執筆者:水口貴博

同棲がうまくいく30のルール

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家事の完全な偏りは、避けておくのが賢明。

家事の完全な偏りは、避けておくのが賢明。 | 同棲がうまくいく30のルール

同棲で家事の担当を決めるとき、注意したいことがあります。

家事の完全な偏りは避けておくのが賢明です。

たとえば「家事はすべて女性側がする」といった状態です。

一方がすべての家事を担うと、大きな偏りが生まれます。

炊事・洗濯・掃除などの家事は、体力や時間を必要とする重労働です。

それぞれは小さな仕事でも、まとまれば大仕事になるでしょう。

家事が偏ると、後から「私だけ家事を頑張っているのはずるい。私はハウスキーパーではない」と不満を持ちます。

同棲前はいとおしかったパートナーの寝顔が、憎たらしく思えるようになってしまいます。

同棲の不満として蓄積されていき、いずれ2人の不仲につながることになります。

家事の担当を決めるなら、パートナーが生活費全額を支払っている場合を除き、2人で分担するのが賢明です。

できるだけ2人の仕事が平等になるような決め方にします。

人によって好き嫌いや得手不得手があるため、多少の偏りは許容範囲ですが、完全な偏りは避けておきましょう。

たとえ相手が「料理はできない」「掃除は苦手」などと主張してきても、気安く納得しないこと。

料理や掃除が苦手であっても、できるようにしてもらいます。

けがや病気をしているわけでなければ、本人のやる気次第です。

すでに完全な偏りが生まれている状態なら、さっそくパートナーに家事の協力を切り出しましょう。

今からでも遅くありません。

自分から言わなければ、パートナーから言い出す状況は考えにくい。

早めに言っておかないと、役割がどんどん固定されていきます。

今後の2人の関係に強く影響する点ですから、面倒であってもきちんとしておくことが大切です。

同棲がうまくいくルール(9)
  • 家事の完全な偏りは、避けるようにする。
家事は、頑張りすぎなくていい。
幻滅されない程度で十分。

同棲がうまくいく30のルール

  1. 「彼氏彼女」である前に「一緒に暮らす仲間」として見ること。
  2. 同棲で大切な3つの精神。
    「譲り合いの精神」「感謝の精神」「助け合いの精神」。
  3. できるだけ明るい同棲を心がけよう。
  4. 家事の役割分担を決めるときの5つのポイント。
  5. ルールは、ほどほどが大切。
  6. ルールを作るときは、理由が大事。
  7. できるだけ一緒に食事をするほうがいい。
  8. 同棲を始めても、挨拶は省かない。
  9. 家事の完全な偏りは、避けておくのが賢明。
  10. 家事は、頑張りすぎなくていい。
    幻滅されない程度で十分。
  11. 家事に完璧を求めない。
    7割できたらよしとする。
  12. 同棲を始めても、2人の財布は別々にしておくほうがいい。
  13. 同棲中でも、プレゼントの習慣は大切。
  14. プライベートの仕切り線を話し合っておこう。
  15. インテリアの色に迷ったら、白が無難。
  16. 同棲であっても、最低限のプライバシーは大切にする。
  17. パートナーの趣味やこだわりは、安易に否定しない。
  18. 同棲中でも、下着を見せない配慮が大切。
  19. 悪い癖があるなら、同棲を機に直しておきたい。
  20. 同棲中でも、するべきことはきちんとしよう。
  21. 「同棲しているから集中できない」という言い訳は、したくてもしないほうがいい。
  22. 円滑な同棲に必要な、5つの「ない」。
  23. 「一緒に寝る日」と「別々に寝る日」を両方作ればいい。
  24. 1つのベッドで一緒に寝るなら、掛け布団は2枚用意しよう。
  25. 細かいことまで役割分担を決めるのは非現実的。
    「気づいた人がする」というルールがおすすめ。
  26. 同棲の意義を見いだすなら、一定期間は続ける必要がある。
  27. 自宅に異性の友人を呼ぶのは、基本的に控えるのが無難。
  28. 自宅に友人を招くときは、2人で対応するのが基本。
  29. 2人で丁寧に決めたルールであっても、時には見直しも必要。
  30. 同棲でペットを飼うときの5つの注意点。

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