用が失われ、失望されていくのです。
そのため尊敬される人は、常に誠実であることをモットーにしています。
どれも小さなことですが、少しずつ信用が積み重なっています。
常に真剣で真面目です。
誠実な人が嘘をつくのは、冗談やジョークのときくらいです。
だから多くの人から、尊敬されます。
尊敬される人になりたいなら、あらためて誠実を意識することです。
「これをすれば誠実になれる」というものではありません。
誠実とは、その人の総合的な言動の積み重ねで判断されます。
小さなことでも、嘘や偽りがなく、真心のこもった言動を徹底することが大切です。